IoT何をいまさら(33) Raspberry Pi Camera

どちらかというとAIネタの方で使うつもりで、Raspberry Piにもカメラモジュールを接続しておこうと思い立ちました。何種類が出ているのは知っていたのですが、よく調べもせず、適当に買ってしまいました。ぶっちゃけ、お値段がお安いものを選んだだけ。買った後になって、モジュールの素性とか接続とか調べているのですからかなりな泥縄。それでも特にトラブルもなくつないで写真が撮れたのでOKと(何がOK?)。 “IoT何をいまさら(33) Raspberry Pi Camera” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(70) Espressif Systems 上場!

前から気になってはいたのです。それどころか手元にそこのチップを使った「マイコン開発ボード」2種類あり、使わせていただいとります。

Espressif Systems

秋葉原などへ行くと(人が多いので滅多に行きませんが)Espressif製品は溢れております(いいすぎか)。いえ、秋葉原どころか世界中といってよいのでは。(母集団を限定すれば良いのだ)マイコンだのIoTだのいうような世界では非常に人気者のチップに見えます。その割には知らない会社。中国上海の会社だということは皆知っているけれども。そうしたところ、先週目出度く(未公開株を持っていた人にとっては、多分)上場したとのニュースを見ました。公開したからには、いろいろ情報が出てきたんじゃないかい、ということでEspressifのサイトなどをあさってみましたです。 “鳥なき里のマイコン屋(70) Espressif Systems 上場!” の続きを読む

IoT何をいまさら(32) M5Stackへ, Nucleoから移植

ロガーが必要だな、などと思い至りました。そのお役目はM5Stackへお願いしようと考えているのであります。小なりとは言え、ロガーに必須な記憶装置のスロットあり、自前の表示パネルあり、無線も使えて、なんとなれば自前のバッテリーも使えると至れり尽くせり。ハード的には、センサをI2Cで接続してやればOK。後はソフトを書くだけ。しかしね、ドキュメントが無い分けじゃない(結構いろいろある)割に、私が気になることは見つからなかったりする。一歩一歩確かめていくしかありますまい。 “IoT何をいまさら(32) M5Stackへ, Nucleoから移植” の続きを読む

IoT何をいまさら(31) Raspberry Pi Zero Wがやってきた

このところ、Raspberry Pi 1 model B+Raspberry Pi 3 model B+ などでAIネタをちょっと始めたんでありますが、今回は 買ったばかりの

Raspberry Pi Zero W

であります。CPU自体はRaspberry Pi 1と同じArm11のようですが、なにせボードが小さくて低価格。何かに組み込んで使うにはピッタリのボードです。そのくせ、WiFiとBluetooth搭載なので、とりあえず電源さえあれば外部との接続OK!そして他の「マイコン開発ボード」類との決定的な違いは、「まともなOS」(RTOSをディスるつもりはありませんよ)を搭載可能で、セルフ開発が問題なくできること。とても便利なボードです。今回、Zeroには入出力を担当してもらうことにし、その為の環境構築を始めました。 “IoT何をいまさら(31) Raspberry Pi Zero Wがやってきた” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(69) ArduinoIDE活用、M5Stack

前回はArduino互換のピン配置が、いまじゃ「お手軽マイコン開発業界」(そういう業界があるのか?)じゃデファクトだ、みたいなことを書きました。一方、ArduinoのIDEも結構な人気です。IDE業界のデファクトと言えば、やはりEclipseじゃないかと思うのですが、シンプルで単なるエディタ?にも見えなくもないArduinoIDE、結構来てます。多品種のArduinoをサポートするための仕組みが有効活用されたのか、Arduinoでない開発ボードにもぐいぐい広がっている感じ。今回は、そんなArduino IDEの活用事例として、これまた最近来ている感じの M5Stack を見てみたいと思います。
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モダンOSのお砂場(5) Micro:bitとDroidScriptその3

micro:bit上のEspruinoをDroidScriptから操作して楽できるかと思ったのですが、そうもいかなかった前回でした。そこで方針転換、micro:bit上で動作するBLEから制御できるアプリを作り、それをスマホから制御するという方式に落ち着きました。当然、スマホ側のアプリを作るのにDroidScriptを使用するつもりではいるのです。BLEから制御するのは、無難なところで、BLE上のシリアル接続で、コマンドを送り、データを受信という方式でまずは行うことといたしました。とりあえず何かい、BLE上のシリアル端末あればテストできるんじゃ。。。 “モダンOSのお砂場(5) Micro:bitとDroidScriptその3” の続きを読む

モダンOSのお砂場(4) Micro:bitとDroidScript その2

前回、何の苦労もなく、Android機上のDroidScriptから、BLE経由で、microbitを操作できたのは僥倖であったことが、今回理解できました。「たまたま」うごく「組み合わせ」であった、ということです。結局、どこにでも転がっているように思える、ソフトウエアのバージョンの問題に遭遇してしまいました。いろいろ調べてみて、どの組み合わせならどう動かすべきなのか少し分かってきたので、中間報告を兼ねて書き留めておきます。問題を認識した切っ掛けはハードを拡張するためのブレークアウトボードの作成でした。 “モダンOSのお砂場(4) Micro:bitとDroidScript その2” の続きを読む

