OPアンプ大全を読む(28) 凡人は具体的な計算を繰り返すしかない(ケド計算はJSにお願い)

Joseph Halfmoon

正直、第2部第6章に入って行き詰まりました。この章は数式(「ごく普通の」奴らです)中心で、「高速OPアンプ」の「周波数特性の側面」を論じているのです。しかし、数学不得意にしてアナログ素人、そして忘却力の年寄にとっては、ありがたい数式も馬耳東風と過ぎ去っていくのです。そこでJavaScriptにお願い。 “OPアンプ大全を読む(28) 凡人は具体的な計算を繰り返すしかない(ケド計算はJSにお願い)” の続きを読む

PIC三昧(6) Configurable Logic Cell、PIC16F18855

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前回は複数の外部入力端子を組み合わせて割り込みをかけることもできるIOC機能でした。今回は複数の外部入力端子を含む各種信号を使ってロジックを作り、結果を外部出力したり内部回路で使ったりできるCIC機能を使ってみます。FPGAとはいかないですが、ごく小さなPLDみたいな感じ。外付けロジックIC数個分くらいの規模感。
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忘却の微分方程式(106) 反復練習69、三重積分その1、Maxima

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Joseph Halfmoon

長らく二重積分やってましたが、今回はフツーの三重積分です。まだまだ二重積分も三重積分も続くであろう教科書の流れです。今回は「箸休め」的な素直に三重積分の回かね。まあね、計算するのはMaxima様デス。Maxima様的には、二重だろうが、三重だろうがほぼほぼ関係ないっと。適切に積分領域を指定できさえすれば問題ない。何が?

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モダンOSのお砂場(64) UNO R4、ルネサスRA4M1でFreeRTOSのコルーチン

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Joseph Halfmoon

前回はOSタイマ前々回はTask(プリエンプティブな)、並行処理を行う方法はもうお腹一杯な気がしないでもないです。しかし、FreeRTOSにはもう一つあり。CoRoutineです。本格的なTaskが使えるFreeRTOSでわざわざコルーチンする意味があるのか不明ですが、今回は「あるものは使ってみる」ということで。
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データのお砂場(92) R言語、aids、英国におけるAIDS診断と報告1983-1992年

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Joseph Halfmoon

映画『ボヘミアン・ラプソディ』、最初主演のラミ・マレック「似てねえ」と思ったのですが、見ているうちにフレディ・マーキュリーにしか見えなくなってました。さて今回のサンプルデータセットにはマーキュリーご本人が含まれている筈です。bootパッケージのaidsデータセット。マーキュリー没年(1991年)を含む10年間のデータ。
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やっつけな日常(52) 1ウエファのチップ数、Dies per wafer 電卓の復活。

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Joseph Halfmoon

スマホがまだ無かった「原始時代」にも黎明あり、PalmOS機やらWindowsCE機やらモバイルデバイス使ってました。そのころ使用の自前「アプリ」にDies per Wafer電卓あり。半導体の丸い円盤、ウエファから何個チップが取れるか概算するもの。既に失われて久しかった「アプリ」をこのほど復活。というほどでもないか。

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小ピンマイコンの酷暑(2) CH32V003、8ピンマイコンのSYSCLKを外部出力

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Joseph Halfmoon

前回うかつにUART使ったらFlash再書き込みが出来なくなったと書きました。すると「のる@KHloCSIavYLAiKZ」様からご指摘あり、「Ryo Mukai@uCOM80」様の記事の中に復活方法が書いてあると。ありがとうございます。やってみました復活しました。今回は復活したチップ使ってMCO信号を外部出力とな。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(162) AD2、WaveGen、CH3とCH4あったのね

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結構使い込んだつもりのWaveForms(AD2など「お手軽」計測ツール用の制御ソフト)なのですが、今だ使いこなせてない部分が大ありです。今回も今まで知らなかった機能を発見。任意のアナログ波形を生成できるWavegen、いままでずっと2チャンネルと思っていたら実は4チャンネルだった件。それってどゆこと? “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(162) AD2、WaveGen、CH3とCH4あったのね” の続きを読む

Lispと一緒(1) uLisp、Seeeduino Wio Terminal+VScodeで快適?

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Joseph Halfmoon

組み込みマイコン向けのuLispをArduino IDE環境からWio Terminalへインストール、吉例Lチカ成功しました。久しぶりのLISPに熱狂、今回は『Lispと一緒』その初回であります。ともあれuLispでコード書く環境を決めないと。結局いつものVScode環境にいたしましたが、まあまあ快適。

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ブロックを積みながら(124) Node-RED、worldmap-inノードを使ってみる

DrawCircle
Joseph Halfmoon

前回は、node-red-contrib-web-worldmapを使わせていただき「地図表示が思いのまま」ということで喜びました。しかし表示できるだけではありませんぞ。地図を操作するとその結果をイベントとして取得することができるのです。その辺表示して、拡大して、お印をつけるっと。そんな操作一つ一つを取得可能。強力。

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定番回路のたしなみ(35) OPアンプ、ド定番。反転増幅回路。OPAMP4種盛りじゃ

OPAMPs
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シリーズを振り返ってみたら、OPアンプは、ヒステリシスコンパレータとかちょいとメンドイ奴らをたしなんでいるのに、定番中の定番、反転増幅回路とかやってなかったです。そこで夏のオペアンプ祭り(なんだそりゃ?)ということでド定番回路を嗜むことにいたしました。ただね、1個じゃ寂しいです。そこでさしかえできる4種盛りで賑やかし。

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GoにいればGoに従え(26) Goの標準ライブラリも46%くらい?はTinyGoで使える

TinyGoPackage
Joseph Halfmoon

前回はTinyGo専用(組み込みマイコン向けの)ドライバセットTinyGo Driversは便利、便利の回でした。でもねTinyGo専用のドライバばかりでなく便利なものは他にもあるっしょ、肝心なものを忘れてないかい?ということでGo言語の標準ライブラリのTinyGo対応状況を確認してみました。かなり使える?

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手習ひデジタル信号処理(94) Python、やり直し、中間データもScilabへ輸出。

RTLSDRagain
Joseph Halfmoon

前回デシメーション処理が「出来た気」がしたので、後はPythonで行っている処理をScilabへ移植していけば音声でるんでないの?しかし、いけません。ザーという雑音。どこが悪いの?もう一度Pythonに戻ってステップバイステップで比較できるよう、中間データもScilabへ輸出することにいたしました。やり直しね。

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MicroPython的午睡(114) ESP32版、ヒープ・メモリの使用状況

ConstGlobal
Joseph Halfmoon

今回はMicroPythonのメモリの使い方の話を若干。C言語などではconst扱いのオブジェクトをFlash上に配置して貴重なRAMをセーブするということがあります。馬鹿なのでMicroPythonも同じようなもんかい、と思っていたら違いました。Flashに置くことはできるのですがそれはまた別の話みたいっす。

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