前々から気になってはいたものの、購入をためらっていたのが皆さん大好き秋月電子通商殿謹製、DVD回路図集であります。ぶっちゃけ通販サイトの製品ページに行けばそれぞれ無料でダウンロードできるじゃん、極めてお求め易い価格と言えども、わざわざお金出して買うことない、という感じ。でも買ってしまいました。
部品屋根性(71) レベル変換おさらい5、3.3Vと5V間双方向その3、FXMA108
前回は簡単で方向制御も要らない回路でした。しかし、ハイへの遷移はプルアップ頼みなので速度的にはあまり速くできそうにありませんでした。今回はレベル変換専用のIC、オンセミFXMA108を使ってみます。方向制御お任せ、それでいて3.3Vと5V間であれば100Mbpsの信号を通せる、と。性能ダンチというやつ。
部品屋根性(69) レベル変換おさらい3、3.3Vと5V間双方向その1
前回は、5Vトレラントな端子を持つ74LCX245のお陰で5Vの信号を3.3Vに変換できました。245はもともと双方向のトランシーバーなのですが、5V電源に対応していない74LCX245では5V信号は出力できません。しかし同じ245でも2電源に対応、双方向に信号伝達できるデバイスがありました。74LVCH16T245。
MicroPython的午睡(66) ラズパイPico、非反転アンプのオフセットとゲイン調整
L.W.R.(43) 年度始まり恒例、トラ技誌付録、「エンジニア手帳」の変遷
今回は、CQ出版社のトラ技誌に年度始まり頃の号の付録についてくる「エンジニア手帳」3冊、前後7年の変遷を「考察」してみたいと思います。といっても大した内容ではないけれど。以前、Interface誌の「コンピュータ手帳」についても比べているのでそのトラ技版。
MicroPython的午睡(65) ラズパイPico、アナログコンパレータのトリップ電圧
前回MicroChip社製MCP4018デジタルポテンショメータをラズパイPicoに取り付けて制御。I2Cで制御できる「可変抵抗」です。今回は応用例としてデータシートに載っているアナログコンパレータの閾値調整をやってみます。想定の応用はセンサなどからのアナログ信号がある閾値を超えたらマイコンに割り込むとか。
部品屋根性(68) レベル変換おさらい2、3.3Vから5V、5Vから3.3V単方向
前々回、ロジックICを使ったレベル変換をおさらい。3.3Vから5Vへの変換ができました。続きの今回は当然5Vから3.3Vへの変換ですが、3.3Vから5Vへ行ってまた3.3Vへ戻ってくるというラウンドトリップで実験したいと思います。使用するICは、74VHCT541と74LCX245です。レベル変換は良いのだけれどもTSSOPの半田付けが辛いです。
MicroPython的午睡(64) ラズパイPico、デジタルポテンショメータを制御
今回ラズパイPicoに取り付けてMicroPythonで制御してみるのは、ソフトウエアで抵抗値を設定できる可変抵抗、デジタルポテンショメータです。MicroChip社製MCP4018であります。ソフトで制御できるというと回路をいじらないでも何かいろいろ出来そうで嬉しい気もします。まあ使い道にもよりますが。
部品屋根性(67) 三共社、充実のLTspice動画、アナログ回路もバッチリ?
すみません。売り上げ上位の半導体商社ばかり調べていたので、抜かりがありました。充実の解説動画のラインナップ、東京神田の三共社さんであります。充実しているのは渋谷道雄先生解説のLTSPICEおよびアナログ回路の動画です。これでもかというテーマと本数、今まで視聴していなかった私はモグリです。
部品屋根性(66) いまさらレベル変換おさらい1、3.3Vから5Vへ単方向
今回はロジックIC、といってもレベル変換のために汎用ロジックICをおさらいしたいと思います。想定は3.3V系のデバイスから5V系への単方向の信号伝達です。実験してみたのは74HC04、74VHCT04、7S14F、全てインバータです。改めて波形を見てみると、いろいろある気がしないでもない。
MicroPython的午睡(62) ラズパイPico、DTMFトーン生成IC制御その1
別投稿で音声フォルマント周波数をとり扱いました。その「反対」で音声フォルマントを外した代表例?DTMF=Dual-Tone Multi-Frequencyトーン生成用のICをラズパイPico上のMicroPythonから制御してみる1回目です。DTMF、電話の「ピポパポ」音。スマホでも「まだ」使えるけれど使わないか?
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(81) BJTで構成したゼロゲイン・アンプの実習
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2020年11月号です。このところMOSFETとBJTの回が交互にやってきます。前回はMOSFETだったので、今回はBJTです。テーマは「ゼロゲイン・アンプ」とな。私のようなアナログ素人には聞きなれない用語ですが、そのまま解釈すれば良いのかな?
部品屋根性(65) マーキング信じられないトホホ。半導体の真贋判定、商売になっているのね?
最近の半導体不足のためか、従来と違う流通経路で調達した半導体部品が「偽物」じゃないかという件がままあるようです。そういえば当サイトでもそんな部品があったような。それで「半導体の真贋判定」をしてくれるサービスが結構人気なんだとか。しかし、チップのマーキング信じられないとは世も末だな、おい。
部品屋根性(64) 立花エレテック、創業100年、怒涛の動画攻勢?
立花エレテック殿と言えば、年寄りには大阪本拠の三菱系?の大手電機電子商社というイメージであります。昨年創業100年だったのね。100年前から半導体を売っておられた分けはないけれど老舗。つい取扱いのマイコンメーカで見てしまうのですが、お馴染みのルネサス、米Microchipといったところをお取扱い。