鳥なき里のマイコン屋(124) M5StackとUno間、CANフレームのラウンドトリップ

RoundTrip_DUT
Joseph Halfmoon

前回はM5StackからArduino Unoへ向かって一方通行のCANフレームの通信を行ってみました。当然、今回は双方向での通信の確認であります。お手軽にM5Stack発でUno経由M5Stack着の「ラウンドトリップ」です。同じArduino IDE使用で同じような仕事ですが、衣の下がちょっと違うのが見えまする。 “鳥なき里のマイコン屋(124) M5StackとUno間、CANフレームのラウンドトリップ” の続きを読む

MicroPython的午睡(26) ラズパイPico、入力端子からの割り込みの反応時間

ITR_TEST_DUT
Joseph Halfmoon

前回Timerコールバック関数の呼び出し周期の上限目安(被呼び出し関数にもよりますが)を測定しました。今回は端子からの割り込みに対してMicroPythonの関数が反応するまで(割り込み入力をトリガとして出力端子の状態を変更するまでの時間)の目安を測ってみたいと思います。最速どのくらいの処理がデキそうなのか。

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モダンOSのお砂場(23) Arm MbedでBBC micro:bitプログラミング

Mbed_MB
Joseph Halfmoon

今までJavaScript(実際にはTypeScript)環境にてプログラムしていたBBC micro:bitですが、C/C++環境への移行を考えております。移行先として、Arduino環境(別シリーズ)、Arm Mbed環境、Zephyrの3候補のうち、本シリーズではMbedとZephyrの2つをやってみる所存。まずはArm Mbed環境を調べてみました。

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MicroPython的午睡(25) ラズパイPico、Timer周波数設定の上限?

TimerMeasureDUT
Joseph Halfmoon

MicroPythonが用意してくれているTimerクラスは便利なものです。面倒な設定もなく、指定した周波数でタイマハンドラを呼び出してくれます。ただ、周波数の上限あるはずだよね、どのくらいなの?ちょっと別件でマイクロ秒単位の制御をしたかったのです。どこまで対応できるものだか調べてみることにいたしました。

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連載小説 第37回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社IC海外営業部の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICのアメリカ営業担当です。平成元年になった1989年、とうとう、現地法人のSS-Systemsへ海外赴任しちゃいました。一月遅れでトム君も合流し、スゴイ事になっちゃいました。 “連載小説 第37回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(39) ADALM1000、電流測定のオフセット?

M1K and DUT
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事「StudentZoneを端から」読ませていただいております。前回ようやく実験シリーズに再突入できて嬉しかったのですが、まだ基本の回がつづきます。今回は抵抗使って分圧とか分流とかの実験です。正直、かったり~な的な。しかし前回のグラフに影を落としていた「電流の測定誤差」の1件が再び登場、どうしたものか。

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MicroPython的午睡(24) ラズパイPico、CDSセンサをADCに接続

CDS
Joseph Halfmoon

さて今回は、ラズパイPicoのADCを使ってみたいと思います。12ビットのADコンバータであります。真面目に精度を出そうと思うとチョッと大変そうですが、今回はとりあえず精度は気にせず。明るい、暗いがアナログ値で分かれば良いだろ~ということでCdSセンサを接続。

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トホホな疑問(34) BBC micro:bit V2のArduinoピン番号はまた違う

microBitV2 Arduino Blink
Joseph Halfmoon

別シリーズにてMakeCode環境(JavaScript)でBBC micro:bit v2をプログラムしていたのですが問題に遭遇し、C/C++系に開発環境を変えてやり直してみるかと考えました。候補となる環境はArduino、Mbed、Zephyrなのですがそれぞれにまた一長一短あります。まずは前回に続きArduino環境を調べてみることにいたしました。

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鳥なき里のマイコン屋(123) M5StackとArduino Uno、CANバス接続

M5_CAN_ARDUION_BlockDiag
Joseph Halfmoon

別シリーズにてArduino用のCANバスIFと、M5Stack用のCANバスIFを手に入れ、ぞれぞれCANフレーム送信をロジアナ機能で確認いたしました。当然次のステップとしては2つをCANバスで接続して通信できることの確認です。今回はM5StackからArduinoへ一方通行にしたので簡単。

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MicroPython的午睡(23) ラズパイPico、Passive Buzzer接続

Pico_PassiveBuzzer_DUT
Joseph Halfmoon

今回 Raspberry Pi Picoに接続する「定番の」部品はパッシブ・ブザーであります。片やONするだけで特定の周波数で鳴ってしまうアクティブ・ブザーに比べると、パッシブ・ブザーの場合、与える周波数を制御する必要はあるものの、音程を変えることができるので表現力が上回るっと。まあPWM波形を与えれば良いのでPWM出力に対応しているPicoにとっては何の問題もありませぬ。

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ブロックを積みながら(21) MakeCode、Compilation failed

CompilationFailed
Joseph Halfmoon

前回、ラズパイPythonからBluetooth UARTサービスを使って「コマンド」をmicro:bitに送り込み、それに反応させることができました。今回はmicro:bitから処理結果をラズパイに返信するとともに、各種コマンド大拡充、と目論んだのですが障害あり。MakeCodeのコンパイル時エラー発生。

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MicroPython的午睡(22) ラズパイPico、AQM1602 LCDパネル接続

Pico_AQM1602
Joseph Halfmoon

このところ Raspberry Pi Picoに各種デバイスを接続し、MicroPythonで操作してきております。が、定番のデバイス、どうせ接続できるでしょ、ということでやってませんでした。しかし、やっておかないと何が起きるかわからない。念のためということで今回は、秋月電子製LCDモジュールキット、AE-AQM1602Aであります。 “MicroPython的午睡(22) ラズパイPico、AQM1602 LCDパネル接続” の続きを読む

連載小説 第36回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社IC海外営業部の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICのアメリカ営業担当でしたが、平成元年になった1989年、とうとう、現地法人のSS-Systemsへ海外赴任しちゃいました。人生ってとっても楽しいかも・・・。うふふ。 “連載小説 第36回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(38) ADALM1000(M1K)とLTspice再起動

Diode_1N4148DUT
Joseph Halfmoon

後1回「読み物」ありと思いつつ、今回は途上で断念、次の次に進んで「お手軽ツール」再登場による実験シリーズ再開いたしました。ともあれしばらく使用していなかったお手軽ツール(M1K)、ちゃんと動いてくれるのか。不安を残したまま再起動。ついでにこのところご無沙汰のLTspiceも再起動。

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