前回はBBC micro:bit v2搭載のスピーカ(というよりブザーですが)を鳴らしてみました。今回はオンボード搭載のマイクロフォンの瞬時値を読み取ってみます。音声波形として読むためには正確なサンプリング周期で連続読み取りが必要ですが、今回のはある瞬間の1点の出力を読んでいるだけ。音声には程遠いです。 “GoにいればGoに従え(20) TinyGo、MICの値を読み取る、micro:bit v2” の続きを読む
手習ひデジタル信号処理(86) Scilab、GUIつかってフィルタ作ろうとしてハマる
前回、自前版NCOとて単なるSIN波、COS波を生成し、変調された信号に乗じてI/Q分離の第一段階をば実施。次はLPF、ということで今回はLPFを作成することにいたしました。そういえばScilabにはGUIを使ってLPFを生成する関数があったんじゃないだろうか?GUIならお楽ね。と思って使ってみてハマリましたです。
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部品屋根性(95) 続コンデンサの周波数特性、アルミ電解とOS-CON、ついでにセラミック
前回はフィルム系?のコンデンサ2品をアナライザにかけて同じ容量でも大分性格が違うのね、と納得。今回は電解系?の極性のあるコンデンサ2品を比べてみます。一般的な「マイナスの帯」が印象的なアルミ電解と「ツーブロック風」の頭が印象的なOS-CONです。どちらも電源回路などでお馴染みのもの。 “部品屋根性(95) 続コンデンサの周波数特性、アルミ電解とOS-CON、ついでにセラミック” の続きを読む
MicroPython的午睡(106) ESP32版、DHT11を接続してみる
別シリーズのRubyちゃん(RX631上のmruby)にラズパイPico用に自前作成のフルMicroPythonのDHT11インタフェース関数を移植しましたが苦戦中です。今回はESP32版のMicroPythonでDHT11接続を行ってみます。ESP32版にはDHT用のモジュール装備されとります。これを使えば一撃と。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(117)ARM64(AArach64)FCSEL
前回FCMP命令を練習したので「そこへの道が開いた」のがFCSEL命令であります。比較結果(条件フラグ)に基づいて「ソース1」をデスティネーションに書き込むのか「ソース2」を書き込むのか実行するもの。C言語の3項演算子みたいなものですが、肝心の条件比較は先行する命令、FCMPかCMP(整数比較)などにお任せです。
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Rubyと一緒(8) GR-CITRUS、DHT11、ソフトで読み取り、湿度だけ?
特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボード(ルネサスRX631搭載)で組み込みRuby(mruby)してます。今回はMicroPython上で動いている「フルソフトウエア」のDHT11センサ読み取りプログラムのRubyへの移植にトライ。しかし湿度の読み取りだけ成功?したところで止めました。タイミング違い過ぎ。 “Rubyと一緒(8) GR-CITRUS、DHT11、ソフトで読み取り、湿度だけ?” の続きを読む
データのお砂場(83) R言語、swiss、「人口転換期」の出生率と社会経済指標とな
今回のデータは約150年まえのスイスにおけるデータです。古いけれどもこのタイミングには意味があり「人口転換期」であったのだそうな。当時の日本(明治21年)は後進国であったけれどスイスではいち早く出生率の低下がみられていたように推察されます。日本とはちょっと違う?しかしスイスでも地域格差はハッキリしていたみたい。
定番回路のたしなみ(26) 続ウイーン・ブリッジ発振回路、ツエナーダイオードでAGC的な?
前回、ウイーン・ブリッジ発振回路を嗜んでみました。ちょっとゲイン大き目にするとオペアンプの振幅振り切って正弦波の頭が平らになってしまうし、ちょっと小さくすると今度は発振とまってしまう(振幅不安定)ということで調整無理やりでした。今回はそれをダイオード2個と抵抗一個追加してゲインを自動調整、これはAGCってことかい。 “定番回路のたしなみ(26) 続ウイーン・ブリッジ発振回路、ツエナーダイオードでAGC的な?” の続きを読む
オプション沼(17) どしたら差が出る? gccの-fno-builtinオプション
元より野次馬、このところgccのオプションの「なんだかわからん」「不穏な雰囲気がする」やつらをめぐっております。今回は -fno-builtinオプションとな。コンパイラ素人の勝手な理解では、gccが「内蔵する」ビルドイン関数を使わないでくれとリクエストするためのオプション、である筈。しかしこの使い方が分からないデス。
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忘却の微分方程式(97) 反復練習60、陰関数の2次導関数を求める、Maxima
大分前に「陰関数の微分」やってます。今回は「陰関数の2次導関数を求めよ(2階微分)」です。教科書的には偏微分を「駆使して」求める方針ですが、Maxima様にお願いするときは偏微分だろうが何だろうがdiff()一発です。でも例によってその後がメンドイ、陰関数はメンドイ。計算してもらってるのだから文句言うなよ、自分。
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連載小説 第130回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、4月から久し振りの日本勤務です。20世紀も終焉に近づいていく中、我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶発振デバイス)はどうなっていくのでしょうか。 “連載小説 第130回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(155) AD2のスコープ画面に遅延計測機能を追加する
今回はアナデバ様の日本語版記事アップ待ちで、Analog Discovery2のスクリプト機能試用に戻ります。スクリプトはScriptタブから実行だけでなく、「Scopeタブ」の中「Measurements」からも測定用のスクリプトを走らせることが可能です。今回はチャネル間をまたく測定に挑戦?挑戦ってほどでもないっす。
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部品屋根性(94) ありがち?コンデンサの周波数特性、セラミック、ポリエステル、ポリスチレン
第90回で使ったAD2のインピーダンスアナライザ機能で今回はコンデンサの周波数特性を測定します。ありがち?手元在庫をヒックリ返したらコンデンサいろいろ出てきました。今回は、容量0.01μF編ということで、積層セラミック、ポリエステル・フィルム、ポリスチレン・フィルムの3つを比べてみました。ポリなんちゃら、どこが違うの?
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ブロックを積みながら(118) Node-RED、自前ノード機能追加にみるエラーのとき
前回から引き続き自前ノード data-check に機能追加をしております。コード書いていたら避けられない?のがコーディングミスであります。今回はいろいろやらかしたときの反応をいくつか掲げます。ちゃんとチェックしてからupdateかければ良いのに、コーディング終了即アップデートするからそんなことになるのだわな。