
前回はDashboardの audio outノードを使って、文字列から「言葉をしゃべる」TTS機能を使ってみました。今回は、NodeREDエディタ上で音声を鳴らす play audioノードに wav形式の「バイナリバッファ」を食わせて音が鳴ることを確かめたいと思います。バイナリファイルからの読み出しには file inノードを使用。NodeREDサーバー機上のローカルファイルシステムから読み出します。
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ATSAMマイコン関係がこちらへ移動したので、「跡地」にESP-EYEをESP-IDF環境で「やっつけよう」という試みが越してまいりました。AIとか、カメラとかまずは置いておいて、ESP32なんだからWiFiで通信できるところから出発すべきだろう、と。ESP-IDF、資料有りすぎ、読むのが辛いです。イケないけれども伝統の試行錯誤法でアプローチ? “IoT何をいまさら(102) ESP-EYE, ESP-IDFでWiFiスキャン” の続きを読む
前回はFreeRTOSのスケジューラを起動をしたものの、Taskは1個だけでスケジューラのご利益はありませんでした。今回はTaskを2個にして、Blocking APIを使って「自主的に」制御権を手放すのと「プリエンプティブ」に制御権を取り上げて再スケジュールするのと両方のケースを観察してみたいと思います。実験に使用するのは、前回に続きSAMD21マイコン搭載Seeeduino XAIOボードです。 “モダンOSのお砂場(29) FreeRTOS、プリエンプティブなスケジューリング” の続きを読む
RISC-VインタナショナルがVectorなどの拡張命令セット多数を制定したとのニュースが流れるなか、こちらはようやく64ビット命令に入ります。前回まで32ビットのRISC-V、GD32VF103でしたが、今回からは64ビット、Kendryte社のK210です。前回同様VSCode+PlatformIOでのビルドは同じ、しかしプラットフォームが異なるのでまずはアセンブラ命令を走らせる環境の確認から。
ラズパイPico関係の投稿が増えてきたので、総目次を新設し、あちこちに散在する投稿へのリンクを整理中です。ついてはラズパイPico専用で1シリーズを設けました。「Pico三昧」ですぞ。栄えある?第1回は以前Pico上のMicroPythonでやったことのある定番のシフトレジスタ74HC595の接続です(新味が無いな。)
年寄りの冷や水、R言語を標準インストールすればもれなくついてくるサンプルデータセットを、使い方も良く分からぬまま、それどころか統計も勉強せずに、端から触ってみるというやっつけでご乱心な第2回は BJsales と BJsales.lead であります。なんだかよく分からないデータです。先行指標ってやつ?どんだけ先行してんだろ。 “データのお砂場(2) R言語、BJsales よくわからないけれど「先行指標」?” の続きを読む
今回から、IIRフィルタに入ります。前回までのFIRフィルタに比べると、計算負荷(あるいは回路規模)は小さくなるけれども、「いろいろ」あって難しい、と。ちょっと上級生になった感じで嬉しいです。まずは、基本形を出発点に、さっそく計算精度の問題の一端を垣間見ることになるみたいです。浮動小数点処理でもグラグラするのね。
前回は微分ということで、今回は積分です。わたしゃ自慢じゃないですが、積分が出来る気がしません。それもあってのMathematicaとMaximaに頼りたい症候群であります。今回は表面的なところを、おっかなびっくり、なでてみたいと思います。積分に関しては、Mathematicaの方が「分かり易い」感じ。何といっても入力の形からして。 “忘却の微分方程式(25) 積分、MathematicaとMaxima” の続きを読む
前回 M5ATOMLiteのADCにCdSセルを接続し、値を読み取ることができました。今回は測定値をサーバ機Raspberry Pi3上のNodeREDに報告です。DHT11、BMP280と「既に通ってきた道」なので以下同文でOK、っと思ったら温度、湿度グラフのところにバグが。。。まあついでに修正。
前回は、ESP32上のFreeRTOSでした。しかしESP32だと出来なかったことがあるのです。スケジューラの起動。ESP32の場合FreeRTOSが動いているのが前提なので、こちらに制御がもらえる前にスケジューラが動いてます。一方、最近手に入れたSAMD21機Arduino環境では、スケジューラを自分で立ち上げればFreeRTOSできる、という仕組み。
前回ボード入手のKendryte、K210についてC/C++で恒例Lチカをしてみたいと思います。以前はK210についてはMAiX PyというMicroPython環境ばかりでしたが、C/C++でも環境が整ってきたようで随分使えるようになっていました。ビルドに使う環境はWindows PC上の VSCode + PlatformIO です。