お手軽ツールで今更学ぶアナログ(186) トランスの周波数特性、1:2と2:1

HPH1_0190_2_1DUT
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年2月号(和文版)実習2回目です。前回はトランスを1:1構成にして周波数特性を測定。1:1です。「ほぼほぼ平らな」特性でした。今回は1:2(昇圧)とか2:1(降圧)構成を実習せよと。しかし、測定例のグラフに申し上げたき儀これあり、恐れ多いですが。
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(186) トランスの周波数特性、1:2と2:1” の続きを読む

AIの片隅で(49) Googleの生成AI、Gemini、回路図から部品表(BOM)作って

bomA1b
Joseph Halfmoon

前回の結果から、Gemini様は画像ファイルの中の文字や数字を読み取ることはお得意そうだけれども、図形そのものを「理解」するのは苦手なように思われました。そこで今回は、文字数字中心に読み取れれば「役に立つ」んじゃないかと思われるBOM(Bill of Materials)、部品表の作成をお願いしてみました。 “AIの片隅で(49) Googleの生成AI、Gemini、回路図から部品表(BOM)作って” の続きを読む

ブロックを積みながら(150) Scilab/Xcos、連続時間パレットその2

stepResponseCLR
Joseph Halfmoon

前回は連続時間パレットの中でも比較的「プリミティブ」なブロックどもを練習してみました。今回はいよいよXcos使う上での中心的存在の一つ、「連続系伝達関数」と「連続系状態空間システム」を練習してみます。といって練習するのは簡単なやつだけだけれども。実際のいろいろに適用してみるのはまだ大分先かな~。はやくやれよ、自分。
“ブロックを積みながら(150) Scilab/Xcos、連続時間パレットその2” の続きを読む

AIの片隅で(48) Googleの生成AI、Gemini、オシロスコープの画面を読み取って

A1_readingEC
Joseph Halfmoon

Gemini様からはいつも「自信満々」なご回答をいただけます。今回も最初は完璧なご回答をいただけました。間抜けで忘却力の年寄は「Gemini様はグラフを読めているのね」と一瞬誤解しかけましたぞ。しかし、ちょいと意地悪してみたら「グラフは読み取れてない」「読めたフリをしているだけ」ということが発覚。トホホ。
“AIの片隅で(48) Googleの生成AI、Gemini、オシロスコープの画面を読み取って” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(125) Scilab、yulewalkでIIRフィルタを設計

yulewalkFreqRes
Joseph Halfmoon

前回前々回と練習してきたIIRフィルタ設計関数ですが、今回はその3回目。練習するのはyulewalk()関数です。「最小二乗フィルタを設計」とHELPページのタイトルに掲げられてますが、それをするのに使っているのがYule-Walker方程式みたいです。またメンドクさそうな奴を関数名に頂いておる設計関数だよ。
“手習ひデジタル信号処理(125) Scilab、yulewalkでIIRフィルタを設計” の続きを読む

AIの片隅で(47) Googleの生成AI、Gemini、74AHC245、テストベクトル

SN74AHC245
Joseph Halfmoon

Googleの生成AI、Gemini様に無茶ぶり?している年寄です。Gemini様は何でもご存じなので「それなりにカッコつけた」回答をくれます。でも結構、慌て者な感じっす。前回は「アナログ」タイマでしたが、今回はロジック回路です。「テストベクトルを作製して」と問いかけてます。そんなことをお願いしても大丈夫なのか?
“AIの片隅で(47) Googleの生成AI、Gemini、74AHC245、テストベクトル” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(159)A64(AArach64)SIMD要素毎FMULX

elemFMULXargs
Joseph Halfmoon

前回につづき「SIMDレジスタの一方の全要素に他方の一要素を共通に掛け算」する浮動小数点演算命令を練習しようとして発覚。FMLAL, FMLAL2, FMLSL, FMLSL2の4命令、ARMv8.2以降の実装です。ARMv8.0では練習できません。ラッキー?残りはと見ればFMULXのみ。しかしメンドクセー奴なんだ。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(159)A64(AArach64)SIMD要素毎FMULX” の続きを読む

