
前回までで自前のノードを作れそうな気がしてきました。入れ込む前に、まずは既存のコントリビューションの中で面白そうなもの(独断と偏見デス)を少し経めぐってみることにいたしました。今回は、Node-REDダッシュボードに地図表示ができるnode-red-contrib-web-worldmapを使わせていただきます。
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前回使用したTinyGo Driversというドライバセットは超便利っす。非常に簡単な手順で、定番物の周辺デバイス約100種に対するドライバをTinyGoのコードから使えるようになります。Arduinoなどで人気のデバイスは網羅している感じです。今回はLIS3DH、MEMS加速度センサとの接続を実験。 “GoにいればGoに従え(25) TinyGo Drivers便利。なんでも簡単接続。” の続きを読む

別シリーズ記事(ESP32版MicroPython)にてMD5がサポートされてなかったです。もったいなくもSHA256ハッシュの計算を実施。別にMD5に何か格別の思い入れがあるわけではないのですが、一応計算方法を確認しておくかと。Linux上での作業なので大仰にもOpenSSLを利用です。あるもんは何でも使え?
“ソフトな忘却力(33) MD5ハッシュを計算してみる、OpenSSL” の続きを読む

MicroPython上でも使えるCPython(フルのPython実装)のサブセット・モジュールを見てます。今回はhashlibとな。この年寄はMD5計算できればいいんじゃね、くらいのいい加減さ。ESP32版のMicroPythonみたらばMD5は割愛されてました。SHA256使え(SHA1もある)ということみたい。
“MicroPython的午睡(113) ESP32版、hashlib使ってsha256を計算” の続きを読む

ついにSIMDレジスタへのベクトルロード命令へと進出?いたしました。4命令LD1、LD2、LD3、LD4と並んでいるうち、今回は最初のLD1を動かしてみたいと思います。「1」なんて簡単だろ~と思うなかれ。相手はベクトルっす。メンドイ奴らです。その上、ロードされた様子を観察するだけでも一苦労(特に老眼の目には) “ぐだぐだ低レベルプログラミング(123)ARM64(AArach64)LD1、ベクトルロード” の続きを読む

暑いデス。暑いと現物回路を組み立てる気力なく、シミュレーションでお茶を濁さんと。そういうわけで今回は再びエミッタ接地増幅回路に戻り、アリガチなREと並行に入っているキャパシタンスの効用を噛みしめてみるだけの回といたします。よく見るコイツは交流増幅度を持ち上げてくれるお役目あり。AC解析してみれば一目瞭然だと。
“定番回路のたしなみ(34) エミッタ接地増幅回路のReと並行に入ってるCの件。SIMのみ。” の続きを読む

今回は前回の続きの二重積分です。前回よりも「微妙に」ムツカシくなっているのは、積分領域Dが「マルでも三角でもないちょっと複雑な形」になっているうえに、単なる数値じゃなく文字定数で記されているところです。文字のままではグラフが描けんな。とはいえ解くのはMaxima様なので、そんなことは知ったこっちゃね~。大丈夫か?

オペアンプとダイオードを使えばカッコいいピーク検出回路をつくれますが、ダイオードだけではどうしてもVF分の電圧降下が見えてしまうっと。このところ「ビヘイビアな」SPICEモデルを動かしてみているので、ダイオードのモデルに「介入」すれば、VF分電圧降下しないピーク検出回路ができるんでないかと。勿論ビヘイビアだけれども。
“SPICEの小瓶(35) 理想ダイオードでビヘイビアなピーク検出” の続きを読む

前回、R言語の中にあって各種サンプルデータセットを提供してくれているdatasetsパッケージに含まれているデータセットをついに舐め終わりました(身についているのかは怪しいケド。)今回からは他のパッケージに含まれているサンプルデータセットを眺めていきたいと思います。最初はbit64パッケージとな。 “データのお砂場(90) R言語、benchmark64.data、bit64パッケージ” の続きを読む

大分以前にRISC-V搭載マイコンGD32VF103を触っていたことがありました。当時もRISC-V搭載ボードの「お求めやすさ」は印象深かったです。しかしそれを上回るインパクトがあるのがWinChipHead(WCH)ブランドのマイコン群です。超お買い得?既に試された方も多く、今回は先達の跡をたどって吉例Lチカをしてみます。 “鳥なき里のマイコン屋(173) 久しぶりのRISC-V、8ピンCH32V003で吉例Lチカ” の続きを読む

ついに第2部第6章に突入いたしました。訳者は石井聡先生とな。一気にムツカシくなる雰囲気もあり。電圧帰還形から電流帰還形へと巡る流れは「いつか来た道」なのでありますが、今回は章の冒頭からプロセスもバンバン登場。面白そうなのですが、MOSロジックデバイスしか知らないこの年寄にはBJTはキツイっす。参考資料など探索。
“OPアンプ大全を読む(27) 第6章高速OPアンプに入ったものの、BJTのプロセスが気になる” の続きを読む