
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年3月号(和文版)実習初回です。今回は負荷抵抗の代わりにLC共振回路をコレクタに接続した同調増幅器(ディスクリート・トランジスタ使用)です。共振周波数のところでグイーンと増幅率が上がるアンプです。アナログ素人の老人はアナデバ様のご指示に従うのみ。
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前回までの「連続時間」パレット内のブロックでは信号は連続の「てい」でソルバ様に計算(積分)されとりました。しかし今回からの「離散時間」パレット内では、アカラサマにトビトビの時間に対して計算されます。連続時間のときの「s」ではなく「z」が登場。まあ、ムツカシーことは言わないでも計算はできるっと。いいのか?
“ブロックを積みながら(152) Scilab/Xcos、離散時間パレットその1” の続きを読む

前回、実際に時間波形に対してフィルタ処理を行うfilter関数の内部「相当のハズの」ブロック図を描きました。お惚け老人的には腑に落ちた感じ(ホントか?)今回は実際に「時間波形」をIIRフィルタしてみます。フィルタ係数は「アナログフィルタ」との関係性がつけやすいと思われる iir() 関数(第123回)で求めてみます。
“手習ひデジタル信号処理(127) Scilab、filter関数で時間波形をBPフィルタ” の続きを読む

前回、Arduino Uno R4搭載のRA4M1マイコン内蔵のオペアンプを使ってみました。この機能についてはArduino環境にAPIが準備されていたのでお楽。でもRA4M1にはAPI準備されていない機能も多数あるようです。ついてはハードウエアのIOレジスタにアクセスしたいけれども。お作法に則ってやりたいっす。 “やっつけな日常(62) Arduino Uno R4 IOレジスタ直接アクセスのお作法” の続きを読む

前回LTspiceとテキストファイルの間のデータ入出力をやってみました。しかし思い起こせば昔のサーキット・シミュレータというとネットリストを手で打ち込んでました。そして現在のLTspiceでもテキストファイル(ネットリスト)で回路記述を読みこみ可能です。ついでに結果をCSVファイルに輸出するスクリプトも作成。 “SPICEの小瓶(41) LTspiceでNETリストをバッチ・シミュレーションからCSV” の続きを読む

Rのパッケージ「Boot」のサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。今回はpaulsenとな。昨今、シナプスにおける情報伝達など現代人の基礎知識だと。しかし、興奮性シナプス後電流(EPSC)にも何種類もあり、そいつらが「量子的」(とびとびの値をとるということか?)とか言われると恍惚老人にはついていけませぬ。
“データのお砂場(129) R言語、paulsen、モルモット脳における神経伝達、{boot}” の続きを読む

「なんちゃってな図」と「ほんわかした説明(数式なし)」により分かった気になるのか?というシリーズ第4回です。前回は「シリコンウエファ」を遠くから眺めてみました。今回はシリコンウエファの上に製造された半導体製品(IC)に、もそっと近づいて見ていきます。まあね、ウエファを切っただけではただの石。外部と接続せんと。 “なんちゃって図絵(4) 半導体、チップのザックリした外観と外部接続” の続きを読む

前回は「非同次」の2階線形微分方程式の「右辺Q(x)」が特定の形のときに未定係数法で解けるという例題を練習。といって実際には教科書がお教えくださっている手順を「スルー」、2階ならば使える伝家の宝刀ode2にお任せでした。今回はさらに2階の「非同次」方程式の例題を解くのですが、今回も「ode2お任せ」ぞなもし。
“忘却の微分方程式(143)反復練習106、続、定数係数2階非同次線形微分方程式、Maxima” の続きを読む

みんな大好きArduino Uno R4のMCUルネサスRA4M1にはオペアンプが搭載されています、4個も。ただしボード的に使えるのは1個限定みたい。以前からその辺がどうなっているのか気になっていたので、今回調べてみました。ついでにありがちな非反転オペアンプにして動作を実感。使い途はやっぱり「フロントエンド」用かね~。 “やっつけな日常(61) Arduino Uno R4 MINIMAのオペアンプを使ってみる” の続きを読む

制御工学素人の老人が別シリーズで古典制御の計算などしているので、ついGemini様に問いかけました。『ナイキストの安定判別方法で不安定と判定される伝達関数を1例あげてください』と。例によってGimini様は自信満々にご回答。でもなんだか変でないかい?安定と不安定と両方尋ねたのに参照しているグラフは同じ?なんでだ~。
“AIの片隅で(54) Googleの生成AI、Gemini、不安定と判定される伝達関数?” の続きを読む