お手軽ツールで今更学ぶアナログ(231) コルピッツ発振回路 シミュレーションのみ

Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年4月号(日本語版)の実習1回目です。1か月間が空いたので随分久しぶりっす。前回は「ハートレー発振回路」であったので、必然というか当然というかで「コルピッツ発振回路」の登場デス。何やら別シリーズ過去回でもやっている気がしないでもないんだが。

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コルピッツ発振回路

前回までのハートレー発振回路のLとCをヒックリ返せば、コルピッツ発振回路はすぐそこであります(いいのか、素人老人がそういうこと言って。)しかし、ハートレーとコルピッツの間、大分時間が空いてます。何か大人の事情があったのか。。。

アナデバ様のWeb記事を待つことなく、別シリーズの過去回にてコルピッツ発振回路の練習、やってました。。

定番回路のたしなみ(24) LC発振で正弦波、コルピッツ発振回路、トランジスタ編

まあ、「似たような」練習だけれども、コマケーところが違うし、今回はアナデバ様のWeb記事にもとづく練習デス。真面目にやらんとね。

コマケー話

まあ、例によってアナデバ様の元記事のコマケー話っす。「図2. 実習に使用するコルピッツ発振器の回路」の回路図中、C3が2個ありますぞ(C4が抜けてる。)多分、両方ともカップリング・コンデンサで同じ定数なのでコピペの都合?

LTspiceシミュレーション

これまた例によって、実習初回の今回はLTspiceシミュレーションのみ行ってお茶を濁します。まあね、アナデバ様の元記事でも「事前のシミュレーション」ということでシミュレーションやっとけ、みたいなことが書かれておるし。

シミュレーション用の回路図が以下に。ColpittsSimSchematic

発振開始の様子が以下に。ColpittsSimWave0

カーソルを当てて、いい加減な発振周波数を調べた結果が以下に。Freq

上の読み取り結果は約521kHz。計算上は約554kHzになる筈なので、まあ、そんなもんかいと(いつも通りのテキトーさ。)

なお、発振安定してそうな部分で、発振波形(電圧、緑)だけでなく、R3を流れる電流波形(ピンク)もプロットしてみた結果が以下に。ColpittsSimWave

まあ、お茶は濁った?

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