ぐだぐだ低レベルプログラミング(94)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その5

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Joseph Halfmoon

今回扱うLDP命令には、デスティネーションが2つあります。といって驚いちゃいけません。32ビットのArm命令(A32)には任意本数のレジスタをスポポンと1命令で出し入れするLDM/STMなどという命令まであったことに比べれば、A64は「抑え気味」です。でも言いたくなります。それでもRISCかよ?と。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(94)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その5” の続きを読む

MicroPython的午睡(83) STM32F401RE版、Timer1、クロック周波数

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Joseph Halfmoon

前回タイマとPWM出力端子の関係を調べました。調べ忘れがひとつ。MicroPython的には freq=xxx という形で指定すればよきに計らってくれるので使い方によっては知る必要ないのです。しかし入力キャプチャ機能を使おうなどと考えるとTimerに与えられているソースクロックの周波数を知らずにはいられませぬ。
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忘却の微分方程式(74) 反復練習37、定積分、ムツカしい奴、一発では解けないの?どうする?

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Joseph Halfmoon

定積分の練習を続けてますが、とうとう壁にあたりました。今まではintegrate一発で積分できていましたが、とうとうintegrateに素のままでお願いしても処理してもらえないケースが出てきました。困った。気をとりなおして「弱点克服」教科書通りに事前の準備をして乗り切りました。でも定石覚えてないととけないぞなもし。 “忘却の微分方程式(74) 反復練習37、定積分、ムツカしい奴、一発では解けないの?どうする?” の続きを読む

モダンOSのお砂場(60)Arm Online Compilerからの脱出、まとめ

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Joseph Halfmoon

2022年末にてArm Online Compilerが閉鎖ということでいろいろ試行錯誤してきましたが、いろいろやりすぎて自分でも分けわからなくなってきました。今回は一度立ち止まり、いままでにやってみたことをまとめてみます。簡単とか難しいとか個人の感想です。また調べ切れてないので間違ったことを書いているかもしれません。 “モダンOSのお砂場(60)Arm Online Compilerからの脱出、まとめ” の続きを読む

データのお砂場(60) R言語、islands、島だけでない面積のランキング?

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Joseph Halfmoon

R言語付属のデータセットをアルファベット順(大文字優先)で眺めてます。今回のデータセット名は islands。しかし島ばかりでない、大陸も含めたメジャーな土地の面積の羅列です。なにか統計処理するほどでもない、せいぜいランキングを作るくらい?のもの。クイズ豆知識か?でも眺めてみると意外と知らない名前の島があること。 “データのお砂場(60) R言語、islands、島だけでない面積のランキング?” の続きを読む

ブロックを積みながら(96) Node-REDのJSONビジュアルエディタ

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Joseph Halfmoon

前回からJSONataの練習開始。テスト用に「JSON書くのカッタリー」などと不埒。JSON素人はついカンマを打ち忘れたり、いろいろミスするための自業自得なのであります。しかしそういえばNode-REDにはJSONオブジェクトを記述するためのビジュアルエディタというものも含まれておるのです。今回は「使ってみた」編。

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IoT何をいまさら(111) Xiao ESP32C3、JSONオブジェクトをパブリッシュ

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Joseph Halfmoon

前回Seeed社XiaoシリーズのRISC-VコアESP32C3搭載機で取得したアナログデータをNodeREDサーバのレベルゲージに表示。しかし不満もあり。機能追加のたびにMQTTブローカのトピックを追加、送るデータも文字列。この際「統一的に」JSONオブジェクトを送ることにしたいです。今回はその第一歩とな。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(93)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その4

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Joseph Halfmoon

今回はイミディエイト・オフセットで同じアドレスを指すのに2通りの命令がある話。一つはスケールド12ビット、もう一つはスケール無9ビット。12ビットあればいいじゃん、と思わないこともないのですが、心の広いArm様です。アン・アラインドなアクセスはお勧めしないけれど一律禁止ではありません。よってスケールしない命令も必要と。

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MicroPython的午睡(82) STM32F401RE版、タイマとPWM出力端子の関係

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Joseph Halfmoon

前回はタイマが使用中か否かを確認する方法を確認。今回はタイマを使用するMicroPython機能としてPWM出力を使ってみたいと思います。ほとんどのタイマはPWM出力が可能なチャネルを4つずつ持っています。しかしどのタイマのどのチャネルをどこのピンに出せるかはハードで決まっています。まずそこから表にしてみました。
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忘却の微分方程式(73) 反復練習36、定積分、微妙な進歩?Maxima

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Joseph Halfmoon

今回も定積分の練習をつづけてますが、微妙に一歩進歩したかもしれないです。何度か整理に困っていたlogの引き算を割り算に整理する方法を見つけました。といってマニュアルを読めばわかるのですが。しかし、結果は微妙。も少し工夫しないと数学の宿題的にはマズイです。ま、微妙な一歩でも前進は前進?ホントか?

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モダンOSのお砂場(59)Keil Studio Cloud、すんなりOS6、ドタバタOS2

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Joseph Halfmoon

2022年末にてArm Online Compilerが閉鎖ということで、第55回から第57回でその移行先を試してみました。今回もその続きです。Mbed OSを載せるにはギリギリのリソースのマイコンで新規プロジェクトをビルドしてみるの回です。Cortex M0、RAM16KBというマイコン2機種でやってみます。

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データのお砂場(59) R言語、IrisとIris3、データセット形式の変換と比較

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Joseph Halfmoon

R言語付属のデータセットをアルファベット順(大文字優先)で眺めてます。今回は「かの」Irisです。本サイトでも何度か使わせていただいたことがあります。ML(Machine Learning)業界のHello World. 定番中のド定番のデータセット。しかし、今回のR言語の処理例をみると分類でも識別でもないです。

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手習ひデジタル信号処理(62) Scilab、伝達関数H(z)から位相プロット、Fs対応版

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Joseph Halfmoon

正規化周波数表示はカッコいいけど実際の周波数でないと実感がわかないなどとブーたれて、前回は伝達関数からゲインプロットを実周波数で表示する関数を作ってみました。今回は、位相プロットで実周波数表示を行う関数を作ってみたいと思います。素人が良く理解しないまま試行錯誤しているのだけれども大丈夫か?自分。 “手習ひデジタル信号処理(62) Scilab、伝達関数H(z)から位相プロット、Fs対応版” の続きを読む

ブロックを積みながら(95) Node-REDでJSONataの練習その1

trainJSONata2Flow
Joseph Halfmoon

第38回でChangeノードを実習したときに「この際JSONataを勉強せねばと思いました」などと書きながら、それきりになってました。1年以上ぶりに今回からJSONataのキホンを勉強していきたいと思います。JSONオブジェクトが飛び回るNode-RED世界の中でJSONataはNode-REDの真の友、ホントか?

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