前回、仮にも32ビットのALUを「でっち上げ」たので、次はALUの対面となるレジスタファイルです。「でっち上げる」にせよ32ビット。最低でも2R1W型のマルチポートで32本にするしかないんでないの。泥縄式に作っているので、今回は雰囲気だけ、同時に2個の32ビット値を呼び出せて、1個の32ビット値を書き込めるっと。 “帰らざるMOS回路(34) 2R1Wのレジスタファイル(仮)でっち上げ、Verilog” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(119) D/Aコンバータの実習、最初はR2Rラダーよ。
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」は2022年2月号の停滞を踏み越えて2022年3月号に進むことにいたしました。前回までのA/Dコンバータには後ろ髪をひかれる(スケスケですが)のですが、またそのうちのリベンジ?今回は新テーマ「D/A」です。これまた長引きそうな。
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(119) D/Aコンバータの実習、最初はR2Rラダーよ。” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(118) 実配線してわかった実体回路図のエラーに心が折れる
前回、デュアルスロープADCの「追加の実習」のために、シミュレーション回路図と実体回路図の差異について調べました。細かい差異はあるけどなんとかなるんじゃね、ということで配線を開始、電源ONしてみると動きませぬ。どうしてと調べていくと、前回のチェックをすり抜けたエラーがとりあえず2つ。節穴。動く筈ないデス。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(117) LTC1043、SPICE回路と実体回路図の差異
前回、SAR ADCの実例に後戻りしてしまったですが、今回は、前々回の続きのデュアルスロープADCです。前々回にLTspiceシミュレーションで、動作の雰囲気は分かった(ホントか?)ので今回は実機でGoと思ったらどうもシミュレーション用の回路図と、実体回路図の間に違いがある感じです。まずは差異を調べるところから。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(117) LTC1043、SPICE回路と実体回路図の差異” の続きを読む
帰らざるMOS回路(33) 1bit ALUを32個並べて32bit化。Verilog
前回、1ビット分のALUをVerilog化してみたので、今回はそれを32個ならべて32ビット化してみます。まあね、芸のないリップルキャリーなので接続は超簡単、並べるだけ(遅いけれども。)論理演算でも算術演算(加算と減算だけれども)でもどんとこいっと。でもまだレジスタとか必要なものは何も繋がってないっす。
IoT何をいまさら(107) SPI接続のADC、AD7920をArduinoで制御してみる
昨日「アナログ」の別件記事で、ADコンバータAD7920を単体動作させてみました。アナログねたの続きだったので単体でしたが、本来はマイコン等SPIインタフェースを持つデバイスに接続して使用するチップです。今回は、昨日結線したAD7920搭載のブレッドボードをArdunio Unoに接続してみます。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(116) SAR ADC製品実例、AD7920入っていた件
前回はSAR ADCの実例ということでAD7920を動かしてみるの回だったのですが、ADALP2000部品キットにAD7920入ってないじゃん!ということで次のデュアルスロープADCへ行ってしまいました。しかし、よくよく部品キットの箱の中を確認してみたら、AD7920を発見。再びの「お品書き」のタイポ? “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(116) SAR ADC製品実例、AD7920入っていた件” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(115) デュアルスロープADC、シミュレーション編
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年2月号の実習はとうとう6回目です。テーマがADCと大物なのでなかなか終わりませぬ。今回は前回に続きSAR ADCと思っていたら実験に使うブツに、ちょっと問題が。そこで「追加の実習」、デュアルスロープADCに入らせていただきます。
帰らざるMOS回路(32) MOSFET、MUXとリップルキャリーでALUをVerilog化
前回はゲートレベルシミュレータ上で1bit分のALU(Arithmetic Logic Unit)を試作。全ての論理演算と加算(減算は2の補数)を行えるような「セル」です。算術演算時にはリップルキャリーなので実際に作ったら「遅い」ですが、とりあえず速度は考えないっと。今回は前回の回路をVerilogで書き直してみます。
IoT何をいまさら(106) SAR型ADCの原理回路をArduinoで制御してみる
別シリーズでSAR型ADCの原理回路の実験をしました。しかしアナログ部分のみ、SAR(逐次比較)らしいデジタルの2分検索のステートマシンは実装せず、「また後で」などと書いてました。そこで今回はArduinoを使って「2分検索部分」をプログラムしてステートマシンで制御できそ~(でも不安あり)なところをやってみます。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(114) SAR(逐次比較型)ADCの原理回路の実験
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年2月号のお勉強は5回目です。今回はSAR(逐次比較型)のADCの原理回路の実験です。SAR型はマイコン搭載のADC回路では一番ポピュラーな形式じゃないかと思います。精度、速度、コストのバランスを取り易いから?知らんけど。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(114) SAR(逐次比較型)ADCの原理回路の実験” の続きを読む
帰らざるMOS回路(31) MOSFET、古式ゆかしい?MUXとリップルキャリーでALU
前回はVerilogで無理やりMOSトランジスタ・アレイCD4007をモデリングしてしまいました。MOSFETレベルでも「やれそうな」雰囲気が出てきたので、今回は1bit分のALU(Arithmetic Logic Unit)を試作。分かり易さ優先、正論理のみの「ゲートレベル原理回路」の動作確認をしてみたいと思います。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(113) V/FコンバータによるAD変換の実験
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年2月号のお勉強は既に4回目に入りました。「重いテーマA/Dコンバータ」で「いつもの倍の分量がある」ためですが、本当は私が根性無なためです。今回はV/Fコンバータ(電圧周波数変換器)を使ってA/D変換する実験です。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(113) V/FコンバータによるAD変換の実験” の続きを読む
部品屋根性(81) CD4007入手、特別サービス?2種類入っていた。動作はOK、多分。
別件でアナデバ様が記事でご指定の部品 CD4007 が手元に無く実験を断念したものがありました。そこでCD4007の注文入れたのですが、わざわざ中華製品を取り扱っているらしいところに頼んでみました。本日デバイス到着。どこの製造だか分からない製品を予想していたところ、予想の斜め上を行く御対応でした。動作はOK。 “部品屋根性(81) CD4007入手、特別サービス?2種類入っていた。動作はOK、多分。” の続きを読む