IoT何をいまさら(121) インタプリタもどき、WSL2上でGoogle-testその2

testResults
Joseph Halfmoon

前回、ユニットテスト用のWSL2環境上でですが、16進数と演算子からなる文字列を「インタプリタもどき」に渡して、お答えをもらうところまで作りました。今回はその続き、変数を導入です。数式の中に変数名を書いておくと、数値にして計算に使ってくれるもの。とりあえず変数の参照だけで、代入はまだなんだけれども。

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Pico三昧(18) picotool有、pico-project-generator要導入

generator
Joseph Halfmoon

前々回、Windows11上にRaspberry Pi Pico のC/C++ SDK開発環境を設置、前回は2台目Picoを使ってPicoProbeもOKです。まだ足りぬものがありますな。ラズパイ4をホストにSDK使っていたときに多用したpico-project-generatorです。なぜか微妙に不整合なんだこれが。
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GoにいればGoに従え(17) TinyGo、電子コンパス読み取り。micro:bit v2

GoMagResults
Joseph Halfmoon

前回micro:bit v2 搭載のSTmicroelectronics社製LSM303AGR「6軸センサ」とのI2C接続を確認。今回はLSM303AGRの2機能のうち、電子コンパス(磁気センサ)の読み取りを行ってみます。立派なアプリケーション・ノートが用意されてます。これさえあればバッチリ?ちゃんと読めよ、自分。
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MicroPython的午睡(103) ESP32版、12bit ADC、アッテネータ設定と読み取り

DevKitC_ADC_DUT
Joseph Halfmoon

最近別シリーズの「Rubyちゃん」の次に「MicroPython」する巡りあわせ。RX631マイコン上のmruby処理系で動作させたものをほぼそのままESP32のMicroPython処理系でもやってみる展開です。今回はADC(アナログデジタルコンバータ)。処理系の違いというよりマイコンの考え方の違い、割り切り? “MicroPython的午睡(103) ESP32版、12bit ADC、アッテネータ設定と読み取り” の続きを読む

Rubyと一緒(5) GR-CITRUSのADCの参照電圧、結局1種類じゃん?多分。

GR_CITRUS_AD_DUT
Joseph Halfmoon

特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボード(RX631搭載)で組み込みRuby(mruby)してます。前回はDAC出力だったので、今回はADC入力を使ってみます。マニュアル拝見すると基準電圧が3種類、レゾリューションが2種類で合計4種もの動作モードがあるように見えます。でも回路図みるとそんな筈がないです。どゆこと? “Rubyと一緒(5) GR-CITRUSのADCの参照電圧、結局1種類じゃん?多分。” の続きを読む

Pico三昧(17) PicoProbeが接続できなかったのは配線間違えてたせい

RaspberryPiPico_PicoProbe
Joseph Halfmoon

前回Windows11上にRaspberry Pi Picoの開発環境をインストール、サンプルプログラムを動作させることができました。次はデバッグです。今までラズパイ4をホストにしていたときはラズパイ4がデバッグI/Fも提供してくれたです。パソコンの場合は2台目のPicoをデバッグI/Fに使うと。ここでまたもやらかし。
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鳥なき里のマイコン屋(166) Picoのビルドにみる、リンク後のファイル形式いくつか

UF2dumpComment
Joseph Halfmoon

別件記事でWin11上でサンプルプログラムのビルドをしましたが、そこで複数種類のオブジェクトファイルが生成されてました。実際にフラッシュへ書き込むのはその中の一種類なのですが、この際ROMに書き込めるオブジェクト形式についておさらいしておくべい、と考えました。お世話になっている割に忘れてる存在っす。 “鳥なき里のマイコン屋(166) Picoのビルドにみる、リンク後のファイル形式いくつか” の続きを読む

Pico三昧(16) Win11上にPicoの開発環境インストール、ずいぶんお楽になっていた

PicoSDK1_5_Win11
Joseph Halfmoon

ほぼほぼ1年近く「Pico三昧」休止してしまいました。理由はメンドかったからデス。Picoの開発ホストにラズパイ4を使っておったのですが、ラズパイ4を立ち上げて「さらにPicoを接続」という1手順がメンドイばかりに1年も。そこで今回は普段使っているWindows11機上にPico環境をインストールしました。

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GoにいればGoに従え(16) TinyGo、6軸センサに誰?と micro:bit v2

LSM303AGRb
Joseph Halfmoon

第13回でmicrobit v2とv1.5のI2Cバスの差について調べました。しかしv2の内部I2Cバスについては触ってません。内部I2Cバスには3軸加速度センサと3軸電子コンパスが接続されてます。手元のmicro:bit v2ではLSM303AGRという1チップで両方できる優れもののデバイスが搭載されています。

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MicroPython的午睡(102) ESP32版、8 bit のDAC使えた

ESP32_DAC_DUT
Joseph Halfmoon

別シリーズ記事のルネサスRX631マイコン上のRubyでDAC出力をやってみたので、こちらESP32版のMicroPythonでもDAC出力をやってみます。でもね、いつもお世話になっておりますMicroPythonの「ESP32用クイックリファレンス(日本語)」ページにはDACのこと書いてないです。でも使えると。

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Rubyと一緒(4) GR-CITRUSでDAコンバータを使ってみる、やっぱ10ビットだわ

DAC_OUT_TIM
Joseph Halfmoon

特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボードで組み込みRuby(mruby)してます。前回はデジタル出力とはいえ、LPFなど通せばアナログ出力的に使えるPWMでした。今回はそのものズバリのアナログ、DAC出力を実験してみます。でもね、ちょいと文書の辻褄が合わないんです。どゆこと?

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GoにいればGoに従え(15) TinyGo、クラスは無いけど。micro:bit v2

MovingAVGstruct
Joseph Halfmoon

一時期、あの言語もこの言語もオブジェクト指向、いえ「クラス原理主義」にハマっていたと思う私メでございます。Go言語にはアカラサマなクラスというものは有りませんが、クラス的な型structと型に引っ付いたmethodがあり。このくらいが私メには丁度いい感じがします。折角なので練習してみました。題材は移動平均とな。
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MicroPython的午睡(101) ESP32版、PWMのサンプルプログラムそのまま

ESP32_PWM_DUT
Joseph Halfmoon

前回ESP32版のMicroPythonが復活したので触っていきたいと思います。よい塩梅に比較対象になるボードを別シリーズで使い始めたのでそちらの進捗とも合わせて、実験してまいりたいと思います。今回はPWM出力であります。キホンのキなのでドキュメントとサンプルも充実。今回はサンプルそのまま動かしてみただけ。
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Rubyと一緒(3) GR-CITRUSでパッシブ・ブザーを鳴らしてみる

GR_CITRUS_Passive_Buzzer
Joseph Halfmoon

特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボードで組み込みRuby(mruby)してます。前回はPWM出力しました。PWMはデューティ比可変ですが周期は固定。周期は変えられないの?というとtoneメソッドで周期可変(でもデューティはお任せ)の信号を出力できるようです。パッシブ・ブザーに出力すればメロディーを奏でられる?
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