モダンOSのお砂場(43) Mbed OS6、Mutexと近縁APIの微妙な関係?

MutexDUT
Joseph Halfmoon

前回はThread間の通信に便利なMail APIを使ってみました。今回から排他制御に入りたいと思います。しかし似たようなAPIが複数あって何をどこに使ったら良いんだかRTOS素人の私にはサッパリです。今回は一番単純そうなMutexを実験しつつ、近縁?らしいAPIのいくつかについてまとめてみました。

“モダンOSのお砂場(43) Mbed OS6、Mutexと近縁APIの微妙な関係?” の続きを読む

SPICEの小瓶(7) standard.bjt、書き換えちゃって大丈夫なの?

pickBJT
Joseph Halfmoon

このところBJT使った実験が多いので、常備菜ということで定番の2SC1815(東芝製品はとっくの昔にディスコンなので海外製の互換品)を少し仕入れました。これまた定番の問題は、LTspiceのライブラリに2SC1815のモデルが含まれていないことかと。ネットを調べるとその対処方法も多数見つかるのですが、ちょっと?

“SPICEの小瓶(7) standard.bjt、書き換えちゃって大丈夫なの?” の続きを読む

データのお砂場(25) R言語、Theoph、テオフィリンの薬物動態とな

g1plot
Joseph Halfmoon

R言語のサンプルデータセットをABC順(大文字先)で端から試してみています。今回はお薬ネタ再びです。テオフィリン、どうも喘息などで処方される薬のようです。これの薬物動態、時間に対する血中濃度を処理するもの。何度かお薬ネタをやっているうちに、何だかよく分からないけれど処理の手順は覚えましたぜ。

“データのお砂場(25) R言語、Theoph、テオフィリンの薬物動態とな” の続きを読む

やっつけな日常(5) スマホでGo!ロジスティック写像のカオスなパターン

discLogisticEquPattern
Joseph Halfmoon

前回は、投稿直後にBUG発見、XとYを取り違えていたという体たらく。たまたまXとYが同じサイズで動いたように見えていた、と。修正いたしました。さて今回は、アイキャッチ画像に貼り付けました「ありがちな」ロジスティック写像のカオスなパターンを描くというもの。白黒2値画像で描けますです。

“やっつけな日常(5) スマホでGo!ロジスティック写像のカオスなパターン” の続きを読む

忘却の微分方程式(43) 反復練習7、行列式その2、Maxima

factorEC
Joseph Halfmoon

最近、調子に乗ってスマホ上で言語処理系を動かしているためかスマホの電池の減りが速いです。そこでMaxima様についてはスマホ上のMaxima on Androidから、パソコン(WindowsPC)上のMaxima 21.05.2 利用に戻しました。Maxima様は特にPCだからとかスマホだからとか気にする必要もなし。

“忘却の微分方程式(43) 反復練習7、行列式その2、Maxima” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(31) Weaver変調器、周波数シフタその4、COS掛けてLPF

WeaverDrawCOSPATH
Joseph Halfmoon

前回は入り口のBPFの特性を観察したので今回は真ん中辺です。BPFの出力に「中間周波数の」COS波かSIN波かけてLPFかけて低い方の信号を取り出す部分。その1で計算上はそういう操作をすればこうなる、と理解したつもりでいても実際に目の当たりにすると不思議。

“手習ひデジタル信号処理(31) Weaver変調器、周波数シフタその4、COS掛けてLPF” の続きを読む

やっつけな日常(4) スマホでGo!まだfmt.Printしか使えないけれど画像出力はできる

pbm000
Joseph Halfmoon

昔「年にひとつくらいは新しい言語(コンピュータの)をおぼえろ」というのを読んだ記憶があり。でも年に一つは無理。だいたいこの10年くらいまったく新規なしです。これではいけない。Termuxの復活のお陰でスマホでLinuxできるようになったので、けっこう人気らしいGo言語をスマホの上で練習してみることにいたしました。

“やっつけな日常(4) スマホでGo!まだfmt.Printしか使えないけれど画像出力はできる” の続きを読む

トホホな疑問(49) Termux、「普通に」使うための試行錯誤の結果

touchKeyBoard
Joseph Halfmoon

普段だと2日や3日電池が持つスマホなのですが、このところ減りが速いです。時間があるとTermuxいじっているから。なんといってもタッチキーでLinuxするにはいろいろ障害あり、記号キーは多いは、CTRLナンチャラ、METAナンチャラにファンクションキー。どうする?

