帰らざるMOS回路(37) SPIのタイミングチャートをWaveDromで描く

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Joseph Halfmoon

前回、フリーのタイミングチャート描画ツールを3種類お試し。どれも特徴があり一長一短デス。その中でWaveDromというツールを使って実際に「ありがち」なタイミングチャートを描いてみることにいたしました。JSONベースのテキストファイルをパースして「よくある」感じのタイミングチャートにしてくれるツールです。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(169) AD22151ホールセンサーに電磁石、その2

Inductors
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アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年7月号の実習2回目です。実習対象はAD22151リニア出力磁界センサー。前回の実体回路図に続き2番目の図もあったので、例によって先は長いと思って「刻んで」みましたが、今回は意外とあっさりっす。でもま、頭が固かった件発覚。いつものことでありますが。

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帰らざるMOS回路(36) タイミングチャートを描きて~ ツールは何?

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少し涼しくなったのでロジックを考える気力が戻って来た気がします。錯覚でないの、自分?そして回路考えるためには「タイミングチャート描きてぇ~」と考えました。近年、適当な「ドロー系」の画像ソフトでタイミング・チャートもどきを描くことが多かったです。なにかもっと適当なものはないの?今回はツールを調べるところから。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(168) AD22151ホールセンサーに電磁石を近づけてみる

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年7月号の日本語版がアップされていたので、その実習開始です。今回の対象デバイスはAD22151リニア出力磁界センサーです。磁界に比例した電圧を出力するデバイスなので、スロットルとかペダルとかの位置検出に「もってこい」なデバイスらしいっす。でも実験するのに磁石がいるな。

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GoにいればGoに従え(35) P8/P9が動かなかった理由は端子破損? TinyGo

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Joseph Halfmoon

前回HC-SR04超音波センサを動かしたときに「v2であれば使える筈の P8とP9 を使おうとしましたがダメでした」と書きました。前回はP0とP1を使って動かしたのですが、P8とP9で動かない理由が不明だったので今回はその原因を追究してみます。まさかの端子破損?いつ壊しちまったのか。トホホ。

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GoにいればGoに従え(34) DevicesでHCSR04センサを動かす、TinyGo

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Joseph Halfmoon

このところ御本家Go言語の標準ライブラリを試用してましたが、今回はTinyGoユニークなものに復帰。TinyGoのライブラリ「Devices」は各種の周辺デバイスを接続するときに役立つライブラリです。以前に使ったときは簡単接続、便利便利という感じでした。でもね。ちょっとメンドイことがないわけでもないです。まずは電源ね。

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定番回路のたしなみ(38) OPアンプ、移相発振回路でウエイブフォームを

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Joseph Halfmoon

いつも頭に霞がかかっているよな年寄デス。今回はいつにも増して霞どころか五里霧中、一寸先は闇であります。しかし、そんなときにも回路は配線さえ間違えなければ動作します。物理現象だし。お前の頭の中とは無関係と。そういうわけで、今回は「移相」発振回路の発振の様子を観察してお茶を濁します。以前にやってなかったよな。。。 “定番回路のたしなみ(38) OPアンプ、移相発振回路でウエイブフォームを” の続きを読む

定番回路のたしなみ(37) OPアンプ、アナログ加算回路。計算はアナログだけど入力はデジタル

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Joseph Halfmoon

ようやく酷暑が和らぎアナログの季節となってまいりました。なんだそれは?今回、前にもやったことがあるような、と思いながらやっていたら、実験完了後に本当にやっていたことが発覚。どうしようかと思いましたが、使っているオペアンプとか回路が微妙に違うし、だいたい忘却力の年寄は忘れていたのだからOKっと(何がOKなのか?) “定番回路のたしなみ(37) OPアンプ、アナログ加算回路。計算はアナログだけど入力はデジタル” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(167) TMP01、温度コントローラ、またも謀略?端子接続

Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年6月号(日本語版)の実習2回目です。今回もまた恐れ多いことなんだが、アナログの権化のアナデバ様に申し上げたい儀これあり。「実装せよ」との思し召しの実体回路図間違ってますぜ、多分。『回路図を作成してください』との課題はその辺見抜けってことですかい?
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部品屋根性(102) NJL5513R、トランスインピーダンスアンプで受ける

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Joseph Halfmoon

前回LEDとフォトトランジスタを1パッケージに収め、反射光を使って脈拍などを測定する用途のデバイスNJL5501Rを別件回路に接続して脈拍らしきもの観察。実は手元にもう一つ「バイオモニタリングセンサ」が引出しの奥で眠ってました。NJL5513R、前回の5501Rの兄弟デバイスです。でもこちらはフォトダイオードなんだな。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(166) ウインドウ・コンパレータ、謀略、端子の+-

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年6月号の日本語版がアップされてました。その実習1回目です。今回はいくつか問題の回なのです。テーマは「ウインドウ・コンパレータ」です。そのLTspiceシミュレーションを試みて回路「図」に躓きました。ムムっ。謀略?教材の「使いまわし」の疑惑もあり。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(165) 心拍数の測定、珍しく末尾のQuizをやってみた

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年5月号の実習3回目です。前回あっさり心拍が観察できてしまったので、そのまま通りすぎようかとも思ったのですが、あんまりスルーが過ぎるんでないかい?ということで珍しく末尾のQuizをやってみました。今回はQuiz解答「ネタバレ」必至なのでご注意を。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(164) 心拍数の測定、実はブレッドボードの結線ミス

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年5月号の実習2回目です。前回は「先っぽ部分ムツカシー」などと書いて実機で心拍が取れないのは先っぽのせいみたいなことを「匂わせ」てしまいました。すみません。私の勘違いでした。バグはブレッドボード上の結線にあり、直したらば心拍とれました。よく見ろよ自分。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(164) 心拍数の測定、実はブレッドボードの結線ミス” の続きを読む

定番回路のたしなみ(36) OPアンプ、非反転増幅回路。単一電源オペアンプで100倍増幅

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Joseph Halfmoon

前回は高精度オペアンプ(両電源)「4種盛り」にてド定番な反転増幅回路を嗜みました。今回も高精度カテゴリですが、単電源オペアンプを使用して非反転増幅回路を実験してみます。使用するオペアンプはLT1006。入力電圧範囲はグランドまで可能なので、0Vに近いmV単位くらいの信号をADにかけやすいくらいの電圧まで100倍増幅。
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