
シリーズ3回目ともなり、ようやく今回はちょっとデジタル信号処理っぽいところに入れます。とはいえ、まずは「動かして効果を実感してみよ」という感じです。実際の信号処理は裏のライブラリで処理されているものを使っているだけでお勉強はまだ後です。しかしま、衣の下(鎧ですぞ)がようやくチラチラしてきました。
デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく

前回が「送信」であったので、今回は当然「受信」です。しかし受信で想定しているのは何か設定値がホストから指令されてくるというシーン。「設定値」ともなるとそれを保存しておく場所から用意しておかないとマズイ気がします。そこで、設定値はNode-REDからアクセスできるSQLiteのデータベースに記録しておき、それを取り出して送ることに。今のところ何も効果はないですが。

前回は、論理演算 and命令を使って、オペランドによって生成される命令がRV32Iだったり、RV32Cになったりするのを目にしました。今回は算術演算 add と sub です。RISC-Vに「直交的な」エンコーディングを想像してはなりませぬ。今回は2つの命令の「割り切った」関係を観察したいと思います。割り算じゃないけど。

前回は、ラズパイPicoにI2C接続の外付けのDAC、MCP4725を接続してノコギリ波など出力させてみました。今回はラズパイPicoの内蔵ADCで得たアナログ値をそのまま外付けDACに「転送」してアナログ波形を「再現」してみます。ぶっちゃけSTM32で昨日やった件のまねっこ。タイミングの取り方が異なるし、外付けDACは転送ネックだし、どうなることか。

前回はADからDAへの「垂れ流し」ポーリング方式を勉強させていただきました。今回は割り込み方式です。そんな悠長に刻んでいたら死ぬまでに読み終わらない、とも思ったのですが、ちょっと立ち止まってSTM32F446REのハードを確認しておくことにいたしました。ロウレベルなところが気になると夜も眠れませぬ。

前回 MQTT Subscribe ができたので、MicroPythonで動いているM5ATOM LiteとNode-REDを動かしているRaspberry Pi 3機で上り下りの通信がOKとなりました。今回は、通信内容をJSON化して後で拡張しやすいようにしてみたいと思います。まずはPublish側から。使用するMicroPythonモジュールはujsonです。

前回、RISC-Vにmv(move)命令は実は無いのだ、という衝撃?の事実をおさらいしました。今回は、and(論理積)命令です。andみたいなプリミティブな操作の命令に何か細工をする余地などあるのか?ま、当然「工夫」があるわけですが。でもね、andとorとxorは一緒、流石に。1回で3命令進捗!

別シリーズにてSTM32マイコンのAD、DAを動かしているので、ラズパイPicoでもやってみるか、と思い立ちました。しかし、ラズパイPicoにはADの搭載はあるものの、DAはありません(PWMはあり。)また別件にてラズパイPico用の1ビットDACボードも頂いたのですが、今回は外付け12bit DAを接続してみます。

デジタル信号処理を学び直すべし、ということで三上直樹先生著のご本を購入、部品も購入し回路を作成、そして関連の雑誌記事発見、と準備に3回もかけてしまいました。いよいよネタバレにならない程度に本文を学んでいきたいと思います。まずはプログラムがビルドできるところからかな。インポートできるみたいだし、何もすることがない?

前回別件に行ってしまいましたが、今回は前々回の流れに戻ってMQTTのSubscribeを行ってみたいと思います。使用するMicroPythonは ESP32用の”generic” portです。M5ATOM Lite上での運用ですが、”generic”なので他のESP32デバイスでも動くと思います。

前回、RISC-Vのアセンブラを再開できたので、今回からは1命令づつ命令を動かしていきたいと思います。最初はMOVE(RISC-VのニーモニックではMV)命令です。単なるレジスタ間の転送。しかし、そこにある「仕掛け」をみるとRISC-Vのやり方というものが理解できる感じがします。単なるMOVE、されどMOVEか。クセが強いのう。