特許の失敗学[4] 「2対6対2の法則」

特許の失敗学
「2対6対2の法則」
今回は特許には直接関係しない「失敗学」の番外編です。
「特許の失敗学[3] 特許副業のススメ」の投稿後に、[作家・江上剛氏の記事] を読んで、かねてから疑問に思っていたことが、なんとなく理解できた気がしました。
「2対6対2の法則」とは、会社をはじめとする組織において、勤勉な人が2割、普通の人が6割、怠け者が2割という比率に分けられるというものです。働きアリの社会で観察された事象が、人間社会の組織にも当てはまるという驚きの法則です。 “特許の失敗学[4] 「2対6対2の法則」” の続きを読む

モダンOSのお砂場(13) M5StickC、UIFlowとprint()

JosephHalfmoon

前回、グラフィカルでWebベースの開発環境、UIFlowを使用してM5StickCのプログラミングを始めてみました。プログラムそのものを走らせるのは楽ちんで良いのですが、デバッグなど考えると pdb(Pythonの標準デバッガ)使えないとはいえ、print()くらい使えないものかな?と思いました。

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特許の失敗学[3] 特許副業のススメ

特許の失敗学
特許副業のススメ
働き方改革や同一労働同一賃金の施行(2020年4月)により正規社員に厳しい制度変更が行われる代償として、企業は社員の副業制限を撤廃(緩める)施策が予想されます。そこで特許ビジネスを副業とすることを考えてみます。 “特許の失敗学[3] 特許副業のススメ” の続きを読む

モダンOSのお砂場(12) M5StickC、UIFlowとMicroPython

JosephHalfmoon

このところKendryte K210搭載のM5StickVの上でMicryoPythonしておりましたが、実は同時期に、ESP32搭載のM5StickCも購入しておったのです。同じM5Stickのシリーズなので兄弟というべきか?プロセッサSoCが違い、CPUコアも違いで開発環境も似ていても違う、従兄弟くらいか、それとも腹違い?の兄弟か? “モダンOSのお砂場(12) M5StickC、UIFlowとMicroPython” の続きを読む

AIの片隅で(21) Lenna様のお写真

JosephHalfmoon

折角、Kendryte K210搭載のM5StickVが手元にあるというのに、AIまでたどりつかず、SDカードやらGPIOやらと戯れている毎日。ちょっとAIの方に一歩踏み出すべいと思いつつ、本日も時間も気力もない。。。そんなおり、装置にプリインストール?されている boot.py、顔認識プログラムを読んでみることにしました。確かに顔認識しているけれども、小さい画面に表示されるだけ。 “AIの片隅で(21) Lenna様のお写真” の続きを読む

モダンOSのお砂場(11) MicroPython、GPIO入出力

JosephHalfmoon

AIカメラと銘打って販売されているM5StickV(RISC-Vコア+AIアクセラレータKPU搭載のKendryte K210搭載機)ですが、カメラの横にはかなり強力なLEDが搭載されています。近くのものならこれで照明しながら撮影できそうです。このLED、色が変えられます。照明の光の波長を変えて撮影すると何かいいことあるかも。LED点灯色など制御しているのがGPIOの端子群です。ついでにキー入力もやってしまいましょう。 “モダンOSのお砂場(11) MicroPython、GPIO入出力” の続きを読む

モダンOSのお砂場(10) MicroPython、モジュールとhelp

JosephHalfmoon

皆さまは、PythonのREPL(Read-Eval-Print Loop)使っておられますか?実を申せば、私はPC上のPythonではまず使いません。ほとんどバッチでPythonスクリプトを走らせているから。インタラクティブなデバッグしたいときはpdb起動しているし… でも今回K210をCPUに頂くM5StickV上のMicroPythonを使うにあたってREPL使うことにいたしました。help()関数、使わねばね。 “モダンOSのお砂場(10) MicroPython、モジュールとhelp” の続きを読む

