モダンOSのお砂場(82)UNO R4でFreeRTOS、ブラウザからUNO R4のLEDを操作

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Joseph Halfmoon

手元で使っているArduino UNO R4は「お求めやすい」Minimaです。WiFiの搭載はありません。そこで2番目のUARTを介して伝統的なUSBシリアルインタフェースFT232RLを経由してホストPCへ接続。ホスト上で動作するPythonスクリプトでラズパイ上で動いているMQTTブローカからの指令を得ることに。 “モダンOSのお砂場(82)UNO R4でFreeRTOS、ブラウザからUNO R4のLEDを操作” の続きを読む

データのお砂場(114) R言語、downs.bc、BC州でのダウン症の発症率、{boot}

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今回も御病気の統計です。カナダはブリティッシュコロンビア州におけるダウン症の発症データです。古いデータが多い印象のRのサンプルデータセット中で今回のデータは20世紀も後半以降のデータのようです。ダウン症自体、最初の報告者のダウン博士のお名前をとって命名されたのが1965年らしいですからそんなに古いわけはないすけど。
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忘却の微分方程式(128) 反復練習91、ODE2で微分方程式の一般解、Maxima

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前回まで、微分方程式を解くにあたってはdesolve関数にお願いしてきました。しかし、もう一つ解法があったのです。ODE2関数とな。ODE2のOはオーディナリのOみたいです。「常」微分方程式用ね。一階または二階の奴らを解くためのものみたいです。一般解を求めるときは、desolve関数でごちょごちょするよりずっとお楽。
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帰らざるMOS回路(43) Digilent CMOD S7導入。AMD(Xilinx)だ。

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トライしていた「中華」FPGAから、本流の米国FPGAに転進。中華FPGAが手元のPC上で開発できないのが辛かった。毎度古いマシンを叩き起こして作業する心理的障壁に負けました。もっとも米国製といっても「お求めやすい」FPGAボードを物色。結局、いつもお世話になっているDigilent社製品を導入。CMOD S7とな。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(175) ECM(エレクトレット・コンデンサ・マイク)を増幅

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アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年11月号の実習1回目です。今回はマイクロフォンの実験。しかし手元のADALP2000部品キットにはマイクが含まれてません。実験に必要な部品はADALP2000に「ほぼ」含まれているのですが無いこともあり。でも手元在庫にマイクがあったハズ?

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GoにいればGoに従え(44) ラズパイPico、USB HIDデバイスその1

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ラズパイPicoのTinyGoはUSBのデバイス側に対応。いつもUSBシリアルにはお世話になっておるので、別なクラスということでHIDキーボード・クラスを使ってみることにいたしました。キーボードそのものを作ろうというのではなく、別途データ転送にちょろまし使用の目論見。今回はPCへ文字を送信できるところを確認。
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ブロックを積みながら(136) Node-RED、PCをMQTT接続、マイコン接続の準備ね

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Joseph Halfmoon

前々からネットワーク接続機能を持ったマイコンボード類はNodeRedにMQTT接続して「よろしく」やっておったのです。しかし、ネットワークに接続できないものどもは蚊帳の外。でもね中にはシリアルでホストと接続してホスト上のスクリプトを介してMQTTしたケースもありでした。今回はPCを介して接続するための準備であります。 “ブロックを積みながら(136) Node-RED、PCをMQTT接続、マイコン接続の準備ね” の続きを読む

PIC三昧(26) PIC16F18855、CWGでハーフ・ブリッジ駆動波形を生成

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Joseph Halfmoon

今回はCWG(Complementary Waveform Generator)の練習1回目です。パワエレ系の人々にはお馴染みさんのハーフブリッジとかフルブリッジとかを駆動するための波形を作り出してくれるもの。パワエレ素人の年寄はインバータといわれると反射的にロジックを思い浮かべてしまう。ダメな私。

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手習ひデジタル信号処理(111) Scilab、2値化の自前関数作成

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Joseph Halfmoon

安価に手に入る赤外線リモコン受信モジュールを使えば一撃なものを、わざわざ「生波形」から処理しようとしています。前回は包絡線検波(もどき)の自前関数を作製。でもそれ以前に変化する信号の2値化処理も行いたかったです。今回はそのための自前「もどき」関数を作製してみます。「もどき」ばかりで大丈夫か?

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MicroPython的午睡(135)M5Stack UIFlow2、DDSで波形出力

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Joseph Halfmoon

前回生成した25MHzクロックを使って別シリーズにてDDS、AD9837を駆動、美麗な正弦波を得ることができました。ただブレッドボード接続だったので配線が汚いです。そこでM5Stackの側面のピンソケットに差し込める「アタッチメント」ボートを作製。チェック不十分にて大慌て。壊れずに動いて良かった。 “MicroPython的午睡(135)M5Stack UIFlow2、DDSで波形出力” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(146)ARM64(AArach64)SIMD カウント系

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Joseph Halfmoon

前回ようやく2要素を演算した結果の要素のビット幅が変わる奴らをやっつけ終えました。今回から1要素を処理して1要素が得られる系統の命令に入ります。ともかく命令数が多いのでコマケー話は踏みつぶしてサッサと通り過ぎたい気でいるのですがどうなることか。その初回は「カウント系」です。クセさえ分かればどおってことない。ホントか?
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モダンOSのお砂場(81)UNO R4でFreeRTOS、第2のUARTで指令を送る(だけ)

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Joseph Halfmoon

前回は規定温度を超えでPassiveブザーをPWMで鳴らす機能を追加。今回は第2UARTを使って外部から「指令」を受信する機能を付け加えたいと思います。UNO R4はUSBシリアルに向いているチャネルとは別にもう一本UARTを使えるのでこれとのやり取りをTask1にお任せします。今のところ指令を受信するだけだけれども。
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データのお砂場(113) R言語、dogs、家犬の心臓に関するデータ、{boot}

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Joseph Halfmoon

前回は植物の受粉。今回は動物、お犬様。ネコさんは腎臓病が多いらしいすけど、ワンコは心臓病けっこう多いのだな。ただ今回のサンプルデータセットは病気については一言も触れず、ただ心臓の酸素消費量と左心室圧を述べるのみ。それも合計7ケース。7ケースでもブートストラップ法の適用妨げるもんでないでしょうが、今回は遠慮しておきます。

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SPICEの小瓶(38) 小信号用の手元部品でハーフブリッジ・インバータ「もどき」

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Joseph Halfmoon

元よりパワエレ素人、いまさらパワエレにまい進しようとは思っていないのでありますが、マイコンのペリフェラルの中にはハーフブリッジだのフルブリッジだのを制御するためのものがあります。その動作確認のために「ちんまりした」ブリッジ回路モドキをデッチ上げてお茶を濁したいと考えました。手元には小信号用の部品しか在庫がないんだ。。。

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