モダンOSのお砂場(68) UNO R4、ルネサスRA4M1でFreeRTOS、優先順位

TASKs
Joseph Halfmoon

前回はDelayに関するAPIでした。今回はTaskのPriorityを操作してみます。今までPriorityはみんな「1」みたいなテキトーな設定をしてきました。優先順位を設定する実験してみることで勉強になるんでないかい、という目論見。しかし、改めて FreeRTOSConfig.h を読んでみると思っていたのと違う?
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忘却の微分方程式(110) 反復練習73、3重積分、積分変数変換、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回までは2重積分で変数変換を練習してきましたが、今回は3重積分での変数変換です。積分領域を確かめ、ヤコビアンさんを計算して、積分変数を変換した積分を行うという手順は2重積分のときと変わりませぬ。しかし、変数が増えるとぐっとメンドくなるのよ。でもMaxima様にお願いする分には2個も3個も関係ね~と。

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小ピンマイコンの酷暑(5) CH32Vのモデル?STM32のHALレイヤの使用 その2

ResultWaveForm
Joseph Halfmoon

前回書いたとおり、WCHのRISC-V搭載マイコンCH32Vは、STM32をリスペクトしているのか、HALレイヤの関数がクリソツです。先にSTM32のHALレイヤで予習しておいたらCH32VでHALレイヤを使うのも楽なんでないかと。学習教材としてはタイマからPWM出力するのをHALレベルでやってみようと。メンドイけど。 “小ピンマイコンの酷暑(5) CH32Vのモデル?STM32のHALレイヤの使用 その2” の続きを読む

データのお砂場(96) R言語、beaver、デジャヴ?どこかでみた? bootパッケージ

beaverPlotEC
Joseph Halfmoon

今回のサンプルデータセットはbootパッケージのbeaverです。忘却力の年寄なので定かではありませんが、どこかで見た気がします。デジャヴ?記憶は定かでなくても記事のindexをたどれば発見。datasetsパッケージのbeaversデータセットがビンゴであります。結論からいうと部分一致だけれども形式が違いました。 “データのお砂場(96) R言語、beaver、デジャヴ?どこかでみた? bootパッケージ” の続きを読む

やっつけな日常(53) 先達のお導き:WSL2とMSYS2からOpenCLを使用可とする。

TestPASSED
Joseph Halfmoon

先日古い友達からGPUについて質問あり。年寄はGPU素人なのに語ってしまったデス、無責任。それもあり、GPGPUプログラミング再開すべしと。質問はNVIDIAだったのだけれど眠っているJetsonの再開には物理障壁あり、そこでパソコン上でIntel GPUを試みるべしと。先達の皆さまのお陰により開始するのは簡単。
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GoにいればGoに従え(30) math/bitsをTinyGoで使ってみる

MathBitsEC
Joseph Halfmoon

前回まで標準ライブラリのcontainerを練習してましたが、今回からmathに入ります。最初はmath/bitsです。ここにはMCU(マイクロ・コントローラ・ユニット、間違えてもマーベルなんたらではありませんぞ)使うときに必要になりそうな者どもが控えております。バイナリ者(忍者の一種?)にはお馴染みの操作かと。 “GoにいればGoに従え(30) math/bitsをTinyGoで使ってみる” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(98) Scilab、アップサンプリングする方法3つのつもりが。

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Joseph Halfmoon

過去回のRTLSDRからデータ輸入では復調するためにダウンサンプリングに取り組み?ました。今回はアップサンプリングに使えるScilab関数を勉強してみます。実験ターゲットに使うのは前回解析プロットにかけた音声データです。アップサンプリング(インターポレーション)した結果、どうなってしまうのか?意外なような当然なような。
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PIC三昧(9) FVR(固定参照電圧源)を使ってみる、PIC16F18855

FVR_setting
Joseph Halfmoon

前回は内蔵アナログコンパレータを使って外部電圧2つを比較してみました。今回はアナログコンパレータの入力電圧の一方を内蔵のFVR(FIXED VOLTAGE REFERENCE)としてみます。ありがちな1.024Vとその2倍、4倍の電圧が内部のADC、DACそしてコンパレータで参照できるようになってます。便利。
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MicroPython的午睡(118) ESP32版、PyPIからulp開発環境インストール

localStorage
Joseph Halfmoon

前回はパッケージ管理ツール mip に勝手改変入れてESP32のMicroPythonで動作することを確認。今回はThonnyのパッケージ管理機能を使ってPyPIからパッケージをダウンロードしてインストールしてみます。PyPIにはいろいろあります。今回インストールしたのはESP32のulpの開発環境。なんじゃそりゃ?
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(128)ARM64(AArach64)FMLA、ベクトル積和

FMLAvDiag
Joseph Halfmoon

前回からA64のベクトル(SIMD)演算命令に入ってます。今回は、はやくも「核心」的なSIMDの積和算を練習してみます。なんでSIMD使うのかと問われれば半分くらいは積和したいから、ということになるんじゃないかと思うからです。SIMD積和算にも浮動小数、整数の両方あるのですが今回は単精度浮動小数のみ。手抜き。
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モダンOSのお砂場(67) UNO R4、ルネサスRA4M1でFreeRTOS、Delay

delayApiDiag
Joseph Halfmoon

FreeRTOSにはある期間の間Taskの実行をブロックするDelayの名がつくAPIが3種あります。前回まで一番お手軽なvTaskDelay(引数も一つしかないし)ばかりを使ってきたのですが、今回は3種の違いについて勉強したいと思います。その上で実機上で動かして実感してみると。軽負荷だとあまり差が見えないけれど。

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忘却の微分方程式(109) 反復練習72、2重積分、変数変換合わせ技一本? Maxima

JacobianUPD
Joseph Halfmoon

前回まで極座標変数変換を行って二重積分を解く例題をやってきました。今回も最終的には極座標変数変換で解くのですが、1回ではできず変数変換を2回やる「合わせ技」のスタイルです。積分領域は都度グラフ化して確かめてみます。当然ヤコビアンさんも登場。今回はMaxima上でヤコビアン(行列式)を求めるのも練習してみます。
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小ピンマイコンの酷暑(4) CH32Vのモデル?STM32のタイマを使ってみる

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Joseph Halfmoon

前回までの小ピンでRISC-V搭載のマイコンCH32V003J4M6から、今回は唐突に小ピンでないArmコアマイコンSTM32へと飛びました。ようやく気付いたからです。WCHのCH32マイコンはST社のSTM32をリスペクト?するあまりHALレベルの関数がほぼほぼ互換にできているということに。STM32で予習したら楽?

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データのお砂場(95) R言語、aml、急性骨髄性白血病の寛解時間、bootパッケージ

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Joseph Halfmoon

前回に引き続きbootパッケージの中のサンプルデータセットです。今回はamlとな。「急性骨髄性白血病の寛解時間」に関する約50年前の古い「予備調査」の結果のようです。予備ということもあるのか、調査結果はある時点でスッパリ打ち切られてしまってます。そういう打ち切り(censoring)を勉強するデータなのかもしれません。

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