今回の定番「コッククロフト・ウォルトン」回路(以下CW回路と略称します)はその気になって積み重ねれば、何万Vの高電圧でも生成できる回路っす。その癖お手軽、コンデンサとダイオードがあれば作れるっと。まあ電流を流し出そうとするのには向かないようだけれど。とりあえず手元の部品でちんまりと「昇圧できてる」ところを観察。
“定番回路のたしなみ(41) コンデンサ+ダイオード、コッククロフト・ウォルトン回路で昇圧” の続きを読む
定番回路のたしなみ(40) MOSFETでプッシュプル出力段
前回MOSFETのソースフォロワ回路であったので、今回はソースフォロワを2段積み重ねた形のプッシュプル出力段をデッチ上げたいと思います。以前に別件シリーズにてバイポーラトランジスタで実習したものをほぼそのままMOSFETに置き換える形っす。動くっちゃ動くけれども、抵抗値で調整するのはメンドクセーです。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(170) WaveFormsからScilabへデータを輸出
大分以前にAnalog Discovery2からのデータの「輸出」をやってみました。しかしCSVファイルに書き出しただけで終わってました。そこで今回は別シリーズ「手習ひデジタル信号処理」で活躍中のScilabでAD2のデータを読み込んで解析らしきことを試みてみます。読み込んでしまえばコッチのもんだと。ホントか?
定番回路のたしなみ(39) MOSFET、ソースフォロワ回路でアナログ・レベルシフト
元よりアナログ素人のボケ老人、夏の間あまりアナログしていなかったので忘れたのか最初から知らなかったものか良く分かりませぬ。もう一度トランジスタレベルからやり直さないとならんかの。そういうことで今回は、MOSFETのソースフォロワを練習してみます。「どさくさ紛れ」にアナログ信号のレベルシフトをしている奴。なんだかな~。
SPICEの小瓶(37) 右クリックの小技、.op に .meas がお楽になる?
今回はLTspiceの小技でSPICEに復帰であります。今まで .op を使って回路図に書き込むディレクティブ、手で書き込むもんだと思いこんでました。実は右クリックでお楽になると。そして .measで測定した結果のテキスト・ログ、これまた右クリックでグラフ化することも可能だと。やるじゃんLTspiceの右クリック。
“SPICEの小瓶(37) 右クリックの小技、.op に .meas がお楽になる?” の続きを読む
帰らざるMOS回路(38) タイミングチャートにsetup/holdを書き込む
前回、JSONベースのテキストをパースしてタイミングチャートを描いてくれるWaveDrom(ローカル版)を使用してSPIのタイミングチャートを描いてみました。結構お楽にかけました。余勢を駆って?今回はセットアップ、ホールド・タイムなど数字を書き込もうとしてツボにハマってしまいました。思ったように矢印書くのはテクがいる?
“帰らざるMOS回路(38) タイミングチャートにsetup/holdを書き込む” の続きを読む
帰らざるMOS回路(37) SPIのタイミングチャートをWaveDromで描く
前回、フリーのタイミングチャート描画ツールを3種類お試し。どれも特徴があり一長一短デス。その中でWaveDromというツールを使って実際に「ありがち」なタイミングチャートを描いてみることにいたしました。JSONベースのテキストファイルをパースして「よくある」感じのタイミングチャートにしてくれるツールです。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(169) AD22151ホールセンサーに電磁石、その2
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年7月号の実習2回目です。実習対象はAD22151リニア出力磁界センサー。前回の実体回路図に続き2番目の図もあったので、例によって先は長いと思って「刻んで」みましたが、今回は意外とあっさりっす。でもま、頭が固かった件発覚。いつものことでありますが。
帰らざるMOS回路(36) タイミングチャートを描きて~ ツールは何?
少し涼しくなったのでロジックを考える気力が戻って来た気がします。錯覚でないの、自分?そして回路考えるためには「タイミングチャート描きてぇ~」と考えました。近年、適当な「ドロー系」の画像ソフトでタイミング・チャートもどきを描くことが多かったです。なにかもっと適当なものはないの?今回はツールを調べるところから。
“帰らざるMOS回路(36) タイミングチャートを描きて~ ツールは何?” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(168) AD22151ホールセンサーに電磁石を近づけてみる
アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年7月号の日本語版がアップされていたので、その実習開始です。今回の対象デバイスはAD22151リニア出力磁界センサーです。磁界に比例した電圧を出力するデバイスなので、スロットルとかペダルとかの位置検出に「もってこい」なデバイスらしいっす。でも実験するのに磁石がいるな。
GoにいればGoに従え(35) P8/P9が動かなかった理由は端子破損? TinyGo
前回HC-SR04超音波センサを動かしたときに「v2であれば使える筈の P8とP9 を使おうとしましたがダメでした」と書きました。前回はP0とP1を使って動かしたのですが、P8とP9で動かない理由が不明だったので今回はその原因を追究してみます。まさかの端子破損?いつ壊しちまったのか。トホホ。
GoにいればGoに従え(34) DevicesでHCSR04センサを動かす、TinyGo
このところ御本家Go言語の標準ライブラリを試用してましたが、今回はTinyGoユニークなものに復帰。TinyGoのライブラリ「Devices」は各種の周辺デバイスを接続するときに役立つライブラリです。以前に使ったときは簡単接続、便利便利という感じでした。でもね。ちょっとメンドイことがないわけでもないです。まずは電源ね。
定番回路のたしなみ(38) OPアンプ、移相発振回路でウエイブフォームを
いつも頭に霞がかかっているよな年寄デス。今回はいつにも増して霞どころか五里霧中、一寸先は闇であります。しかし、そんなときにも回路は配線さえ間違えなければ動作します。物理現象だし。お前の頭の中とは無関係と。そういうわけで、今回は「移相」発振回路の発振の様子を観察してお茶を濁します。以前にやってなかったよな。。。 “定番回路のたしなみ(38) OPアンプ、移相発振回路でウエイブフォームを” の続きを読む
定番回路のたしなみ(37) OPアンプ、アナログ加算回路。計算はアナログだけど入力はデジタル
ようやく酷暑が和らぎアナログの季節となってまいりました。なんだそれは?今回、前にもやったことがあるような、と思いながらやっていたら、実験完了後に本当にやっていたことが発覚。どうしようかと思いましたが、使っているオペアンプとか回路が微妙に違うし、だいたい忘却力の年寄は忘れていたのだからOKっと(何がOKなのか?) “定番回路のたしなみ(37) OPアンプ、アナログ加算回路。計算はアナログだけど入力はデジタル” の続きを読む