昨年は結構RISC-Vマイコンを動かしていたのですが、RISC-V debuggerをボードから外してしまった後「疎遠」となっておりました。今回開発環境をレストア(といってデバッガ取り付けるだけですが)し、再び取り組んでみたいと思います。目標はRV32I全命令を動かしてみること。全命令というと大変そうですがRISC-Vだもんね。
MicroPython的午睡(42) array.array、意外に小さい使える領域
別件でラズパイPico上のMicroPythonを使用して、arrayモジュールを使ってみたところ、バイト要素が高々16000個以下でエラーで落ちました。他のプログラム要素の使用分もあるので一概には言えないですが、ラズパイPico搭載のSRAM量からしたらかなり小さくて予想外。どういう書き方したらどのくらいの容量が使えるのだか気になって調べてみました。対象はラズパイPicoとM5ATOM LiteのMicroPythonです。
IoT何をいまさら(93) ATSAMD51、内蔵ペリフェラルの割り込み受け
前回に続き、Microchip社ATSAMD51マイコンをローレベル(ハードに近いレベル)でプログラムしていきたいと思います。今回は内蔵ペリフェラルの発生する割り込みの受けです。「割り込み源」としては前回使用してみたTRNG(真性乱数ジェネレータ)を使います。今回は単なる割り込み源としての登場です。
鳥なき里のマイコン屋(136) ラズパイPico、C/C++SDKでPIO、今度は入力
ラズパイPicoのPIO(Programable IO)、前回は任意のデータの8ビットパラレル出力を行ってみました。今回は、前回の8ビット出力に加えて、4ビットのパラレル入力を追加してみたいと思います。実験用に外付け回路を追加。でもまだまだPIOアセンブラは数行、極めてシンプルであります。
鳥なき里のマイコン屋(135) ラズパイPico、C/C++SDKでPIO、多ビット出力
ラズパイPicoのPIOですが、MicroPythonから使う方が簡単かな~などと思う今日この頃です。でもこちらのシリーズでは気を取り押してC/C++SDKでやります。さて、前回は単純bit-bangingでしたが、今回は任意の多ビットの値をPIO使って出力してみたいと思います。こんな進捗では何時までかかることやら。まあ急ぐ理由もなし。
ソフトな忘却力(1) リモート接続でLinux Cプログラミング getopt
なんだかな~。老人の忘却力とて、使わなければ忘れるし、使わないものはもともと覚えていないし(当然か。)このところマイコンの「クロス」開発ばかりで、ホスト上の「セルフ」がないです。普通にCとかPythonとかのプログラミングも忘れてしまいそうなので、忘却いや記憶の鍛錬を。今回はコマンドライン引数の処理、C言語編。
忘却の微分方程式(12) 折角なので使ってみた、Wolfram+Raspberry Pi
一昨日、ラズパイ3のソフトウエアをupdateしていて気づいたのがWolframです。600MBくらいのダウンロードサイズ「でか」、ということで気づきました。そう言えば無料で使えるとあって、嬉しくインストールさせていただいたのですが、完全に忘却の彼方にありました。折角なので使い方勉強しよう、そして忘却の微分方程式に使おう、と。
MicroPython的午睡(41) MQTTでPublish、M5ATOM Lite
超小型デバイスM5 ATOM Liteに、MicroPythonのESP32向けgenericポートを書き込んで動かしております。前回は nptサーバに接続してRTCに時刻を設定しました。今回はMQTTブローカにPublishして、Node-REDのダッシュボードにATOM LiteのRTCの時刻を表示させてみます。
ブロックを積みながら(35) Node-RED、バージョンアップしたらSQLiteがいない
Node-REDは以前からIoTネタで使わせていただいておったのです。しかし必要に応じて(泥縄式)使ってきたので、よく理解せず使っているところも大有り。この際「広く浅く」全貌をとらえるべしと思い立ち、『ブロックを積みながら』(Node-REDは「積まない」スタイルだけど)で勉強してみることにいたしました。まずは今回ソフトウエアのアップデートから。 “ブロックを積みながら(35) Node-RED、バージョンアップしたらSQLiteがいない” の続きを読む
IoT何をいまさら(92) ATSAMD51、TRNG、「真性」乱数ジェネレータ
近代的なマイコンの多くにはセキュリティ目的の周辺回路が含まれており、Microchip社ATSAMD51マイコンも例外ではありません。本日はその中からTRNG(True Random Number Generator)、真性乱数生成器を使ってみたいと思います。乱数素人なので乱数についてどうこうできるわけではないのですが。 “IoT何をいまさら(92) ATSAMD51、TRNG、「真性」乱数ジェネレータ” の続きを読む
鳥なき里のマイコン屋(134) ラズパイPico、C/C++SDKでプログラマブルIO
他のマイコンでPIOと言えばパラレルIOでしょうが、ラズパイPico(のRP2040マイコン)では違います。プログラマブルIO。CPUとは独立に動作するIO専用のステートマシン。「MicroPython的午睡」シリーズで何度か使ってみましたが、C/C++から使うときはお作法が違う、ということで今回はPIO使ったオブジェクトのビルドのサンプル、bit-bangingを。
Literature watch returns(28) Armマイコンプログラムで学ぶデジタル信号処理
文字数の関係でタイトル端折ってしまいました。正確には「Armマイコン」と「」がつきます。三上直樹先生著、工学社刊2021年2月25日初版であります。デジタル信号処理、立派な教科書は数あれど最初からやり直すのはシンドイ。なにか「手っ取り早く」実験中心で楽しく体験できるもの、と思って購入させていただきました。
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MicroPython的午睡(40) まずはネット接続してntp、M5ATOM Lite
超小型デバイスM5 ATOM Liteに、MicroPythonのESP32向けgenericポートを書き込んで動かしております。ESP32系のデバイスの売りといえば何といってもイージーなネット接続であります。まずはWiFiアクセスポイントに接続。最初はntpサーバにお願いしてRTCに時刻を設定してみます。
ブロックを積みながら(34) MakeCode、Simulator、使える?使えない?
BBC micro:bitを「ビジュアル」プログラムするのにMakeCodeエディタを使っています。気になっていたものにSimulatorがあります。LEDを操作するようなブロックを積むと勝手にそれが光る様子を画面で再現してくれるアレです。意図的に止めなければ漏れなくいつも動作中。でも使い方、よくわかりません。どこまでシミュレートしてくれるの?