トホホな疑問(1) 仮想COMポートのお名前 WSL/Cygwin/MSYS

最近、マイコン開発ボード間の接続にUARTを使うようなことを始めております。時間もないので途切れ途切れにソフトを書くしかないのですが、そのマイコン上でなければ書けないようなものならともかく、UART使った文字ベースのプログラムであれば、

パソコンの上である程度作って、デバッグしてから

マイコンに持っていけば簡単じゃん、とか思ってしまうわけです。とは言え、VCでWindowsのAPI使って書く気が起きませぬ(普段Windows上ではお手軽なC#ばかりだから)。WSL(上のUbuntu)か、Cygwinか、MSYS2か、いずれにせよ、gccで書いてマイコンのgccに持ち込むのがよろしかろう、などと考えました。しかし、まてよ、WindowsのCOMxxってその手の環境で使ったことなかった。どんなお名前で呼べば良いの?トホホな疑問です。

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鳥なき里のマイコン屋(60) STM32CubeIDE その2

前回は、STM32CubeIDEをインストールしてプロジェクトを作ってみたところで終わってしまいました。今回は、恒例の「Lチカ」をビルドして走らせようと思うのですが、初めての環境、手探り状態です。そんな簡単な事でも、やはり初回はノーエラーとは行きません。またまたダウンロードが走り出します。

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鳥なき里のマイコン屋(59) STM32CubeIDE その1

マイコン開発ツールを毎月1種類使ってみて、これを1年も続けたら開発ツールの「今」が分かるんでないかい、と思って3カ月目なのであります。3つ目インストールせずにはいられません。と言って何に手を出すか?別にSTの回し者ではないのですが、このところSTのNucleoボードを使うことが多いので、まずはこのボードに適合するツールを「網羅」すべくという目標をたてました。しかし、調べると結構いろいろあるんでありますな、開発ツール。この頃、大分淘汰されているのかと思っていたのですが、勢いのあるマイコンはサポートされる、というところなのでしょう。

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IoT何をいまさら(24) ST VL53L0X, TOF センサ

1カ月くらい前にシャープ製の三角測量原理の測距センサをいじってみましたが、モダンな測距センサの主流といえばTOF(Time Of Flight)センサでしょう。スマホにまで入りつつあるTOFセンサ、ちょっと遊んでみたくなって入手いたしました。ST Microelectronics社のVL53L0Xという型番のTOFセンサです。940nm Class 1 レーザを使用し、最小3cmから最大200cm(屋内)まで測距できるもの。このセンサに加え電源やレベル変換ICなどを搭載したモジュールを、例によって秋月通商から購入。コネクタから配線が取り出せるようになっているので、センサを「ボード」に取り付けるだけで動作します。

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IoT何をいまさら(23) PythonとBottleで通信相手を作る

前回はマイコン(ノード側)の通信テストの相手にするために、Raspberry Piを使おうと思い立ち、Raspberry Piを「数年ぶりの再稼働」いたしました。数年ぶりともなると溜まるものが溜まっています。ファイルの更新作業だけで夜中までかかってしまいました。ようやく今回から、Raspberry Pi上に「テスト用のサーバーもどき」を作り始めたいと思います。お手軽重視なので、簡単に作れるものが良いな~と探したところ

Python上で動作するBottleというフレームワークが良さげ

ではないかなと考えました。Pythonでしたら普段から使っているので(Python使いの人のPythonらしいPythonコードには未だに慣れず、ごくごく普通な書き方をしておりますが)何かとお手軽。

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