忘却の微分方程式(8) OMNotebookに手こずる

JosephHalfmoon

前回から、OpenModelicaの「モデリングの心」を学ぶべく、OMNotebook上のDrModelicaを読ませていただいております。とはいえ、Exercise無しの手抜き学習。先の短い年寄りならばそれも許されようと(本当か?)しかし、OMNotebook、素晴らしいソフトだと思いつつも、「ケッ、なかなか思ったように動かねえなコイツ」と心の中で悪態をついておるこのごろ。 “忘却の微分方程式(8) OMNotebookに手こずる” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(20) RISC-V、nop、mv、li??

JosephHalfmoon

別シリーズに (93) (94) (95) とRISC-Vのアセンブラねたを仕込んでしまいました。一応、アセンブラは「こちら」というこで引っ越しをすることにいたしました。今後はRISC-Vのアセンブラねたはこちらということでお願いいたします。ま、どちらでも大した違いはないんでありますが。しかし、何か月ぶりのシリーズ再開だ? “ぐだぐだ低レベルプログラミング(20) RISC-V、nop、mv、li??” の続きを読む

Literature watch returns(18) MAiX MAniaX、aNo研[著]

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前回、年甲斐もなく同人誌即売会的「技術書」に手を出して?しまいましたが、今回も「それ」です。商業出版社の出版物ではありませんが、ネットで入手可能。たかだか132ページの「小冊子」ではありますが、Kendryte K210にご興味のある方には必携の一冊じゃないかと思います。

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鳥なき里のマイコン屋(95) Longan nano、RISC-Vデバッガ

JosephHalfmoon

前回前々回とLongan nano上でアセンブラなど触り始めると、欲しくなるのがデバッガであります。大したプログラム書くわけではないので、Cであれば「伝統の」printfデバッグでもなんとかなりますが、アセンブラだと、やはり「止めて」レジスタなど見たくなる。そこでこれまたお手頃価格のデバッガ購入。

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忘却の微分方程式(7) OMnotebookでModelicaを学ぶ

JosephHalfmoon

前回は、つい易きに流れてブロック図の方に行ってしまいました。これでもかなりな事は出来そうだし、第一に絵が面白いです。でもね、どうもModelicaというものをちゃんと知るためには、「Modelica言語」を避けては通れないみたいです。例によって楽して学べるものはないかいな、とインストールされたソフトウエアをみてみると、ありました。OMNotebookというものが。 “忘却の微分方程式(7) OMnotebookでModelicaを学ぶ” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(94) Longan nano、アセンブラその2

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前回、何もしないで「行って来い」だけのアセンブラ関数を書いて、生成されたオブジェクトコードを眺めてみたときに、ちと気になったことがありました。RISC-V用のツールチェーンのobjdumpがディスアセンブルしたコード、16ビット幅でした。その辺に転がっている資料をみるとRISC-Vの命令は32ビット幅の筈。なぜ?

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鳥なき里のマイコン屋(93) Longan nano、アセンブラ関数を呼び出す

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前回、割り込みを使うにあたって、Longan nanoはRISC-Vコアといいながら、RISC-Vのことなんぞ、ちーとも勉強しないまま、漫然とCでコーディングしている具合の悪さを痛感いたしました。やはりコアを知るべきでしょう。そのためにはアセンブラで書いてみるのが一番。つらつら本を読んでも右から左に忘れてしまいますが、コーディングしてバグったことは忘れない?

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忘却の微分方程式(6) OpenModelica、触ってみる

JosephHalfmoon

前回、インストールしたOpenModelicaにいよいよ触ってみたいと思います。しかしね、どこから始めたら良いのか。OpenModelicaもまた、複数の峰々が並ぶ深い山塊に例えられるかもしれません。登り口次第で入りやすいところもあり、そうでないところもあり。

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鳥なき里のマイコン屋(92) Longan nano、外部割込み

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前回は、Longan nanoのADコンバータを動かしてみましたが、なるべくまだ触っていないDMAとか割り込みとかには触れないようにソフトトリガの単発変換でした。今回は、積み残しの機能からまず割り込みを使ってみたいと思います。でもね、ちゃんと読んでいないのだRISC-Vの割り込みの仕組み。 “鳥なき里のマイコン屋(92) Longan nano、外部割込み” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(91) Longan nano、ADC 単発変換

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Longan nano(Sipeed社製ボード)は、 GigaDevice Semiconductor社のRISC-Vコア搭載32ビットマイコンGD32VF103を搭載しています。低価格なだけあって、マイコンとしては小ピンの部類のパッケージバージョンですが、周辺は充実、なかなか全てを触りきるまでに至りません。本日はかねて懸案のADコンバータを触ってみます。

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忘却の微分方程式(5) OpenModelica、インストールのついでに

JosephHalfmoon

前回まで、ブロックダイアグラムを描けば、微分方程式も「解けて」しまうScilab+Xcosを触っておりました。そこでついつい(手が滑った?)Modelicaモデルなるものにまで触れてしまいました。Xcosがもっているもともとのブロック共とは異なる出自で、異なる「考え方」の「部品」です。調べてみるとModelica自体は、「モデリング」のための言語処理系でもあり、ライブラリでもあり、なかなか面白そう。そこでついついModelicaネイティブな処理系に手を出してみることに相成りました。

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鳥なき里のマイコン屋(90) Longan nano、microSD

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RISC-V搭載、お手頃価格でカラーLCDまで背負った小型マイコンボードLongan nano、比較的順調にLCD/LED/DAC/UART(USART)/I2Cと動かしてまいりましたが、今回はmicroSD(TFCARD)であります。ボード下面にスロットがあります。Readはね、何の問題もなかったんですが、Writeに問題あり。 “鳥なき里のマイコン屋(90) Longan nano、microSD” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(89) Longan nano、I2CでAQM1602

JosephHalfmoon

RISC-V搭載の超お手頃価格マイコン開発ボードLongan nanoを触ってみております。LCD、LED、DAC、USART(UART)と来たので、本日はI2Cであります。同じシリアル通信といっても、お互い取り決めだけで勝手に投げつける感のある、RX/TXのみの非同期シリアル(UART)にくらべると、I2Cはいろいろ確認しながら通信する分安心でもあり、面倒でもあり。テスト通信のお相手は毎度おなじみの秋月通商AQM1602であります。 “鳥なき里のマイコン屋(89) Longan nano、I2CでAQM1602” の続きを読む

忘却の微分方程式(4) Xcos、Modelica、RC回路に手こずる

JosephHalfmoon

懐かしのアナログコンピュータに触発されて、ついつい微分方程式の大平原に踏み込み、ScilabのXcosへとやってきました。ブロックダイアグラムを描いたらば、微分方程式が解ける優れものです。しかしね、そのブロックダイアグラムったら、微分方程式を書き出さねばとても描けない。抵抗1個にコンデンサ1個の回路でも、私の頭の中には思い描けない。回路図なら簡単なのに。 “忘却の微分方程式(4) Xcos、Modelica、RC回路に手こずる” の続きを読む