
前回、何もしないで「行って来い」だけのアセンブラ関数を書いて、生成されたオブジェクトコードを眺めてみたときに、ちと気になったことがありました。RISC-V用のツールチェーンのobjdumpがディスアセンブルしたコード、16ビット幅でした。その辺に転がっている資料をみるとRISC-Vの命令は32ビット幅の筈。なぜ?
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前回、何もしないで「行って来い」だけのアセンブラ関数を書いて、生成されたオブジェクトコードを眺めてみたときに、ちと気になったことがありました。RISC-V用のツールチェーンのobjdumpがディスアセンブルしたコード、16ビット幅でした。その辺に転がっている資料をみるとRISC-Vの命令は32ビット幅の筈。なぜ?
前回、インダクタンス測定が多少マシな感じになってきたので、その余勢をかって?コイルでも巻いてみるべし、と思い立ちました。「測定しやすい」mHオーダのコイルです。エナメル線買ってあるし、連休だし。しかしコイルを巻くとインダクタンスだけでなく、抵抗値も測っておきたくなる筈だなあ。コイルの抵抗、そんな大きな値の筈がない。ミリΩ単位で測れないと。
前回、割り込みを使うにあたって、Longan nanoはRISC-Vコアといいながら、RISC-Vのことなんぞ、ちーとも勉強しないまま、漫然とCでコーディングしている具合の悪さを痛感いたしました。やはりコアを知るべきでしょう。そのためにはアセンブラで書いてみるのが一番。つらつら本を読んでも右から左に忘れてしまいますが、コーディングしてバグったことは忘れない?
前回は、Longan nanoのADコンバータを動かしてみましたが、なるべくまだ触っていないDMAとか割り込みとかには触れないようにソフトトリガの単発変換でした。今回は、積み残しの機能からまず割り込みを使ってみたいと思います。でもね、ちゃんと読んでいないのだRISC-Vの割り込みの仕組み。 “鳥なき里のマイコン屋(92) Longan nano、外部割込み” の続きを読む
前回は、M1Kでの特性インピーダンス測定がうまく行きませんでした。その原因はM1Kのインピーダンスアナライザでは十μHほどの値のインダクタンス測定で誤差が大きすぎるためでした。大体100μHほどの値のコイルのインダクタンスの測定すら誤差が大きいのに、それより小さな値のインダクタンスを測ろうとしても無理があります。今回はなんとか100μHのコイルのインダクタンスを測りたい、というのが目標であります。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(9) インダクタンス測定再び” の続きを読む
RISC-V搭載の超お手頃価格マイコン開発ボードLongan nanoを触ってみております。LCD、LED、DAC、USART(UART)と来たので、本日はI2Cであります。同じシリアル通信といっても、お互い取り決めだけで勝手に投げつける感のある、RX/TXのみの非同期シリアル(UART)にくらべると、I2Cはいろいろ確認しながら通信する分安心でもあり、面倒でもあり。テスト通信のお相手は毎度おなじみの秋月通商AQM1602であります。 “鳥なき里のマイコン屋(89) Longan nano、I2CでAQM1602” の続きを読む
超お求め易い価格で多機能、そして何かと話題のRISC-V搭載のマイコン・ボード、Longan nanoにも大分慣れてきました。オンボードのLCD、LEDそしてDACという順番に動かしてきましたが、この辺でシリアルポートにprintfできるようにしておきたい。原始的とそしられても、あれば使ってしまうprintfデバッグであります。 “鳥なき里のマイコン屋(88) Longan nano、USARTでprintf” の続きを読む
前回、Longan NanoのDACを動かすと、電圧は出力されるけれども、ディスプレイが消えてしまいました。今回そこをFIXして、ちゃんと電圧出力とディスプレイが両立できたので投稿しておきます。Longan Nano、多機能ではあるのですが、比較的小ピンのマイコン利用なので、端子機能のアサインには注意しないとなりません。 “鳥なき里のマイコン屋(87) Longan Nano、DAC” の続きを読む
コロナなGW頃に「M1Kでボード線図」という投稿を書いたのです。その時は簡単に測定グラフが描けると喜んでいたのですが、その後M1K(ADALM1000)のボード線図「作図能力」にはかなり不満が溜まりました。M1Kが悪いわけじゃないのです、M1Kの能力では追従できないような信号に適用しようとしたから。そういうわけでAnalog Discovery2の出番です。
古代N-MOSのダイナミックな回路の準備じゃ、ということで前回、2相ノンオーバラップクロック回路を作りました。もひとつ準備として、N-MOSトランスファゲートの実験をやっておこうと思うのです。が、題材として素朴すぎる?とおもったら、まさに、そのものズバリの「応用製品」がありました。秋月電子の双方向ロジックレベルの変換モジュールです。 “帰らざるMOS回路(18) N-MOSトランスファゲートでレベル変換” の続きを読む
1週間ほど前のYahooニュースに九電の広域電圧フリッカのニュースが掲載されていました。元ネタは産経新聞。私のような電力伝送系に無知な人には記事を読んでもその仕組みがさっぱり理解できません。どうも太陽光発電所起源の無効電力が影響しているようです。そこからインスパイヤ?されて、今回はM1Kで有効電力、無効電力、皮相電力なんてものを実験してみたい、と。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(6) Offsetを操作すると見やすい!M1K” の続きを読む