やっつけな日常(24) Rustに入ればRustに従え、メモリの管理、独特、でも安全かも。

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Joseph Halfmoon

前回は、ラズパイ4にRust言語インストールしてお試しを始めました。今回はWSL1上のUbuntuでRust言語の「核心」メモリ管理をちと触ってみたいと思います。「クセが強い」感じがしてます。けれどもそのクセの背後には安全な操作を担保するための慮りが入っている、らしいです。受け売り。まあトレーニングあるのみ。 “やっつけな日常(24) Rustに入ればRustに従え、メモリの管理、独特、でも安全かも。” の続きを読む

忘却の微分方程式(52) 反復練習16、対称行列Aを直交行列Uを用いて対角化、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回は、対角線に関して成分が対称にならんでいる対称行列Aについて、その固有ベクトルから直交行列Uを求め、対角化せよ、との思し召しであります。過去3回くらい似たようなことを繰り返しやってきているので、復習の復習みたいな感じがしないでもないです。ぜんぜん身についてないんだけれども。。。

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手習ひデジタル信号処理(44) 適応線スペクトル強調器、学習同定法+Leaky LMS版とな

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Joseph Halfmoon

前回、適応フィルタの応用とてALE(Adaptive Line Enhancer)、適応線スペクトル強調器なるものを動かしてみました。まあサンプルプログラムを動かしてみるだけなら簡単っと。今回はさらに「学習同定法」というものが登場し、信号の大きさに応じてパラメータを変化させるのだ、と。ううむ、どんどんムツカシクなっている気がするのだけれど。。。やるしかない。

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データのお砂場(38) R言語、WorldPhones、世界の電話台数、70~60年前

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Joseph Halfmoon

R言語所蔵のサンプルデータセットをABC順(大文字先)で端から眺めております。正直、古色蒼然たるデータが多いです。データを眺め、そして「その頃」がどんな世界だったのかに思いをはせるってもんでしょうか。グラフを眺めているうちに今日に繋がる事象も見える?今回のデータセットは電話の台数です。70年から60年以上前の。

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やっつけな日常(23) ラズパイ4に Rust言語処理系をインストール。野望?は広がる

remoteVScode
Joseph Halfmoon

いろいろ試してみたい言語処理系が多数あります。つい数か月前からもGo言語の勉強始めたところです。しかし「年に新言語ひとつ」のペースではとても死ぬまでにカバーしきれない、というわけでペースアップと。今回新たにRust言語始めます。「何でもできる」言語みたいですが、食いつきポイントは「低レベル、組み込み」ができるらしい点。

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連載小説 第91回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任していましたが、夫の倫太郎さんがソミーヨーロッパへ転職する事になり、私もサイコーエジソンの現地法人があるドイツのミュンヘンへ異動しました。IT環境は、インターネット、電子メール、Windows95と新時代を迎える中、ヨーロッパでは携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(102) ディスクリート・トランジスタでユニティゲインアンプ

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2021年10月号2回目は、ユニティ・ゲイン・アンプ(ボルテージ・フォロワ)です。前回は反転型のオペアンプ。その後に「なしてユニティゲイン?」。しかし回路みると集積回路風のテイストです。アナデバ様の深い慮りがありかと。IC化せよと?

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SPICEの小瓶(11) アクティブ・フィルタが作れる気がする(たぶん錯覚)ウイザード

ActiveGain
Joseph Halfmoon

別件で入力信号にLPFかけたくなりました。RCパッシブフィルタであれば自分でも何とかなりそう。でもそれでは進歩がない、と。そういえばアナデバ様のWebツールでフィルタをつくれるものがあった筈。今回はWebツールで「所望の」アクティブフィルタを構成した上で、ダウンロードしたSPICEモデルをシミュレーションしてみました。

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ブロックを積みながら(74) Node-RED、rpi-gpioをDashboard接続

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Joseph Halfmoon

前回、ラズパイに接続したIO ExpanderをNode-REDダッシュボードから制御できるようにしました。今回は以前に rpi-gpio in/out ノードを使ってNode-REDのフローから直接操作できるようにしてあった LEDとプッシュスイッチをダッシュボードに接続してみます。でも回路をずるしてるんだ、これが。

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ソフトな忘却力(22) シグナル、無視するにはsigprocmask()使う方が良いのね

ResultEC
Joseph Halfmoon

シリーズ3か月近く間が空きました。気を許すと練習頻度を忘却速度が上回ります。練習再開、テーマは「シグナル」です。マイコンの場合のハードウエア割り込みのようなアカラサマなものではなく、Linuxの管理下にある「ソフトウエア割り込み」的なやつです。今回はシグナルを無視するやり方を練習。

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うさちゃんと一緒(12) 改めてHTTPサーバ、最小構成のSTATICコードを読みます

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Joseph Halfmoon

前回前々回と気になっていたうさちゃんのメモリマップを調べて少しスッキリしたので、HTTPデーモンねたへと戻りました。今回は改めてということで最小構成、動的なページが一切ないスタティックなHTMLと画像のみをサーバするサンプルプログラムを眺めてみたいと思います。これだけなら簡単?ホントか?

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帰らざるMOS回路(22)今時ゲートレベルでもあるまいに。ということでVerilogも?

VScodeSample
Joseph Halfmoon

ノスタルジックなゲートレベルのシミュレーションを楽しむ筈が、前回テストベンチもどきを取り付けたことで歯止めが効かなくなりました。やっぱりね~今時だからHDLも出来た方が良いよね~ ゲートレベルとHDLの橋渡しをどうするか、という問題は棚上げにして、今回はHDL環境を追加。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(71) ARM64(AArch64)、MOVの込み入った事情

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Joseph Halfmoon

前回まで論理演算命令の「代表」AND命令をやりました。今回からは他の論理演算ORRやXORは飛ばし、転送命令MOVへ入りたいと思います。A64の命令多すぎ、さっさとやらないと終わりませぬ。しかしMOV、されどMOVであります。例によってMOVという実体なくaliasで紡がれているのですが事情いささか込み入っております。

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忘却の微分方程式(51) 反復練習15、グラム・シュミットの直交化法、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は「数学風?」列ベクトル表記にこだわって処理してみましたが、今回、早くも列ベクトル断念。やりたいことにピッタシの関数があったのですが、処理は行単位デス。行ベクトルというかリスト表現のままの方が処理は簡潔に書けますものね。それでグラム・シュミットの直交化法じゃ、と。 “忘却の微分方程式(51) 反復練習15、グラム・シュミットの直交化法、Maxima” の続きを読む