前回なぜかは知らねど自動インストールされた raspinfo なるスクリプトファイル、なかなか便利。その割に使ってないっすけど。そうしたら、今回あろうことか、raspinfoパッケージ、「もう必要とされていません」と表示されました。どうしたんだ?私は知らなかった、transitional dummy package。
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前回、なんだか知らないうちにRaspberry Pi 4 model BのRapberry Pi OSにインストールされていた raspinfo なるスクリプトファイル、まあ便利っちゃ便利だし、邪魔になるもんじゃなし、と思っていたら、apt upgradeの際に、以下のようなメッセージを受け取りました。
「もう必要とされていません」
とてもつれないお言葉です。使うなってこと?忘却力の年寄が忘却に耐えて折角覚えたばかりなのに。でも基本従順な私メは言われた通りに処置しましたぞ。ほれこのように。
これで raspinfoパッケージはあえなく消えました。
一端ラズパイ4機を停止し、再起動してみると raspinfo コマンド、消えてません。ちゃんとつかえます。ファイルも1か月以上前にアップデートされたままみたいだし。これってどうして。
ちょっと気になったので、apt info に聞いてみました。こんな感じ。
a transitional dummy package って何? apt素人の私にはわかりませぬ。どゆこと?
探し回ったら、同じような疑問を持った人がいたみたいでいくつもページがありました。どれも古いものみたい。今頃 transitonal dummy package に気づいた私は何週遅れかのお馬鹿さん。
以下のページが一番わかりやすかったです。
What exact purpose have transitional packages?
別名の新パッケージに依存する、旧名称のままのダミーパッケージ(依存関係だけで実体なし)を使って、旧名称のパッケージ名でインストールしてあった場合のupgradeに対応しつつ、新な名前のパッケージに誘導する技?みたいっす。インストールするだけで目的を達するので、後は消しても大丈夫っと。知らんけど。
もしかすると過去に何度もお世話になっていたのかも知れないけれど、raspinfoのおかげで気づきましたわん。