GoにいればGoに従え(11) TinyGo、micro:bit v2でLED Matrix

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Joseph Halfmoon

前回 micro:bit v2であればTinyGoからもADCが使用できることを確認。前々回まで v1.5で実験していたのですが器材を変更。しかし困った問題が。micro:bitのボード表面の5×5のLEDアレイ、見た目は同じ、でもv1.5とv2では結線が違います。折角作ったv1.5用のインタフェース関数は要作り直し。
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手習ひデジタル信号処理(77) Scilab、コンスタレーション・プロットを使ってみる

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Joseph Halfmoon

前回はEYEプロットの例題をなぞりながら、Scilab “comm_tbx”のplot_eyeの使い方を練習。今回はコンスタレーション・プロット、plot_const、信号空間ダイヤグラムです。デジタル変調信号(IQの複素信号)をIQ平面上にプロットするもの。ちゃんと分離できれば良し、出来んとヤバいよというやつ。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(108)ARM64(AArach64)FCVTxy、整数変換

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Joseph Halfmoon

前回は単精度と倍精度の間のフォーマット変換を行うFCVT命令でした。同じ命令が丸めモードの設定で動作が変わるので厄介でした。今回のFCVTxy命令群(xyのところはいろいろ)は、浮動小数点数を整数に変換するもの。丸めモードフラグには関係なしと喜んだら、かえって組み合わせが増えているでないの?もうメンドくてやりきれない?
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MicroPython的午睡(97) STM32版、RTC、日曜は7、月曜は1

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Joseph Halfmoon

前回、ThonnyIDEにMicroPython機を接続したときに自動設定してくれるRTC日時の曜日がSTM32マイコンにおいては1ズレている、と問題提起?今回はその落穂ひろいです。前回未確認だった日曜日から月曜日に変わるときにRTCのDay Of Weekがラップするところを観察して、確認してみましたぜ。

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忘却の微分方程式(88) 反復練習51、曲線の弧長、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回までは体積でしたが、今回は曲線の長さです。次元が下がった?でもメンドウなことは変わりない?「公式」に当てはめていけばMaxima様はいとも容易く解答をご提示くださるのですが、その先、端的に言うと「宿題のお答え」風に整形するのが辛いです。一撃でやってくれる方法ないのかしら。答えは出ているのだから文句いうなと? “忘却の微分方程式(88) 反復練習51、曲線の弧長、Maxima” の続きを読む

データのお砂場(74) R言語、randu、線形合同法の「乱数は平面に落ちる」とな、ほんとだ

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Joseph Halfmoon

前回は地震の震源?を3次元空間にプロットしたらばプレート界面らしきものが浮かび上がってきました。今回は乱数を3次元空間にプロットすると平面が現れてくるの巻です。最近使われるカッコイい乱数発生アルゴリズムではなく古典的な線形合同法によるものです。VAX FortranのRANDU関数とな。ナツカシー?

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オプション沼(11) Makefileの友? それほどでもない? gccの-Mオプション

helloCairo_M
Joseph Halfmoon

前回につづきプリプロセッサ・オプションです。-Mと-MM。オブジェクトの依存関係をMakefile用に出力してくれるもの。-Mおよび-MMを使用すると-Eオプション同様プリプロセッサ処理までで終了します。Makefileを作るのに役に立つ?でもま最近、Makefileを自分で書くこともあまり無い気がするのですが。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(146) WaveForms、電圧/電流計スクリプト

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」は前回2022年12月号の実習を終えたので再び日本語ページの先端に追いつきました。新たな日本語ページが発行されるまで、第142回で述べたようにDigilent社、WaveFormのスクリプトの使い方を練習したいと思います。今回は単純な電圧計、電流計として動かしてみました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(146) WaveForms、電圧/電流計スクリプト” の続きを読む

RustにいればRustに従え(7) Pascalの三角形を計算、mut無、for 1

pascalTriangle
Joseph Halfmoon

前回mut無でmandelbrot集合を描けたのでフラクタルづきました。こんどはお馴染みシェルピンスキーのギャスケットだと。しかしその前にPascalの三角形だろ~。mCn(コンビネーション; 組み合わせ)が3角形にならぶ中学生の問題。2nのPascalの三角形を偶奇で塗り分けるとシェルピンスキーと。ホントか? “RustにいればRustに従え(7) Pascalの三角形を計算、mut無、for 1” の続きを読む

ブロックを積みながら(109) Node-RED、複数データ系列の重ね合わせプロット

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Joseph Halfmoon

前回SQLiteデータベースの一部のフィールドにフォーマットのエラーがあったのをNode-REDフローから修正。これでようやく目論んでいた「複数データ系列の重ね合わせ」プロットができるというものです。Chart化をイネーブルにしたままデータベースへ複数回のQueryをかけるとそれぞれの系列を重ね合わせてくれるもの。 “ブロックを積みながら(109) Node-RED、複数データ系列の重ね合わせプロット” の続きを読む

IoT何をいまさら(118) ESP32C3版Xiaoで車輪の再発明、スクリーンエディタ?

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Joseph Halfmoon

前回で画面上にメニューを表示したり、情報を画面下部に出力できるようになったので、入力に戻りました。今回はスクリーンエディタ「もどき」を行入力ルーチン使って作ります。最大20行、1画面に収まる範囲ですが、カーソルをもっていて編集(上書きと行の後ろの削除)できるもの。まだバグだらけだけれども入力はできそう? “IoT何をいまさら(118) ESP32C3版Xiaoで車輪の再発明、スクリーンエディタ?” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(76) Scilab、comm_tbx、EYEプロットを使ってみる

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Joseph Halfmoon

前回ScilabのCommunication toolbox(comm_tbx)をインストールしました。今回から試用してみようと思います。信号「観察」のお道具を先にみていくことに。今回はplot_eye(アイプロット)です。「お目目ぱっちり」で良かったねといわれるアレです。例題をなぞりながら使い方を確認っと。

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GoにいればGoに従え(10) TinyGo、micro:bit v2でのADC動作確認

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Joseph Halfmoon

前回まさかのmicro:bit v1.5(nRF51系)ではTinyGoはADCをサポートしていない件発覚。しかしmicro:bit v2(nRF52系)ではADCが使えるような雰囲気。今回は実際にmicro:bit v2でADCでアナログ電圧を読めることの動作確認をしてみました。v2ならば動くし、性能も良いのよ。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(107)ARM64(AArach64)FCVT

fcvt_asm
Joseph Halfmoon

今回はたった1命令、FCVTをエクササイズしてみます。練習に使っているArm Cortex-A72は半精度浮動小数のサポートが無く、以前残念に思ってましたが、今回は無くて良かった、という感じです。単精度があったら組み合わせは3倍、やめてくれです。前回登場のFPCRレジスタのRMビットが活躍します。
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