今回はそのルーツをフェアチャイルド・セミコンダクタに遡るレギュレータIC、723をつかって可変電圧のレギュレータを作ってみたいと思います。今回使用したのはNJM723D(日清紡マイクロデバイス社)ですが、寄る年波に勝てず?保守品種とな。でもま定番デバイス、代替品はあるみたいです。秋月殿ではまだNJM723D購入可能。
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OPアンプ大全を読む(11) 入力インピーダンス、規定無のOpAmpも多いみたい、知らんけど
前回のIB(入力バイアス電流)に続き、今回も入力の特性パラメータです。入力インピーダンスとな。本文読んで2種類の入力インピーダンスについては「理解した」気になりましたが、前回に続き「自分じゃゼッテー」測定できん、こと確定。それどころか、どうもデータシートに入力インピーダンスが記載されていないケースもままある。ホントか?
部品屋根性(85) TC7SH86FU、東芝ワンゲートロジック(XOR)とSIP化ボード
2入力のXORゲートが1個欲しかったのです。そういうときには東芝ワンゲートロジック?ということでTC7SH86FU購入させてもらいました。しかし製品ページみてもワンゲートロジックとか書いてないし。最近はそういうこと言わないの?しかしSOT-363パッケージ、老眼の目はショボショボ、半田ごて握る手はブルブルっす。 “部品屋根性(85) TC7SH86FU、東芝ワンゲートロジック(XOR)とSIP化ボード” の続きを読む
定番回路のたしなみ(15) だめじゃん、リニアレギュレータ三連発の反省編。まずいっすよ。
お手軽ツールに今更学ぶアナログ(143) PLL実習の前準備、AD654再び
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年12月号の実習1回目です。今回からPLLの実習です。PLLと言われただけでなんだか高級になった感あり。でも今回は不足の部品もあり、VCO部分を「担う」AD654のところだけ。AD654はVFCということで過去にも登場の石。
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OPアンプ大全を読む(10) IB、理想は0なのだけれど流れないと動かないのよ?
前回のVosは「なんちゃって」だけれども測定を試みましたが、今回のIB(入力バイアス電流)については早々と諦めました。測定回路例は記載されており、見た目は簡単な回路なんだけれどもちょっと何言っているんだかわからない、という感じ。そもそも流れて欲しくないのだけれど、流れないと動かない。哲学的な存在、違うか? “OPアンプ大全を読む(10) IB、理想は0なのだけれど流れないと動かないのよ?” の続きを読む
定番回路のたしなみ(14) リニアレギュレータTA48033Sで+3.3V正電源
前回までに正負5V両電源のレギュレータたしなんでみました。でも最近の世の中1.8とか2.5とか、せいぜい3.3Vの単電源っす。そこで今回は手持ちの3.3VのレギュレータTA48033で+3.3V作ってみたのですがなんだかなー。国産のレギュレータのド定番だった筈がディスコン。まあ、通販サイトでは今でも買えるみたいですが。
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MicroPython的午睡(93) STM32版、7SEG2桁でAHT21Bの温度表示
前回Nucleo-F406REのSPIの先に7セグLED2桁を接続。数字2桁で「だいたい済む」表示例として、今回はそれに気温を表示させてみたいと思います。インタフェースはI2C、センサはAHT21Bです。それにしてもAHT21B、MicroPythonで制御していた気になっていたのだけれどやってなかったのだな。
OPアンプ大全を読む(9) OP07のVos、なんちゃってだけれども測定と調整?
前回は、「4-1 入力オフセット電圧Vos」を読んで、Vosの測定やってみてーなどと考えたアナログ素人ですが、そんな微妙な測定がよくできるとは思ってません。そこで「楽」そうなデバイスを選定していたのですが、考えを改めました。よく見たらOP07、Vos TRIM端子がついてます。いままで使ったこと無かったし。 “OPアンプ大全を読む(9) OP07のVos、なんちゃってだけれども測定と調整?” の続きを読む
OPアンプ大全を読む(8) 第3章もハードル高いな、先に第4章を読んでおけ、と。
前回、第2章は「読んだ」というより「通り過ぎた」だけでした。後日(いつになるのか)のリベンジを決意。それを知ってか知らずか(知る筈ないか)第3章、最初からハードルあげてきました。最初の数行読んで、そこにあるレコメンデーションどおり先に第4章を読む方針に転換。まずはOPアンプの特性の見方を頭に叩き込めと。
定番回路のたしなみ(13) リニアレギュレータ7905でー5V負電源にレギュレーション
前回7805を使って+5Vの正電源にレギュレート。当然の今回は7905を使ってー5Vの負電源にレギュレートの回であります。やっていることは前回と同じ、小基板をカッターナイフで切り出してピンヘッダをはんだ付けして部品を載せてブレッドボードに刺せる形にしているだけ。でも、対称の割にはコンデンサの定数とか違うのね。
MicroPython的午睡(92) STM32版、74HC595で7SEG LED2桁駆動
少し前に購入した7SEG LEDのDIP化ボードの組み立て後の動作確認をMicroPythonにて実施。何度となく74HC595を使った回路をやっているような気がしていたのですが、今回のSPIでインタフェース、スタティック駆動、MicroPythonという条件は無かったですな。まあ網羅できるわけもないのでありますが。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(141) Fig.8回路、抵抗1個加えて無理やり動かしたデス
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年11月号の実習3回目。前回Fig.8の回路が動かないんですけど、とブー垂れて退却。今回それではいけないと無理やり動作するようにしてみました。でもね回路はCMOSとは言えない、それどころかスタティックですらないっと。いいのか。
OPアンプ大全を読む(7) 第2章はほぼ「電流帰還形アンプ」なのね。後日リベンジ目指し撤退。
前回ようやく第2部第1章を読了(第1部は難しいのでお楽しみにとってあります。)今回からは第2部第2章、と意気込んだところが一気に第2章を突き抜けてしまいました。第2章は「基本的なOPアンプの回路構成」を説明する章と思いきや、ほぼ全編「電流帰還形アンプ」の解説、それも真空管の回路に遡るであります。