忘却の微分方程式(65) 反復練習28、陰関数の微分、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回までダラダラと微分の練習。Maxima様にお願いすれば微分自体は一撃。しかしメンドイのはいつも後始末です。今回は、前回までと異なり変数間の関係がそのままではわからない陰関数の微分です。今回も微分そのものは一撃。しかし事前にひと手間かけないとならなかったです。いつもの通りの後始末もメンドイ(計算してもらってるのに。)
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MicroPython的午睡(73) uarrayとuctypesで数値配列のファイル入出力

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Joseph Halfmoon

前々回、ラズパイPico上でuarrayとuctypesを使い、連続したメモリ上に置かれるバイナリ配列を操作してみました。メモリに制約のあるマイコン上のMicroPythonでは必須でしょう。今回はこれまたMicroPythonの特徴の一つであるFlash上のストレージに対してバイナリ配列の読み書きをやってみます。

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データのお砂場(51) R言語、Discoveries、複数年ある最小値の年を知る

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Joseph Halfmoon

R言語のサンプル・データセットをABC順(大文字先)で端から眺めております。解説ページ見るとデータセット「Source」などにデータの出元が記載されとります。わざわざ調べたりしないのですが、今回は灯台下暗し。手元にSourceの本がありました(Editionは違うケド。)あったからといってなんのこっちゃなんだけれども。
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モダンOSのお砂場(51) Mbed OS6, AD5626 12bit DAC SPI接続

DAresults
Joseph Halfmoon

別シリーズ「お手軽ツールで今更学ぶアナログ」にてSPI接続のDACを使ってみました。「マイコンで制御する方がお楽」と思ったので、さっそくやってみます。第48回でSPI接続のADCでアナログデータの読み込みをやりましたが、そのちょうど逆となります。前回使用のプログラムを流用いたしましたが、微妙に違うところは違うと。

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連載小説 第103回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任していましたが、夫の倫ちゃんのドイツ転職を機に、私もミュンヘンにある現法へ異動しました。ヨーロッパでは携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。そこへ、一度は別々の職場になったと思ったトム君が緊急赴任して来ちゃいました。あら、また一緒ですねえ。うふっ。 “連載小説 第103回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(120) D/Aコンバータの実習、AD5626

AD5626
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年3月号の2回目。DAコンバータの実習。前回はR2RラダーをLTspiceでシミュレーションして「お茶を濁し」ました。今回は現物AD5626 12 bit nano DAC(R) コンバータであります。SPI接続のDACね。
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ソフトな忘却力(25) WSL2とWindows11連携でサウンドファイル生成なんのその

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Joseph Halfmoon

新PC(Windows11)は便利。今回はWindows10で消えていたSound Recorder が復活しているのに気づきました。10のVoice Recorderは、wavフォーマット対応せずで難渋しました。WSL2とWindows11間は相互乗り入れ。音声ファイルの加工はLinux側のライブラリでさくさく?

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ブロックを積みながら(87) Node-RED、Dashboard、notification

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Joseph Halfmoon

前回、「新規ノードをインストール」とか書きながら、まだ手元のパレット上のノードで使用したことがないものがいくつもあるのに気づきました。増えた?そんなわけないです。忘却力というか、粗忽。なんで今まで使ってみたことなかったの?というものもあり。今回はダッシュボードのnotificationノードです。 “ブロックを積みながら(87) Node-RED、Dashboard、notification” の続きを読む

帰らざるMOS回路(34) 2R1Wのレジスタファイル(仮)でっち上げ、Verilog

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Joseph Halfmoon

前回、仮にも32ビットのALUを「でっち上げ」たので、次はALUの対面となるレジスタファイルです。「でっち上げる」にせよ32ビット。最低でも2R1W型のマルチポートで32本にするしかないんでないの。泥縄式に作っているので、今回は雰囲気だけ、同時に2個の32ビット値を呼び出せて、1個の32ビット値を書き込めるっと。 “帰らざるMOS回路(34) 2R1Wのレジスタファイル(仮)でっち上げ、Verilog” の続きを読む

モダンOSのお砂場(50) Mbed OS2->OS6お引越し、I2CでAQM1602編

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Joseph Halfmoon

開発環境を Mbed Online Compilerから Keil Studio Cloud に移行中です。ついでにMbed OS2の古いソースもOS6へ移行予定。前回はUARTで移行を試行、コマケー違いで引っかかりました。今回はI2CでOS2->OS6をやってみたいと思います。ターゲットはAQM1602液晶。

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鳥なき里のマイコン屋(161) 新PCにPlatformIOインストール、STM32でLチカ

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Joseph Halfmoon

パソコン更新をきっかけにツール類を厳選の上、最新版をインストールしつつあります。前回は最近正式リリースの Arduino IDE 2.0 をインストールして動作確認。今回は PlatformIO を新パソコンに導入し、動作確認をしたいと思います。ターゲットはSTM32マイコン搭載、Nucleo F072RBボードです。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(84)ARM64(AArch64)、条件選択命令群その2

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Joseph Halfmoon

前回は、数多い条件選択命令群のうち「表」の4命令を動かしてみました。今回は「裏(エイリアス)」の5命令を動かしてみたいと思います。共通しているのは、「表」の命令と条件判断がひっくりかえっていること、そして本来3オペランドの「表」命令のソースオペランドに制限を加えていることです。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(84)ARM64(AArch64)、条件選択命令群その2” の続きを読む

やっつけな日常(39) Rustに入ればRustに従え、Rust再インストール後動作確認

Joseph Halfmoon

パソコンをWindows11に更新しました。旧装置にはあまりにディスクの肥やしが増えすぎたので、新装置には、必要性を吟味しつつ、最新の処理系ということで「手動」再インストール中です。今回、ようやくRustの順番です。あれれ、どうやってRustインストールしたんだっけ、忘れてしまったな。。。

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忘却の微分方程式(64) 反復練習27、微分3回目、逆三角関数など、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回前々回と2回も微分を練習しました。微分は「機械的に」解けるし、もういいかとも思ったのです。しかし前回から今回の間に Maxima / wxMaxima 処理系を更新したので動作確認の意味を含めて(動かないわけないのだけれど)も少し微分をつづけたいと思います。微分というより、微分した後の「後始末」の練習ですかね。

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