モダンOSのお砂場(3) Micro:bit と DroidScript その1

前回は、micro:bitの箱の外側を撫でた程度で止まっておりましたが、今回からは実際に使ってみたいと思います。しかし、本流(王道?)の MakeCodeエディタ も Pythonエディタ も「とりあえず」使いませぬ。スマホベースで使ってみよう(当然BLE無線経由で)と思うのですが、micro:bitのスマホ上開発定番の micro:bit コンパニオンアプリ も使いませぬ。使うのは

DroidScript

であります。私はスマホにインストールしていたものの、「眠らせて」おりました。今回、micro:bitを触るにあたって復活となった次第。 “モダンOSのお砂場(3) Micro:bit と DroidScript その1” の続きを読む

モダンOSのお砂場(2) Micro:bit についてちと調べてみた

教育用、と銘打って売られている「マイコン・ボード」的なもののひとつに

Micro:bit

というものがあるのをご存知かもしれません。小学生くらいを主対象にプログラミングの学習用など意図したボードのようです。世界中に蔓延っている?らしいです。調べてみると、この開発環境、如何にも「モダン」な要素にあふれています。子供相手のおもちゃなどと馬鹿にしたものじゃありません。

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IoT何をいまさら(25) ATコマンドパーサ、とりあえずの自作

数日、投稿をお休みしただけで浦島太郎状態です。何やっていたのか思い出せない。そういえば、ESP32をATコマンドで制御するために何かしようとしていたのではなかったかしら、という分けで、ATコマンドのパーサ作りから「復帰」するかと思い立ちました。しかし、Ebedのライブラリなどつらつら見るに

    • ArmコピーライトのWiFi制御の例題プログラムあり
    • それ以外のソースのAT Command Parserもあり

で、その辺を「使わせてもらって」お茶を濁せば良いのでないの、という気もしないでもないです。しかし、ま、諸般の都合あり、自作することにいたしました。

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IoT何をいまさら(24) ST VL53L0X, TOF センサ

1カ月くらい前にシャープ製の三角測量原理の測距センサをいじってみましたが、モダンな測距センサの主流といえばTOF(Time Of Flight)センサでしょう。スマホにまで入りつつあるTOFセンサ、ちょっと遊んでみたくなって入手いたしました。ST Microelectronics社のVL53L0Xという型番のTOFセンサです。940nm Class 1 レーザを使用し、最小3cmから最大200cm(屋内)まで測距できるもの。このセンサに加え電源やレベル変換ICなどを搭載したモジュールを、例によって秋月通商から購入。コネクタから配線が取り出せるようになっているので、センサを「ボード」に取り付けるだけで動作します。

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IoT何をいまさら(23) PythonとBottleで通信相手を作る

前回はマイコン(ノード側)の通信テストの相手にするために、Raspberry Piを使おうと思い立ち、Raspberry Piを「数年ぶりの再稼働」いたしました。数年ぶりともなると溜まるものが溜まっています。ファイルの更新作業だけで夜中までかかってしまいました。ようやく今回から、Raspberry Pi上に「テスト用のサーバーもどき」を作り始めたいと思います。お手軽重視なので、簡単に作れるものが良いな~と探したところ

Python上で動作するBottleというフレームワークが良さげ

ではないかなと考えました。Pythonでしたら普段から使っているので(Python使いの人のPythonらしいPythonコードには未だに慣れず、ごくごく普通な書き方をしておりますが)何かとお手軽。

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IoT何をいまさら(22) Raspberry Pi再稼働で大慌て

このところ無線モジュールを使えそうな感じになってきたので、マイコンのセンサで取得したデータを送る先のテスト用のサーバーが必要だなと思っていたんであります。本格的になってきたら、外部のサーバー、とくにIoT向けで何かお試しできるようなサイトに登録してと思うのですが、とりあえずはマイコンの通信相手として手元に置いておきたい。でも普段づかいのPCの上でサーバー動かすのはやりたくない。ちょうどいいのがあるじゃないか

ずっと眠っているRaspberry Pi

最近のCortex-A搭載しているバージョンではなく、ARM11コアの古い版(最近でもZeroとかは同じチップ使っているようですが)です。買った当時は、Raspberry Pi 2だとか3だとか、という種別はなかったので、確か モデルB+ とだけ呼ばれていた筈。その前に持っていた(今も持っているが)プラスのつかないBが、イマイチ電源が不安定で買いなおしたやつでした。買った当時はそこそこ「遊んで」いたのですが、ここ数年、眠ったまま。でもネットには接続しているので、これを復活させればIoTのテストくらいには使えるのではないかい、と安直に考えました。

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IoT何をいまさら(21) ESP32、BLEとりあえずテスト

相当昔にBluetoothの解説書を読んだ記憶があるのですが、「読んだ」という記憶だけであって、何を覚えておりませぬ。ましてや規格書など読む元気もありません。今回インストールした、ESP32のATコマンドセットの最新版は、

Bluetooth Low Energy (BLE)

をサポートしています。UARTやWiFiのようにお手軽につながる訳はないのですが、とりあえず「物理的に通信している」ことくらいは確かめておきたい。

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