モダンOSのお砂場(9) MicroPython、ファイルにアクセス

JosephHalfmoon

前回に引きつづき、M5StickVのMicroPythonのREPL環境で「遊んで」おります。M5StickVの場合、内蔵Flash以外にSDカードも使用できるので、スクリプトやデータの格納場所に困るということはなかなか無さそうです。その分、いろいろファイル操作したくなる局面も多くなると思います。そこで、ちょこっとユーティリティ的なスクリプトを書いて「お手軽化」してみました。 “モダンOSのお砂場(9) MicroPython、ファイルにアクセス” の続きを読む

特許の失敗学[2] 自筆明細書


「当社の知財状況は、以上のとおりでございます。」
「ところで、出願費用が結構あるけどなんとかならんのかね。」
「はい、知財部門でも明細書作成しておりますが、特許出願のうち~%は社外の特許事務所に委託しております。」
「そこは、キャッシュアウトを減らすことを考えんと。」
「技術者たるもの特許くらい自分で書かないとね。私の若いころは自分で特許を書いていたよ。」
「は、技術者の教育目的も含めて発明者の自筆明細書を検討いたします。」
というような会議結果がトップダウンで降りてくると、技術者が特許明細書を書く計画となります。この計画は失敗に終わる可能性が高いです。 “特許の失敗学[2] 自筆明細書” の続きを読む

モダンOSのお砂場(8) M5StickV、micropython

JosephHalfmoon

micropythonは言語処理系であってOSではないとお叱りを受けそうですが、このモダンOSのお砂場シリーズでは、Interface 2019年5月号の特集にならいmicropythonも「マイコンを制御するためのOS的な要素含む」としてモダンOSに含めております。ま、実際はM5Stack、M5Stick系の実装では、根本にFreeRTOSというモダンOSがいて、その上でmicropythonが走っているという階層構造ですが。 “モダンOSのお砂場(8) M5StickV、micropython” の続きを読む

IoT何をいまさら(52) M5Stack、Sleep、deepとlight

JosephHalfmoon

前々回、M5Stack GreyのLCDをオフにしたら、フル充電から約77分ほど動作しつづけたケースのグラフをお見せしました。しかし、M5.Powerモジュールの中にはもっと消費電力をケチれるAPIが準備されています。deepSleepとlightSleep。実際、lightSleep使ってみたら同様な条件で約397分も動作しつづけました。でもね、sleep、ちょっとクセがありそう。 “IoT何をいまさら(52) M5Stack、Sleep、deepとlight” の続きを読む

AIの片隅で(20) Kendryte K210がくる

JosephHalfmoon

別シリーズで、「M5StickV+出してくだされ、私は待っておりますで」などと書いてしまいましたが、結局、待ちきれなくなって買ってしまいました。

M5StickV

Kendryte K210 SoCプロセッサ搭載機、CPUはRISC-V、そしてEdge AI向けのNeural Network Processor(KPU)搭載であります。しびれるスペックだな。

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IoT何をいまさら(51) USB電力メーターで充電の様子を観察

JosephHalfmoon

このところ、M5Stack内蔵のバッテリ(機種 Grey、容量150mAh)の「放電」に注目して観察してきましたが、「放電」ばかりじゃまずい「充電」も見ておきたいと思いました。内部の端子に電流計つなげるのもメンドイ(いつものことですが)しと躊躇しておったところ、これまたお手軽ツールを手に入れました。USB電力メーターという一品。 “IoT何をいまさら(51) USB電力メーターで充電の様子を観察” の続きを読む

IoT何をいまさら(50) M5Stack、LCDのONとOFF

JosephHalfmoon

前回、バッテリが放電して動作しなくなるまでの様子をSDカードに記録できました。今回はLCDのONとOFFで、フル充電から、動かなくなるまでの期間とその期間のバッテリレベルの変化を比べてみたいと思います。でもね、LCDオフっちゃって「終わった」ことをどうやって知ろうかしら?

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