部品屋根性(106) Sharp GP1UXC41QSで赤外リモコンの波形を再取得

Joseph Halfmoon

別シリーズで38kHz搬送波の赤外線リモコン波形を取得。しかしそのレシーバモジュールは「怪しい」ものです。メーカ名不明。それだけでなく動作も怪しいです。しばらく置いておく「どこか接触悪いの?」という感じで動作が不安定。手元在庫を調べたら出所明らかなデバイスを発見、同じことをやりなおしてみました。波形安定。バッチリだ。

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Sharp GP1UXC41QS

手元在庫を調べていて発見したデバイスは逃げも隠れもないSharp製であります。といってもかなり古いものです。御本家様の日本語ページでは見つからなかった(欧州現法ページではあり)ので非推奨扱いなのかもしれません。入手元は明らかで、以下の商品ページからたどれる秋月電子通商殿から購入であります。今も販売継続中みたいだし、よかった。

赤外線リモコン受信モジュール GP1UXC41QS

波形を取得した別件記事

「何をいまさら」赤外線リモコンの波形を取得したいと思ったのかも含めて、データ取得の記事は以下であります。

IoT何をいまさら(123) 38kHz IR receiver,赤外リモコンの波形を取得

一応ね、波形は取れているように見えるのだけれど、ちょっと時間を置くと動かなくなっていたりするのね。。。これでは、後で「いろいろ」実験するのがためらわれます。そこで出所明らかな部品に変更してみた、と。

再取得したデータ

送信用のリモコンは出所不明のこれまた「怪しい」リモコンですが、データ送信自体は安定して動作しているのでこちらはそのまま。以下では波形を貼り付けてますが、実際は後の「Scilab処理」を念頭にCSVファイルとして出力してあります。

    • ボタン0を押したときの波形

button0

    • ボタン1を押したときの波形

button1

    • ボタン2を押したときの波形

button2

    • ボタン3を押したときの波形

button3別件でのように「手動」にて解読はいたしませんが、まあ、予定通りのデータが取れているようだ、ということで。

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