AIの片隅で(46) Googleの生成AI、Gemini、NE555、非安定モード発振

NE555astableWD_AI
Joseph Halfmoon

Googleの生成AI、Gemini様にハードウエアに関するアドバイスをいただこうと、懲りずにやっている年寄です。前回のオペアンプ使った非反転増幅回路は、3案見比べてみればまあまあOKな感じでした。ただかなりお惚け入ってるけど。今回はド定番、NE555使った回路を投げかけてみます。発振周波数を求めてくれるのか?
“AIの片隅で(46) Googleの生成AI、Gemini、NE555、非安定モード発振” の続きを読む

データのお砂場(127) R言語、nodal、前立腺ガンにおけるリンパ節の関与、{boot}

nodalAggregate_r4
Joseph Halfmoon

Rのパッケージ「Boot」に含まれるサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。今回はnodalとな。前立腺ガン関係のサンプルデータセットみたいです。例によって40年前以上の古いデータセットみたいですが、年齢的に他人事とは言えないので怖いデータセットです。ただ0と1が並んでいるだけなんだけれども。 “データのお砂場(127) R言語、nodal、前立腺ガンにおけるリンパ節の関与、{boot}” の続きを読む

AIの片隅で(45) Googleの生成AI、Gemini、100倍の非反転増幅回路

Gain100Amp_LT1006_EC
Joseph Halfmoon

前回は「誤配線を含む回路図」をアップロード、しかしGemini様は咎めだてもせず解釈してくれ、ホンワカしたご回答をいただけました。しかし回路の改良はGemini様でなく、アナデバ様の専門ツールにお願い。今回は「シミュレーションOKな誤りのない回路図」をアップロードした上で、Gemini様にご相談申し上げたい儀これあり。
“AIの片隅で(45) Googleの生成AI、Gemini、100倍の非反転増幅回路” の続きを読む

忘却の微分方程式(141) 反復練習104、続、定数係数高階同次線形微分方程式、Maxima

Ex3_0EC
Joseph Halfmoon

頼り切ってきたode2関数が前回より使えなくなり、どうなることかと思いましたが、何とか乗り切った?感じです。今回は前回の続きの例題を解いて(実際に解くのはMaxima様ですが)みます。まあ、一度「型」がきまってしまえば以下同文と。何時のまにか3階どころか4階の方程式も解けるようになっていたっと。 “忘却の微分方程式(141) 反復練習104、続、定数係数高階同次線形微分方程式、Maxima” の続きを読む

AIの片隅で(44) Googleの生成AI、Gemini、トランスインピーダンスアンプ?

OP999_TIA_Schematic2
Joseph Halfmoon

過去回でGemini様はハード不得手じゃないかと不埒なことを書いてます。でも前回、回路図をアップロードした上でプロンプトにお願いしてみたところ「もっともな」ご回答をいただけました。なんだ回路図を入力しておけば良かったのね?今回投げかけてみるのはトランスインピーダンスアンプです。シンプルだけれどチョイとムズイやつ。

“AIの片隅で(44) Googleの生成AI、Gemini、トランスインピーダンスアンプ?” の続きを読む

AIの片隅で(43) Googleの生成AI、Gemini、この回路が何だか分かりますか?

NJL5501_IR_WaveForm
Joseph Halfmoon

老人が、今日も生成AI、Gemini様に茫漠とした問いかけをしています。今回は回路図をアップロードして「この回路が何だか分かりますか?」と質問。回路は別シリーズの過去回で使ったLTspiceの回路図なんだけれども。自分で描いたハズのものとは言え、忘却力の老人は記憶の彼方。しかしGemini様はなんでもお見通しだ。
“AIの片隅で(43) Googleの生成AI、Gemini、この回路が何だか分かりますか?” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(185) トランスの周波数特性、同極性、1:1

Transformers
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年2月号(和文版)の実習です。連載ようやく旧に復した感じ?っす。さて今回は、アナデバ製の学習用部品キットADALP2000所蔵のトランス2機種についてその周波数特性を測れ、というお題です。最初は1:1、つづいて1:2、2:1といった巻数比でやれ、と。

“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(185) トランスの周波数特性、同極性、1:1” の続きを読む