“トホホな疑問(49) Termux、「普通に」使うための試行錯誤の結果” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(58) RISC-V、整数と浮動小数の変換命令

fcvt_EC
Joseph Halfmoon

今回は浮動小数と整数の間で変換を行う命令fcvtを動かしてみたいと思います。16種類もあります。オペコード空間を節約しているRISC-V的にはかなり大きな一族です。それは、単精度と倍精度の浮動小数、32ビット幅と64ビット幅の整数、符号付と無、変換の方向の組み合わせがあるからです。今回は端折って4命令だけ動かしてみます。

“ぐだぐだ低レベルプログラミング(58) RISC-V、整数と浮動小数の変換命令” の続きを読む

トホホな疑問(48) Termux、pkg-configでMagick++呼ぶcppをビルド

cmdLine
Joseph Halfmoon

前回Androidスマホの上でXウインドウが稼働、user権限ですが本格的にLinuxです。しかしトホホな件がいくつも。その1つがImageMagickのAPIを呼び出すC++のコードをコンパイルできん、という1件。調べて分かったのは、Termuxのpkg-configちゃんと出来てる、ということ。これでビルド成功。

“トホホな疑問(48) Termux、pkg-configでMagick++呼ぶcppをビルド” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(153) ルネサスRX210マイコン、Lチカまでの手続きに心が折れる

R5F5210BBDFP
Joseph Halfmoon

最近ルネサス様もArmに力を入れているだけでなく、RISC-Vまで始めたみたいです。世界の趨勢に追いついた?しかし、ヒネクレものとしては、「残された」ルネサス独自コアが気になります。今回「お手頃価格」のRX210ボードを入手したので、まずはLチカをやり、ルネサス御家流を復習したいと思います。

“鳥なき里のマイコン屋(153) ルネサスRX210マイコン、Lチカまでの手続きに心が折れる” の続きを読む

データのお砂場(24) R言語、Seatbelts、英国における道路交通事故の死傷者数

ts_002
Joseph Halfmoon

R言語のサンプルデータセットをABC順(大文字先)で端から試してみています。今回は英国の交通事故のデータです。かなり古いシートベルトの着用が法制化される前後のもの。シートベルトの効果が分かる?時系列データで季節変動もあり、その中で法律の施行やら燃料費やらがどう影響を与えているのか処理せよと。 “データのお砂場(24) R言語、Seatbelts、英国における道路交通事故の死傷者数” の続きを読む

MicroPython的午睡(65) ラズパイPico、アナログコンパレータのトリップ電圧

RPiPico_MCP4018_NJU7031
Joseph Halfmoon

前回MicroChip社製MCP4018デジタルポテンショメータをラズパイPicoに取り付けて制御。I2Cで制御できる「可変抵抗」です。今回は応用例としてデータシートに載っているアナログコンパレータの閾値調整をやってみます。想定の応用はセンサなどからのアナログ信号がある閾値を超えたらマイコンに割り込むとか。

“MicroPython的午睡(65) ラズパイPico、アナログコンパレータのトリップ電圧” の続きを読む

忘却の微分方程式(42) 反復練習6、行列式その1、Maxima on Android

detA
Joseph Halfmoon

前回に続き今回もスマホ上で動作するMaxima on Androidを使わせていただいて練習したいと思います。題材は行列式です。Maxima様相手にサラスの公式範囲にサイズを制限する理由は何もないのですが、入力がメンドイのと手計算用の例題を下敷きにしているので、今回はサラス公式で手計算できる3次範囲です。

“忘却の微分方程式(42) 反復練習6、行列式その1、Maxima on Android” の続きを読む