データのお砂場(53) R言語、euro、1998年末のユーロ参加国の為替固定レートとな?

outerEC
Joseph Halfmoon

ユーロは相当昔からの気でいましたが、今回のサンプルデータセットの件で振り返ってみると紙幣の一般への流通が始まってからだと高々20年、年寄にはつい昨日であったのですな。今回のサンプルデータはその過程の1ステップ?統合前に参加各国の通貨の為替レートを固定化したときの換算テーブルであります。外積が出てくるの?意外ね。 “データのお砂場(53) R言語、euro、1998年末のユーロ参加国の為替固定レートとな?” の続きを読む

やっつけな日常(42) Rustに入ればRustに従え、ループを回る、mutの個数?

loopsEC
Joseph Halfmoon

前回は「ありがちな」エレトステネスの篩をRustで練習してみました。しかし気になったのが mut の多さです。小さなプログラムなのに mut と宣言しているところが4か所もありました。普段、Cで書いていたら気にしないのにRustだと mut と書かねばならないのでとても気になります。Rustを作った人たちの思うツボか?

“やっつけな日常(42) Rustに入ればRustに従え、ループを回る、mutの個数?” の続きを読む

モダンOSのお砂場(53) Mbed OS2用のソースをOS6でビルドできるように改変

Stdio
Joseph Halfmoon

別シリーズでMbedOS2用のソースをビルド。Keil Studio Cloudのエディタ画面上では問題の赤×印多数でしたが、OS2のライブラリを参照するように設定しておけば問題なくビルド完了。しかしOS6ではビルド不可です。今回、不可だった部分を修正、OS6のオブジェクトを作って動作を確認。小手先対応なんだけれども。

“モダンOSのお砂場(53) Mbed OS2用のソースをOS6でビルドできるように改変” の続きを読む

ブロックを積みながら(89) Node-RED、Dashboard、slider

slider02
Joseph Halfmoon

Node-REDのDashboardノードの落穂ひろいの今回はsliderノードです。スライダーを表示してダッシュボード上で数値を設定できるもの。ユーザからの入力を受け付けるだけでなく、フロー側できめた初期値、設定値などを表示するような役割を持たせることも可能です。単純なノードのようでいて微妙に表示も変化したりも。
“ブロックを積みながら(89) Node-RED、Dashboard、slider” の続きを読む

うさちゃんと一緒(25) Z80の魔改造? Rabbit4000でDNSクエリその1

Rabbit400DNStestBLKDIAG
Joseph Halfmoon

前回までうさちゃんRabbit4000自身を調査。今回から再びうさちゃんを使役してネットワークのロウレベルなところを直接触っていきたいとおもいます。DNS(Domain Name System)から。Raspberry Pi 4上のDNSサーバに向かってうさちゃんからQueryを投げ、ラズパイからお返事してもらうと。
“うさちゃんと一緒(25) Z80の魔改造? Rabbit4000でDNSクエリその1” の続きを読む

MicroPython的午睡(75) Linux版MicroPythonビルド、SSH接続

MicroPythonSSHrunsOnThonny
Joseph Halfmoon

前回ラズパイPico用のMicroPythonをソースからビルド。環境できたのでラズパイPicoに限らず他のマイコン向けのMicroPythonもビルドできるハズ。今回はLinux用のMicroPythonをビルドしてみます。ビルド後、Windows上のThonnyIDEからSSH接続しバックエンドとしてみます。
“MicroPython的午睡(75) Linux版MicroPythonビルド、SSH接続” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(86)ARM64(AArach64)、整数乗算命令その2

mulEC
Joseph Halfmoon

前回は整数の掛け算命令について表にまとめたところで終わってました。今回は3つある演算パターンのうち、すべてのレジスタのビット幅が等しい第1のパターンを練習してみます。「普通のMUL命令」もこの分類です。でも基本は積和演算MADDです。MULはMADDのエイリアスという扱い、実際にはMADDだと。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(86)ARM64(AArach64)、整数乗算命令その2” の続きを読む

