ぐだぐだ低レベルプログラミング(122)ARM64(AArach64)LDP/STP

FLDP_asm_EC
Joseph Halfmoon

似たような命令を何度も練習しているのも、A64の命令が多すぎるからと同じ文句を垂れてます。今回は浮動小数/SIMD(スカラー扱い)レジスタの「ペア」を一度にロード、ストアするLDP命令とSTP命令です。この命令とは別に複数レジスタを一度にロードできるベクトルロード、ストアもあるのだけれども、また後で。

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RustにいればRustに従え(16) rp2040-project-template

RPblink2
Joseph Halfmoon

前回rp-halのお陰でrust言語で書かれたサンプルソースをビルドし、Raspberry Pi Picoに書き込んで動作確認ができました。しかしHALのサンプルプロジェクトをHALの環境内でビルドしただけです。自前のプロジェクトを作りたいのだけれどどうしたら良いの?なんかメンドクさそうだし。そんなことはお見通し。

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忘却の微分方程式(102) 反復練習65、くり返し積分その2、Maxima

RepeatInteg2
Joseph Halfmoon

前回の繰り返し積分は、積分範囲x、yの上限、下限が定数で押さえられていました。つまりxy平面でみれば積分範囲は長方形でした。今回は一歩前進?xに対してyの範囲はxの関数っす。積分範囲にマルでも三角でももってこい、という感じ。でもMaxima様にお願いしたら、何のこともなくお答えが求まると。何も考えねよ~ “忘却の微分方程式(102) 反復練習65、くり返し積分その2、Maxima” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(171) MCC MelodyとMCC Classicどっち?

Melody_OR_Classic
Joseph Halfmoon

PIC素人がMPLABのMCC使用にあたり「新しい方が良い」と短絡。以前の回では「新しい方」MCC Melogyを使用。しかし「古い方」MCC Classicが残っているのには立派な訳があることに気づきました。今回は、TIMERを使ってみるついでにMCC Classicを使ってみます。どっちもどっち?よくわからんが。

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データのお砂場(88) R言語、warpbreaks、織機での「糸切れ」回数、糸と張力

warpBreaksPlot
Joseph Halfmoon

R言語所蔵のサンプルデータセットをABC順(大文字先)で見ています。今回はwarpbreaksです。ワープで何を思い浮かべるかは人それぞれかと。織機を思い浮かべるのは「正統」ではあるけれども少数派ではないかと想像。宇宙船想像するのが日本人の多数派か?GPUなどプログラムしている人は計算単位のワープを思い出すかも。
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オプション沼(22) gcc、Wnull-dereference、最適化しないと効かない3

Wnull_defreference_testcode
Joseph Halfmoon

前回前々回と最適化をかけた時だけ働いてくれる警告オプションを見ました。最適化の副産物として、ついでにチェックしてやるみたいな。大人の事情ね。ちょっと興味をもって調べてみたら、そういうオプションまだまだあるみたいっす。今回のWnull-dereferenceもそういうオプションのひとつであります。

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鳥なき里のマイコン屋(170) デモボード搭載マイコン、PIC16F1829に交換

PIC16F1829onDemoBoard
Joseph Halfmoon

前回、長らく眠っていたPICkit2がWindows11で復活。いざ活用と思った矢先、PICkit2のターゲットボード搭載のマイコンPIC16F690はMCC非対応という事実が突き付けられました。MCC無はメンドイ。なんとかならんものか?一瞬で光明が見えました。マイコンを交換したらいいんじゃね、PIC16F1xxxに。
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鳥なき里のマイコン屋(169) 復活! PICkit2 で読み書き出来たものの

PICKit2_LPCountDemoBoardA
Joseph Halfmoon

前回前々回と8ビットPICマイコンを動かしてみたので、思い出したものがあります。引き出しの奥底に眠っていたPIC用プログラマ PICkit2とそのターゲットのデモボードです。しかし、公式サポートからは消えているPICkit2、Windows11上で動作させられるのか?先達の方のお陰でお楽に復活。あざ~す。

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GoにいればGoに従え(23) TinyGo、シリアル接続LED、micro:bit v2

MB20_OST4ML5B32A
Joseph Halfmoon

別シリーズにて数珠繋ぎに多数個シリアル接続可能なフルカラーLED、OST4ML5B32Aの点灯実験実施。今度はTinyGo+micro:bit v2 でも接続試験を行ってみました。よくあるNeoPixelとは違って「3値論理」の信号使ってます。中間電位を積極的に使うロジックIFにヤバさを感じつつ、Let’s go的な。

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MicroPython的午睡(110) ESP32版、btree + json が一番お楽?

Restored
Joseph Halfmoon

前回、MicroPythonで使えるキーバリュー型のデータベースbtreeを使用。いつものPythonの辞書型と似た操作方法でお楽です。ただ一点メンドクセーのが、「bytes型ライクな」オブジェクトでないと格納できない制限です。直接格納できないデータがあったときにどうするのがお楽か。やっぱりJSON化がいいんじゃない。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(121)ARM64(AArach64)LDUR/STUR

FLDUR_STUR_EC
Joseph Halfmoon

今回も「A64の命令多すぎ」感を醸し出す命令であります。浮動小数とSIMD(スカラー扱い)レジスタに対するロード、ストア命令の「一翼を担う」LDUR/STUR命令です。似たアドレシングモードはLDR/STRでも使えるのだけれども、ちょっと違うんだと。Armの八方美人的体質の成せる技?あれば使ってしまうの道理かと。

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鳥なき里のマイコン屋(168) PIC16F18855で吉例Hello World.

HelloWorld
Joseph Halfmoon

前回、久しぶりにMicroChip社の8ビットマイコンを使って吉例Lチカ。遥か昔の記憶でPICはメンドイという意識があったのですが、そんなことはありませんでした。MPLAB X IDEに「標準装備」されたMCCでスイスイです。今回はこれまた吉例Hello Worldを実施。UART1個しかないのに端子は2組、なぜに?
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RustにいればRustに従え(15) Rustによる ラズパイ Picoで吉例Lチカ

RaspberryPiPicoBlinkEC
Joseph Halfmoon

忘却力の年寄はRustに慣れないので過去回ではズルズルとLinux上で練習。しかしマイコン用のプログラムをRustで書くことが目標です。PC上での練習を切り上げてマイコン用のクロス開発へ突入。今回はターゲットRaspberry Pi Picoのクロス開発環境をWindows11上に構築、吉例Lチカまでやってみます。

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忘却の微分方程式(101) 反復練習64、くり返し積分その1、Maxima

repeatIntegF
Joseph Halfmoon

前回で長きにわたった「多変数関数の微分」を終えられた(ホントか?)ので、今回から「多変数関数の積分」デス。一難去ってまた一難という感じか?実際に計算しているのはMaxima先生なので私は何も苦労はないのですが。今回は積分領域Dが長方形で定数で決まる繰り返し積分。重積分へいたる中では一番お楽な感じの奴らか。
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