Nuvoton社の若干古いマイコンNUC120の評価ボードをIAR社の無償評価版の開発環境で動かしております。別シリーズ投稿にて無償評価版のサイズ制限キツイのでArmのアセンブラの練習用だ、などとブーたれておりますが、それはそれで、やれることはある、と。まずはマイコン動かすときの基本の一つ、クロックとタイマチック割り込みについてみてみます。 “鳥なき里のマイコン屋(105) Nuvoton、NUC120 Systickを使う” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(27) IARのIDEでArmのアセンブラを
以下の投稿にてNuvoton社の古めの評価ボードNUC120をIAR社の環境で動かすことに成功したのでした。かなりトラブッたあげく。
鳥なき里のマイコン屋(104) Nuvoton、NUC120 Lチカへの遠い道
が、しかし、予想以上に無料評価版ソフトの容量制限キツイです。調子にのって色々周辺回路を動かしてみるつもりだったですが容量辛い。この環境をどう「活用」したものか?
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(27) IARのIDEでArmのアセンブラを” の続きを読む
部品屋根性(15) AN Logic社, FPGA
本当はFPGAも多いに取り上げるべきだ、とは思いつつ、FPGAの評価ボードはなかなか手が出ないな~と。ぶちゃけ、最近の「お値打ち」マイコンボードと比べると、FPGAは安いものでも一桁違う。ところが見つけてしまいました極めてお手頃価格な中華FPGAボード、Sipeed社Tang PRiMERボード、AN Logic社のFPGA搭載、であります。
“部品屋根性(15) AN Logic社, FPGA” の続きを読む
連載小説 第9回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>1980年に上諏訪時計舎に就職した詠人舞衣子(よんびとまいこ)。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒の文系女子なのに、半導体営業課マイコンチームに配属。4ビットマイコンを売り始めました。家電もゲーム機も電子化が進み、多くの機器にICが使われるようになっていった頃です。
“連載小説 第9回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む
部品屋根性(14) Thermistorモジュールの素性
再び、お楽しみの中華部品キット Kuman K4キットに戻ってまいりました。Kitの意図するArduino(の互換機)で動作すれば良い、というスタンスを全く守らず、異なる方法で付属の部品を端から動かして観察しています。この前はDHT11温湿度センサであったので、今回は同じ温度センサつながりでサーミスタ・モジュールを取り上げさせていただきます。
“部品屋根性(14) Thermistorモジュールの素性” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(24) 不詳なツエナーと2N3904でレギュレータ
ツエナーダイオード1本で、前々回、前回に引き続き3回も引っ張っておりますが、今回で一段落であります。アナデバ社ADALP2000キットの中の「不詳」なツエナーの現物の特性は前回、M1Kで測定して一応明らかになりました。この後の流れからするとディスクリートのトランジスタと組み合わせてレギュレータを作ってみよ、ということなのですが、部品の特性が全然違うのでアナデバ様の見本通りとは行きませぬ。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(24) 不詳なツエナーと2N3904でレギュレータ” の続きを読む
ひまひま日記201103:PS3お亡くなりになる(2)
ちょっと間が空いてしまいましたが「PS2を復活させた話」の続きです。
torneを使って録画したデータのうち、交換した内蔵HDDはフォーマットしているので見れなくなるのは当たり前ですが、なんということか外付けHDDに録画していたデータが全部見えなくなったというのです。
“ひまひま日記201103:PS3お亡くなりになる(2)” の続きを読む
部品屋根性(13) S9705、フォトICの中を覗く
前回、プラスチックパッケージを炙って中のチップを拝ませていただきました。しかし、炙って取り出す方法では、ボンディングワイヤやフレームは破壊されてしまいます。何かボンディングワイヤが眺められるデバイス無いかなと思っていたら、発注してあった補充部品のあれこれの中にありました。浜松ホトニクス製のフォトIC、透明なパッケージなんであります。
“部品屋根性(13) S9705、フォトICの中を覗く” の続きを読む
連載小説 第8回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>1980年に上諏訪時計舎に就職した詠人舞衣子(よんびとまいこ)。わけあって4ビットAIを内蔵している新人OLです。心理学科卒の文系女子なのに、半導体営業課マイコンチームに配属。4ビットマイコンを売り始めました。家電もゲーム機も電子化が進み、多くの機器にICが使われるようになっていった頃です。
“連載小説 第8回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む
鳥なき里のマイコン屋(104) Nuvoton、NUC120 Lチカへの遠い道
ある会社のMCU、マイコンを「知る」には触ってみるのが一番でありましょう。以前から気になっていた台湾のNuvoton Technology社のマイコン評価ボード、ようやく 1台手にいれました。これで分かるのか?しかし、微妙に不安がよぎるのが、購入できたボードがかなり「古い」製品であること。ううむ、何かトラぶる予感がありありといたします。
“鳥なき里のマイコン屋(104) Nuvoton、NUC120 Lチカへの遠い道” の続きを読む
部品屋根性(12)HM628128、炙ってみた
さて別シリーズの「驚愕の一冊」に触発されて、早速、デバイスを1個「炙って」みました。炙ったのは約30年以上前の1MビットSRAM 日立製HM628128です。最近のチップは微細な上に、ウエファを削って厚みもヘロヘロになっているものが多いので上手く取り出せない恐れあり。しっかりした厚みのあるウエファであって、かつ、結構チップサイズのデカイ、立派なチップ、ということで選ばせていただきました。
“部品屋根性(12)HM628128、炙ってみた” の続きを読む
Literature watch returns(21) 秋田純一著、揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ
本連載、基本、紙媒体の御本は購入させていただいているのですが、今回は近傍の(田舎な)図書館の「新刊書」コーナーにて発見、思わず借りて即日読み切ってしまいました。著者の秋田純一先生は金沢大の教授だそうですが、末尾に「好きなプロセスは、CMOS0.35μm」と公言されている方です。技術評論社「2020年9月1日初版第一刷発行」
“Literature watch returns(21) 秋田純一著、揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ” の続きを読む
連載小説 第7回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>上諏訪時計舎に就職した詠人舞衣子(よんびとまいこ)。わけあって4ビットAIを内蔵している新人OLです。心理学科卒の文系女子なのに、半導体営業課マイコンチームに配属。どうやら、この会社は4ビットマイコンを開発中らしいです。時代は1980年、ゲームウォッチが流行り始めた頃でした。
“連載小説 第7回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む
部品屋根性(11) DHT11、温湿度センサ
充実の?中華部品キットKuman K4の箱に入っている部品を端から、RISC-V搭載32ビットMCU「GD32VF103で動かしてみて」おります。今回は温湿度センサーDHT-11です。これはメジャー、怪しくない。ただ、Arduinoであればライブラリあり、関数呼べば1発ですが、GD32-SDKではそうはいかないです。とりあえず簡単なドライバ関数を自作して動作を確かめます。 “部品屋根性(11) DHT11、温湿度センサ” の続きを読む