鳥なき里のマイコン屋(166) Picoのビルドにみる、リンク後のファイル形式いくつか

UF2dumpComment
Joseph Halfmoon

別件記事でWin11上でサンプルプログラムのビルドをしましたが、そこで複数種類のオブジェクトファイルが生成されてました。実際にフラッシュへ書き込むのはその中の一種類なのですが、この際ROMに書き込めるオブジェクト形式についておさらいしておくべい、と考えました。お世話になっている割に忘れてる存在っす。 “鳥なき里のマイコン屋(166) Picoのビルドにみる、リンク後のファイル形式いくつか” の続きを読む

Pico三昧(16) Win11上にPicoの開発環境インストール、ずいぶんお楽になっていた

PicoSDK1_5_Win11
Joseph Halfmoon

ほぼほぼ1年近く「Pico三昧」休止してしまいました。理由はメンドかったからデス。Picoの開発ホストにラズパイ4を使っておったのですが、ラズパイ4を立ち上げて「さらにPicoを接続」という1手順がメンドイばかりに1年も。そこで今回は普段使っているWindows11機上にPico環境をインストールしました。

“Pico三昧(16) Win11上にPicoの開発環境インストール、ずいぶんお楽になっていた” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(113)ARM64(AArach64)積和演算4種の違い

testFormulaC
Joseph Halfmoon

前回、浮動小数の積和演算はfused演算だということで、fused演算とそうでない計算の微妙な差を味わいました。今回は残りの積和演算命令を一気にやってみます。というか4つ並べて実行してその差をみるとようやく4個ある意味が良く分かるから。A64の命令多すぎるからさっさとやりたいというのも心の底にあり? “ぐだぐだ低レベルプログラミング(113)ARM64(AArach64)積和演算4種の違い” の続きを読む

GoにいればGoに従え(16) TinyGo、6軸センサに誰?と micro:bit v2

LSM303AGRb
Joseph Halfmoon

第13回でmicrobit v2とv1.5のI2Cバスの差について調べました。しかしv2の内部I2Cバスについては触ってません。内部I2Cバスには3軸加速度センサと3軸電子コンパスが接続されてます。手元のmicro:bit v2ではLSM303AGRという1チップで両方できる優れもののデバイスが搭載されています。

“GoにいればGoに従え(16) TinyGo、6軸センサに誰?と micro:bit v2” の続きを読む

データのお砂場(79) R言語、state、米国50州のFacts and Figures

step4p
Joseph Halfmoon

今回のデータは米国50州の「各種」データです。見ていて飽きませんが、例によって古いです。ほぼ50年以上前にまとめられたデータですが、項目によっては100年近く前に遡るデータもあり。まあこの手のデータだと、地図上に表したくなるのが人情?というもの。実際、処理例では米国地図を描いて一部を表示してみてます。地図の練習回? “データのお砂場(79) R言語、state、米国50州のFacts and Figures” の続きを読む

MicroPython的午睡(102) ESP32版、8 bit のDAC使えた

ESP32_DAC_DUT
Joseph Halfmoon

別シリーズ記事のルネサスRX631マイコン上のRubyでDAC出力をやってみたので、こちらESP32版のMicroPythonでもDAC出力をやってみます。でもね、いつもお世話になっておりますMicroPythonの「ESP32用クイックリファレンス(日本語)」ページにはDACのこと書いてないです。でも使えると。

“MicroPython的午睡(102) ESP32版、8 bit のDAC使えた” の続きを読む

忘却の微分方程式(93) 反復練習56、合成関数の偏導関数つづき、極座標。Maxima

p_t_diff3_formula
Joseph Halfmoon

前回につづき今回も合成関数の偏導関数です。今回の方が合成前の関数の偏導関数をわらわらと求めて、最終的に合成関数の偏導関数を求めるという点では「ありがち」な感じです(個人の感想デス。)まずは教科書の定理(公式?)に沿って解いてみましたが手数多くてメンドイです。素のままMaxima様にお願いした方がやっぱりお楽。
“忘却の微分方程式(93) 反復練習56、合成関数の偏導関数つづき、極座標。Maxima” の続きを読む

Rubyと一緒(4) GR-CITRUSでDAコンバータを使ってみる、やっぱ10ビットだわ

DAC_OUT_TIM
Joseph Halfmoon

特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボードで組み込みRuby(mruby)してます。前回はデジタル出力とはいえ、LPFなど通せばアナログ出力的に使えるPWMでした。今回はそのものズバリのアナログ、DAC出力を実験してみます。でもね、ちょいと文書の辻褄が合わないんです。どゆこと?