やっつけな日常(41) Rustに入ればRustに従え、配列の大きさ、usizeって何よ?

seiveEC
Joseph Halfmoon

前回、定数といっても unsafe な奴を使ってしまったので、今後は unsafe でない constを使うべし、と思い定めました。さてconstな定数を使って配列を定義してみたところがエラー。Rustは、配列のサイズを宣言する際に定数の型すらもチェックしておるのでした。成り行きで配列を確保してるんじゃね~よ、と。 “やっつけな日常(41) Rustに入ればRustに従え、配列の大きさ、usizeって何よ?” の続きを読む

忘却の微分方程式(66) 反復練習29、サイクロイド曲線の接線の方程式を求める、Maxima

CycloidEC
Joseph Halfmoon

今回は「媒介変数」表示のサイクロイド曲線を微分し、接点での勾配を求めて接線の方程式を求めよ、と。アイキャッチ画像に汚く書き入れましたが、赤の位置で黄色い接線の方程式を求めます。前回までのように diff()は一発、後始末すればOKというパターンからはちょいと面倒。やってみればなんとかなりそうな、そうでないような。。。

“忘却の微分方程式(66) 反復練習29、サイクロイド曲線の接線の方程式を求める、Maxima” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(57) Keil Cloud StudioでSDRソースをビルド

SDR_IF_F446RE
Joseph Halfmoon

最近Arm社Online Compilerを直接は開けなくなりました(まだ使えますが。)今後は否が応でもKeil Studio Cloudのようです。しかし、三上先生のSDRの御ソースはOnline CompilerでMbed OS2前提です。今回はKeil Studio Cloudへの移行を試みてみました。

“手習ひデジタル信号処理(57) Keil Cloud StudioでSDRソースをビルド” の続きを読む

データのお砂場(52) R言語、esoph、食道がんの症例対処研究とな?

mosaicPlotEsoph
Joseph Halfmoon

R言語のサンプル・データセットをABC順(大文字先)で端から眺めております。今回のデータセットは espoh、「食道がんの症例対処研究」のデータだそうです。その要因として酒とタバコの摂取量を想定するもの。ちょいと込み入ってます。今回は処理例が提示されているので、それをつかえば処理はできると。 “データのお砂場(52) R言語、esoph、食道がんの症例対処研究とな?” の続きを読む

MicroPython的午睡(74) MicroPythonソースから最新版ビルド

micropython_ports
Joseph Halfmoon

別シリーズでラズパイPicoのC/C++SDK環境を復活させたので、その余勢を駆ってラズパイ用のMicroPythonをソースからビルドしてみました。Picoのためというよりは、アイキャッチ画像に並んでいる他機種向けの最新版オブジェクトを得るためです。マイコン毎のフォルダの下にさらに多数のボード毎のポートありです。

“MicroPython的午睡(74) MicroPythonソースから最新版ビルド” の続きを読む

ブロックを積みながら(88) Node-RED、Dashboard、ui-control

uiControlFlow
Joseph Halfmoon

前回につづきDashboardの落穂ひろいです。今回は ui control ノード。大上段なお名前ですが、やれることは比較的単純かと思います。Dashboard上表示中のタブを見ている人の操作によらず、強制的に切り替えることができます。単純だけれども確かに強力。そしてDashboardを眺めている側の情報も取得とな。

“ブロックを積みながら(88) Node-RED、Dashboard、ui-control” の続きを読む

モダンOSのお砂場(52) Mbed OS6、AHT21B 温湿度センサ、I2C接続

AHT21B_DUT
Joseph Halfmoon

前回はDACをSPI接続。今回はI2C接続に戻ります。前々回はI2Cでデータをたれ流し、読み取りが入ってなかったためです。接続するデバイスはAHT21B温湿度センサです。すでに何度か使ってみてはいるものの、MbedOS環境でSTM32マイコンには接続してなかったです。まあ「淡々と」移植作業をすれば動くものは動く、と。

“モダンOSのお砂場(52) Mbed OS6、AHT21B 温湿度センサ、I2C接続” の続きを読む