ノスタルジックなゲートレベルのシミュレーションを楽しむ筈が、前回テストベンチもどきを取り付けたことで歯止めが効かなくなりました。やっぱりね~今時だからHDLも出来た方が良いよね~ ゲートレベルとHDLの橋渡しをどうするか、という問題は棚上げにして、今回はHDL環境を追加。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(101) ディスクリート・トランジスタでオペアンプ
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回はいよいよ2021年10月号です。遂にたどり着きました。今まで実験してきた回路部品を組み合わせて「オペアンプ」を作ってみるぞ、と。プリミティブなものでたった4個のディスクリート・トランジスタ構成ですが、それでもオペアンプだ、と。
SPICEの小瓶(10) 電圧制御Switch、.model文が必要なのね。
そういえばSPICEには電圧制御スイッチがあった筈、使ってみるべしと思い立って、プチはまりましたです。「スイッチだろ~ON/OFFするだけじゃん」などと思って回路図に挿入したら動きませぬ。まあLTspiceのHELPファイルを読んで、教育用サンプル回路を開いたら疑問は氷解しましたです。先に読めよ。自分。 “SPICEの小瓶(10) 電圧制御Switch、.model文が必要なのね。” の続きを読む
帰らざるMOS回路(21)今時ゲートレベルでもあるまいに。やっぱりTEST Benchはいる
今時ノスタルジックなゲートレベルのシミュレーションにハマりつつあります。前回はPWM回路を動かしてみましたが、素のSIM環境には不満が残りました。最低限の「テストベンチみたいなもの」がないと「シミュレーションやった感」が無いよな~と。あくまで「やった感」自己満足の世界ですが、そこが大事じゃないかと。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(99)ペアBJT+Opampで三角波を正弦波に変換する回路
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年9月号です。メインは三角波を正弦波に変換する回路です。今回「も」ペアトランジスタが活躍。後半登場の三角波を作る回路は次回に先送り。例によってLTspiceかけて回路の動作を予習してから実デバイスで実験っと。
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帰らざるMOS回路(20)今時ゲートレベル論理SIMでもあるまいに。リハビリのPWM。
前回「昔懐かしいゲートレベル回路図の論理シミュレーション」結果をVCD波形ビューワーで観察。何十年ぶりかでゲートレベルのロジックを作って動かしてみるべし、と機運?が盛り上がりました。単なる年寄りのノスタルジーでないかい。忘却の彼方にあるものどもを黄泉の国から呼び起こさねば。リハビリの第1回はPWMであります。
帰らざるMOS回路(19) ゲートレベル回路図で論理SIMでもあるまいに。GoでVCD生成。
別シリーズにてゲートレベル回路図の論理シミュレーションをやってみたらば結構よかったです。MOSトランシスタ記述も可能。昔ながらのシミュレータとはちょっと違う感じもしますが使いでが良いです。ただ「回路図レベル」です。とうに開発停止状態。そのシミュレータ出力をGo言語で変換してVCD波形ビューワーに接続してみました。
やっつけな日常(18) いまさらゲートレベル回路図で論理シミュレーションでもあるまいが
別シリーズでゲートレベルの小さな論理回路図の動作を確認したかったのです。HDLからもっと高級な方へ動いている世の中でゲートレベルの回路図の論理シミュレーションなど今は昔?しかたないのでアナログシミュレータLTspiceのロジック使いで切り抜けました。牛刀割鶏。その後なにか無いかとNetを探しまわった結果がコレです。
手習ひデジタル信号処理(36) IIRフィルタ、直交する正弦波発生器その1
前回はIIRフィルタを使って正弦波を生成でした。今回はその応用であります。直交する正弦波、要するにSin波とCos波、位相90度ずれた波の生成です。例によって今回はブロックダイアグラムをシミュレーションしてPC上で確認です。実際に三上先生の教科書のコードを実機で動作させるのはまた次回の予定。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(92) NPNトランジスタのシンプル差動アンプその1
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年6月号。前月がMOSFETだったので今月はBJTです。この交互に繰り返すパターンにも慣れました。当方はというと先にLTspiceして「雰囲気」みてから実機実験するというパターン。今回はLTspiceのターンであります。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(92) NPNトランジスタのシンプル差動アンプその1” の続きを読む
SPICEの小瓶(9) hFE、意外と「境界線上」のその実体?ホントか?
特性の「揃った」BJT2個を並べて使いたい(ワンチップに2トランジスタのデバイスを買えば不要ですが)です。hFEが近い値ならいいんじゃね、と思いました。いろいろあるけれども hFEなら手元のハンディDMMで測れるし。しかし、ついテスタの測定条件とデータシートの測定条件を見て不安に駆られましたぞ。アナログ素人には皆目。
SPICEの小瓶(8) 微分(勾配)もグラフに表示できたんだ。
一昨年の「トランジスタ技術」を読み返していて気づいたのです。グラフに微分値(実際の計算は差分だろうけれど)も計算表示できるのだ、と。LTspiceのグラフ、シミュレーションした結果の電流とか電圧とかを計算して表示できるのは知っていたのです。さらにグラフに描いたトレースの「勾配」もグラフ表示できる、と。便利?
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(88) バイポーラトランジスタのエミッタ・フォロワ回路その1
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年4月号です。ようやく1年遅れ到達。今回もLTspiceでのシミュレーションから始めたいと思います。回路5種類あり実機で全部やるのは辛いです。シミュレーションでお茶を濁して、実機実験の数を減らそうという魂胆。
SPICEの小瓶(7) standard.bjt、書き換えちゃって大丈夫なの?
このところBJT使った実験が多いので、常備菜ということで定番の2SC1815(東芝製品はとっくの昔にディスコンなので海外製の互換品)を少し仕入れました。これまた定番の問題は、LTspiceのライブラリに2SC1815のモデルが含まれていないことかと。ネットを調べるとその対処方法も多数見つかるのですが、ちょっと?