“Rubyと一緒(4) GR-CITRUSでDAコンバータを使ってみる、やっぱ10ビットだわ” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(151) WaveForms、なんとなくVf測定、精度は?

measureVFresult_1N4148
Joseph Halfmoon

前回Digilent Analog Discovery2のWaveFormsソフトウエアをJavaScript制御、実験自動化ぽいことを実施。今回は前回のプログラムに手を入れて、ダイオードのVf測定モドキ(精度は?だけれども)を行ってみたいと思います。まあその辺の「お求めやすい」DMMでも一撃で測れる値だけれども。

“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(151) WaveForms、なんとなくVf測定、精度は?” の続きを読む

RustにいればRustに従え(12) まずはspawnとchannelでマルチスレッド。

spawnParallel
Joseph Halfmoon

前回は素朴な2次元ループ、勿論シングルスレッドで行列積を求めました。今回はこれに手をいれてマルチスレッド化してみたいと思います。調べたところ「データ並列を活用」するrayonクレートというものが魅力的だったのですが、今回はRustのフツー?のthreadを使ってRust風の並列化を学んでいきたいと思います。 “RustにいればRustに従え(12) まずはspawnとchannelでマルチスレッド。” の続きを読む

ブロックを積みながら(114) Node-RED、『はじめてのノード開発』やってみた

Lower-case_help
Joseph Halfmoon

手元のNode-REDのパレットのノード、舐めてみた感があり。ようやく。今回からは「新たな地平」です。自前でノード作ってみるだけなんだけれども。「Node-RED User Group Japan」様のお陰でドキュメント充実。今回は『はじめてのノード開発』なるページをそのままやってみただけ。ノード追加できましたぞ。

“ブロックを積みながら(114) Node-RED、『はじめてのノード開発』やってみた” の続きを読む

GoにいればGoに従え(15) TinyGo、クラスは無いけど。micro:bit v2

MovingAVGstruct
Joseph Halfmoon

一時期、あの言語もこの言語もオブジェクト指向、いえ「クラス原理主義」にハマっていたと思う私メでございます。Go言語にはアカラサマなクラスというものは有りませんが、クラス的な型structと型に引っ付いたmethodがあり。このくらいが私メには丁度いい感じがします。折角なので練習してみました。題材は移動平均とな。
“GoにいればGoに従え(15) TinyGo、クラスは無いけど。micro:bit v2” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(81) Scilab、ライブラリの.binファイルのミスマッチ?

plot_b1_b2
Joseph Halfmoon

前回Scilab comm_tbxの復調(demodulation)系の関数使ってみたけれど動かない、ダメじゃん、とブー垂れました。その後、ライブラリの内部に立ち入ってちょいと調べたところ一部原因が分かってきました。なんだ、直るじゃん。今回はエラーを回避して動くようになった関数使って、askの変調、復調をやってみます。 “手習ひデジタル信号処理(81) Scilab、ライブラリの.binファイルのミスマッチ?” の続きを読む

MicroPython的午睡(101) ESP32版、PWMのサンプルプログラムそのまま

ESP32_PWM_DUT
Joseph Halfmoon

前回ESP32版のMicroPythonが復活したので触っていきたいと思います。よい塩梅に比較対象になるボードを別シリーズで使い始めたのでそちらの進捗とも合わせて、実験してまいりたいと思います。今回はPWM出力であります。キホンのキなのでドキュメントとサンプルも充実。今回はサンプルそのまま動かしてみただけ。
“MicroPython的午睡(101) ESP32版、PWMのサンプルプログラムそのまま” の続きを読む