帰らざるMOS回路(56) Xilinx Vivado、クロッキングとバイナリカウンタ

binaryCounter
Joseph Halfmoon

前回「調査」から、Vivado内蔵IPの実地トレーニングは空プロジェクトを作って、そこに対象のIPを配置し、シミュレーションして、FPGAに書き込んでというプロセスを地道にやっていくことにいたしました。まずは「簡単そうな奴」からということで選んだのがBinary Counterです。これならFPGA素人老人にもできる?

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データのお砂場(130) R言語、poisons、毒と処置と生存時間、{boot}

poisonsPlot
Joseph Halfmoon

Rのパッケージ「Boot」のサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。前回、実験動物の皆さまは多分ほぼ確実にお亡くなりのハズ。今回も生物相手の実験データです。なんとアカラサマに毒に晒してからの対処方法による生存時間の違いを測ったデータみたいです。結局皆お亡くなり?実験対象が何だとかは言及ないけど冷酷な科学の進歩?

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帰らざるMOS回路(55) Xilinx Vivado、Example Project

OpenExampleProject
Joseph Halfmoon

FPGA素人老人がAMD(Xilinx)社Vivadoで気になったのが起動直後の画面、Quick Startの中の Open Example Project という項目です。これをクリクリやっていったら、忘却力の老人にも勉強になるようなプロジェクトが現れいでてくるのか? どうなんだろ~ということで闇雲に開いてみました。

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忘却の微分方程式(144)反復練習107、続々、定数係数2階非同次線形微分方程式Maxima

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Joseph Halfmoon

前回、前々回と非同次の2階線形微分方程式を練習してきました。前々回は右辺のQ(x)が「特定の形」なら未定係数法で解ける、前回は「特定の形」の積の形であっても解けると。そして今回はその最終形態ですかね、「特定の形」の線形結合であれば、これまた解けると。しかし、当方では端から伝家の宝刀 ode2()関数にお任せ。 “忘却の微分方程式(144)反復練習107、続々、定数係数2階非同次線形微分方程式Maxima” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(187) ディスクリート構成の同調アンプその1

SIM1schematic
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年3月号(和文版)実習初回です。今回は負荷抵抗の代わりにLC共振回路をコレクタに接続した同調増幅器(ディスクリート・トランジスタ使用)です。共振周波数のところでグイーンと増幅率が上がるアンプです。アナログ素人の老人はアナデバ様のご指示に従うのみ。

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ブロックを積みながら(152) Scilab/Xcos、離散時間パレットその1

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Joseph Halfmoon

前回までの「連続時間」パレット内のブロックでは信号は連続の「てい」でソルバ様に計算(積分)されとりました。しかし今回からの「離散時間」パレット内では、アカラサマにトビトビの時間に対して計算されます。連続時間のときの「s」ではなく「z」が登場。まあ、ムツカシーことは言わないでも計算はできるっと。いいのか?
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やっつけな日常(63) ADI アナログ・フィルタ・ウィザードでアクティブBPFを実験

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Joseph Halfmoon

別件記事で、信号処理素人の老人がIIRバンドパスフィルタ(BPF)をScilabで計算。デジタルフィルタなので期待通りの動作でした。ここは一発「同等」のアナログ・フィルタを実機で実験せんと。またもや暴挙に。その裏側にあるのは、アナデバ様のWebツールを使えるハズという一点であります。まあ「同等」は直ぐに諦めたけれども。

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手習ひデジタル信号処理(127) Scilab、filter関数で時間波形をBPフィルタ

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Joseph Halfmoon

前回、実際に時間波形に対してフィルタ処理を行うfilter関数の内部「相当のハズの」ブロック図を描きました。お惚け老人的には腑に落ちた感じ(ホントか?)今回は実際に「時間波形」をIIRフィルタしてみます。フィルタ係数は「アナログフィルタ」との関係性がつけやすいと思われる iir() 関数(第123回)で求めてみます。
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やっつけな日常(62) Arduino Uno R4 IOレジスタ直接アクセスのお作法

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Joseph Halfmoon

前回、Arduino Uno R4搭載のRA4M1マイコン内蔵のオペアンプを使ってみました。この機能についてはArduino環境にAPIが準備されていたのでお楽。でもRA4M1にはAPI準備されていない機能も多数あるようです。ついてはハードウエアのIOレジスタにアクセスしたいけれども。お作法に則ってやりたいっす。 “やっつけな日常(62) Arduino Uno R4 IOレジスタ直接アクセスのお作法” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(161)A64 SIMD要素毎SQDMLAHはARMv8.1

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Joseph Halfmoon

今回こそ「SIMDレジスタの一方の全要素に他方の一要素を共通に掛け算」する命令の練習を完了せんとしたところ、既に完了していることに気づいて愕然。お楽しみにとっておいた「符号付整数の乗算結果を2倍して積和した結果の上側半分を丸めて格納、もし溢れたらサチュレーション」は実習不可。それどころかあちこち要訂正。トホホ。

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SPICEの小瓶(41) LTspiceでNETリストをバッチ・シミュレーションからCSV

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Joseph Halfmoon

前回LTspiceとテキストファイルの間のデータ入出力をやってみました。しかし思い起こせば昔のサーキット・シミュレータというとネットリストを手で打ち込んでました。そして現在のLTspiceでもテキストファイル(ネットリスト)で回路記述を読みこみ可能です。ついでに結果をCSVファイルに輸出するスクリプトも作成。 “SPICEの小瓶(41) LTspiceでNETリストをバッチ・シミュレーションからCSV” の続きを読む

データのお砂場(129) R言語、paulsen、モルモット脳における神経伝達、{boot}

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Joseph Halfmoon

Rのパッケージ「Boot」のサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。今回はpaulsenとな。昨今、シナプスにおける情報伝達など現代人の基礎知識だと。しかし、興奮性シナプス後電流(EPSC)にも何種類もあり、そいつらが「量子的」(とびとびの値をとるということか?)とか言われると恍惚老人にはついていけませぬ。
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なんちゃって図絵(4) 半導体、チップのザックリした外観と外部接続

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Joseph Halfmoon

「なんちゃってな図」と「ほんわかした説明(数式なし)」により分かった気になるのか?というシリーズ第4回です。前回は「シリコンウエファ」を遠くから眺めてみました。今回はシリコンウエファの上に製造された半導体製品(IC)に、もそっと近づいて見ていきます。まあね、ウエファを切っただけではただの石。外部と接続せんと。 “なんちゃって図絵(4) 半導体、チップのザックリした外観と外部接続” の続きを読む

忘却の微分方程式(143)反復練習106、続、定数係数2階非同次線形微分方程式、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は「非同次」の2階線形微分方程式の「右辺Q(x)」が特定の形のときに未定係数法で解けるという例題を練習。といって実際には教科書がお教えくださっている手順を「スルー」、2階ならば使える伝家の宝刀ode2にお任せでした。今回はさらに2階の「非同次」方程式の例題を解くのですが、今回も「ode2お任せ」ぞなもし。
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