Literature watch returns(16) トランジスタ技術2020年5月号付録基板

JosephHalfmoon
JosephHalfmoon

前回、「巣ごもり特需」じゃなどと意気込んで、トラ技5月号の付録基板を組みたてるために、老眼をもかえりみず、つい表面実装部品をリール買いしてしまいました。このご時世ですが部品屋さんも宅配業者さんも頑張っていてくれて、水曜日には手元に部品が届きましたよ。ペキペキと基板を折って、とりあえずNANDゲート1個を取り出してハンダ付けし、動作確認まで行いました。老眼より、気力より、リールに振り回されましたね、今回。

まずね、図らずも「受動部品」に疎いことがあからさまになってしまいましたね。トホホ。付録基板に搭載する部品は、MOSFET、LEDそして抵抗、それぞれ2種類と品種は少ないです。中でも1608サイズの抵抗。秋月電子さんで購入させてもらいましたが、5000個とか2500個とか単位のリールで購入。こんな「小口」で買っても千円しませんもの。電子部品らしいと言えば電子部品らしい。

さて、手元に部品が届いたので、喜び勇んで箱を開けました。他にもいくつか部品を買っていたですが、やはりリールは存在感があります。他の部品を圧する?大きさです。しかし、おや、リールを見れば

0603

と書いてあるではないですか。え、1608を頼んだよね、注文するとき間違えた?真っ青になりました。基板のサイズに合わないだけでなく、0603サイズなど、手先が不器用な私がハンダ付けできるサイズではない。どきどきしながら、気をとりなおし、物差しを取り出し、震える手で(大袈裟か)、サイズを実測いたしました(ま、小さいので目分量ですがね。)

1608

ですじゃん。おお、そうか、インチサイズの0603であったのか。海外メーカー製であるし、型番インチ表示なんだね。。。焦って損した。

ちゃんと注文した部品がそろっていました。早速、組み立てに入ります。とりあえずジグ兼用、基板テスト用の基板は、手元で埃を被っていた「ブレッドボードの回路をそのままの見た目でハンダ付けできる基板」を使って作成してあります。P.40の動作チェッカの回路です。こちらは表面実装部品ではないので、楽な筈ですが、それでもいろいろありまさーね。入力信号の片方のLEDが光らないゾ。テスタであたると、電源端子を一つ、半田付け忘れてました。注意力散漫、駄目だね。。

さて、いよいよ付録基板です。付録DVDのビデオを拝見しておりました。「まね」をしようとしましたが、とてもビデオのようには行きませぬ。目は霞んで良く見えないし、手先はおぼつかないしで、部品は思ったところに止まってくれない。

まあ、ランドに半田付けできてりゃ、多少ずれても「動く」じゃん

いいんだろうか、と思いつつ、開き直ってサッサとつけていきます。開き直れば仕事もはかどる。後は、1Kの抵抗だけだあ。あれ、1Kの抵抗のリールは何処?

扱う部品が小さいので、部品がどこかに行ってしまわないように「トレイ」のような入れ物の中に必要な数の部品だけを並べて作業してました。小さい部品が見つからなくなることが無かったのですが、抵抗のリール、アイキャッチ画像に掲げた「存在感」のある大きさのものが見当たりません。小さな部品の1Kと100Kを混ぜてしまうと厄介なので、先に100Kのリールから100Kを2個だけ取り出して作業しており、100Kが終わったので1Kを取り出そうとしたらそちらのリールがありませぬ。大きくて邪魔なので、つい適当なところに置いたら見当たらなくなった、と。

実際、半田付けよりリール探索にずっと時間がかかりました。いろいろ散らかっているから見つからない。埃も酷い。片づけて、掃除をして、ようやくリールを発見したときの嬉しかったこと。適当なものの上に置いたために机の脇の隙間に落ち込んでいた。整理、整頓、清掃。。。

リールから1Kを3個取り出し、ハンダ付け。動作チェッカに電池をつなげてみれば、「1」出力、緑点灯。外部LEDも「1」出力検出。スイッチは「0」と「0」。

スイッチ「1」「1」にすれば、緑のLEDは消灯、外部では「0」検出。

こんな感じで、全ての組み合わせを確認。NANDゲートOK。しかし、多分、この歳まで生きてきて、いままでで一番苦労してつくったNANDゲートじゃないか、という気がする。

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