
Rabbitシリーズ(販売元Digi社)のプロセッサはZ80「オマージュ」製品といっていいでしょう。しかし、Z80の盲腸化した仕様をチマチマ活用して拡張していた3000シリーズまでと比べると、4000シリーズ以降では大胆に拡張してます。そのレベル、もはや魔改造。Z80大好きな「中の人」が好き勝手やり放題でなかったかと。 “うさちゃんと一緒(19) Z80の魔改造?Rabbit4000のオペコードマップ その1” の続きを読む
デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく
Rabbitシリーズ(販売元Digi社)のプロセッサはZ80「オマージュ」製品といっていいでしょう。しかし、Z80の盲腸化した仕様をチマチマ活用して拡張していた3000シリーズまでと比べると、4000シリーズ以降では大胆に拡張してます。そのレベル、もはや魔改造。Z80大好きな「中の人」が好き勝手やり放題でなかったかと。 “うさちゃんと一緒(19) Z80の魔改造?Rabbit4000のオペコードマップ その1” の続きを読む
前回はモジュールをパラメータ化して再利用しやすくしてみました。今回は、シミュレーション結果をテキストファイルに落として機械的な照合や回帰テストをしやすくしたいと思います。作成した回路を最初観察するときは波形ビューワー使っても、シミュレーションは何度も行うものなので結果確認は自動化しておかないと後が大変。 “帰らざるMOS回路(29) Icarus Verilog、検証用テキストファイル出力” の続きを読む
前回まで練習してきた即値でビット数を指定するシフト、ローテイト命令はビットフィールド転送とレジスタ抽出命令のエイリアスでした。しかしシフト、ローテイトには「片割れ」があります。レジスタでビット数を指定できる命令です。そちらも「エイリアス」あり、といいつつ、こちらはモロそのものじゃん。
前回つい手がすべってタイトルに「その1」と書いてしまったので今回は「その2」です。蛇足な感じがしないでもないです。参照させていただいております線形代数の教科書(馬場先生)では3次の正方行列のジョルダン標準形をいくつかに分類し、それぞれに解法を懇切に示されているのです。しかし、当方手順は前回と同じ。いいのかそんなことで。
前回、三上先生のサンプルプログラムで、甲子園中継が受信できたと喜びました。しかし1点疑問あり。サンプリング周波数は900kHz(ナイキスト周波数は450kHz)なのに、受信したNHK第1放送(東京)は594kHzです。なぜ受信できるの?ここで登場するのがアンダーサンプリングとBPF(バンド・パスフィルタ)です。 “手習ひデジタル信号処理(50) SDR、アンダーサンプリング、ナイキスト周波数より高い信号” の続きを読む
今回のデータは米国の(半世紀くらい前の)金融機関らしい組織の事務職員のアンケート調査みたいなものの集計らしいです。R言語の処理としては線形回帰の練習データです。淡々と処理はできるんじゃないかと思いますが、人事情報的な「意見」の集約なので「その意味」がとても気になります。データとしてはすべて%で表される数値なのですが。
“データのお砂場(44) R言語、attitude、%で測れる「態度」ってなんなのよ?” の続きを読む
前回までのビットフィールド転送命令群と比べて今回のレジスタ抽出命令EXTRの動作は分かり易いです。エイリアスもシンプル、たった1個。ROR(右ローテイト)命令だけです。ただ、左にシフトして取り出すような操作のEXTRに対して、詰まっているデータから見ると右ローテイトに見えると。左右が時々混乱するのは私だけ? “ぐだぐだ低レベルプログラミング(77)ARM64(AArch64)、EXTR、RORでもある” の続きを読む
テキトーに書いても走る(走ったように見える)言語もあれば、走る前に阻止される言語もあります。どうもRustは後者であるようです。Rustでの文字列のとり扱いを始めましたが、Cの文字列に慣れた頭でいると、いろいろ転換せねばなりませぬ。文字列を配列とみて添え字でアクセスするような方法は禁止じゃと。 “やっつけな日常(32) Rustに入ればRustに従え、文字列操作、おっかなびっくり その1” の続きを読む
前回まで、「対角化」などを「それなりに手順」を踏んで行ってきました。今回のジョルダン標準形への変換はどうしようか迷いました。そのものズバリのJordan行列を扱うパッケージ diag をloadすれば、ほぼ1撃で変換できてしまう。まあ、出来ることをわざわざ刻むことも無し、お楽が一番。手順のみ確認させていただきます。 “忘却の微分方程式(57) 反復練習20、ジョルダン標準形への変換その1” の続きを読む
前回までに、Arm Cortex-M4コアのSTM32F446マイコンでの「ダイレクト・サンプリングSDR実験」用フロントエンド回路が出来上がりました。これからSDRのお勉強に入りますが、初回は早速AMラジオを受信してみます。なんたって三上先生のサンプルプログラムのバイナリがあるので、書き込めば動く筈。
前回は演習用の人工データでしたが、今回は自然現象の観測データです。米国カリフォルニア州内で発生した23個の地震のピーク加速度データです。古いデータのようですが比較的デカイ地震ばかり。震源までの距離とピーク加速度の間に関係性を見出すための練習データに見えます。しかし多くの日本人は知っています。地震は一筋縄ではいかねーと。