連載小説 第39回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業担当でしたが、平成元年になった1989年、とうとう、現地法人のSS-Systemsへ海外赴任しちゃいました。同期の工作君とトム君も一緒に赴任中。黄金時代でしたね。 “連載小説 第39回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(41) ADALM1000(M1K)で重ねの理

Feb2018DUT
Joseph Halfmoon

前回は脇道にそれた挙句の半分失敗、今回は気を取り直してのアナデバ社(ADI社)のWeb記事「StudentZoneを端から読む」の2018年2月号に復帰であります。ただね、予定通りに進行してしまうと、書くことが無いデス。

“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(41) ADALM1000(M1K)で重ねの理” の続きを読む

トホホな疑問(35) Mbed Studio、ビルドも実行もできるんですが。。。

Nucleos
Joseph Halfmoon

別件で ST Microelectronics社のNucleo-F072RBをMbed OSで動かす必要がでてまいりました。Mbedオンラインコンパイラでなく、久しぶりにローカルな開発環境であるMbed Studio でやってみるか、ということで眠っていたMbed Studioをアップデートいたしました。ビルドのテストをしてみたのですが、できるのだけれど、ちょっとトホホな状況。

“トホホな疑問(35) Mbed Studio、ビルドも実行もできるんですが。。。” の続きを読む

モダンOSのお砂場(26) Zephyr RTOS、micro:bit v2でHello!

microbitV2package
Joseph Halfmoon

前回、MbedオンラインコンパイラがサポートしているBBC micro:bitはv1.3だということに気づいてしまいました。v2は勿論、v1.5すら対象外。愕然。まあ、v1.3とv1.5の差に気をつければ生成オブジェクトはv1.5ハード上でも動作することは確かめましたが。しかし大っぴらにv1.5およびv2をサポートできるRTOSとしてZephyrの利用にトライ。micro:bit v2上でZephyrのサンプルプログラムを動かしてみました。

“モダンOSのお砂場(26) Zephyr RTOS、micro:bit v2でHello!” の続きを読む

Literature watch returns(25) IoTセンサ図鑑 2021年版

IoT_Sensor_2021
Joseph Halfmoon

アイキャッチ画像に掲げましたる小冊子は、何を隠そう(隠しませんが)CQ出版 インタフェース誌2021年7月号の付録です。本誌のテーマは「IoTプロトタイプ入門」とて、普段から本サイトでもやっておるような事が記事になっており、これは学び直さんと思った次第。

“Literature watch returns(25) IoTセンサ図鑑 2021年版” の続きを読む

部品屋根性(44) マイクロチップ MCP4725、12bit DAコンバータ

MCP4725
Joseph Halfmoon

今回とりあげさせていただきますのは、マイクロチップ社製、12ビットのDAコンバータ MCP4725です。I2Cインタフェースで出力値を指定できるもの。加えてオンチップにEEPROMを搭載、出力値を記憶させ、電源投入と同時に所定の出力を得ることもできるデバイスです。

“部品屋根性(44) マイクロチップ MCP4725、12bit DAコンバータ” の続きを読む

MicroPython的午睡(28) ラズパイPico、lightとdeepなsleep

sleepDUT
Joseph Halfmoon

Raspberry Pi Pico上のMicroPythonで以前から気になっていたのが、電力制御関係の関数です。パソコンに接続してソフトを書いている分には必要性は無いですが、バッテリに接続して動作させようとする場合には非常に重要です。それらしい関数が存在するので、きっと効果あるに違いないと思い込んできたのですが、そこには闇がありました。

“MicroPython的午睡(28) ラズパイPico、lightとdeepなsleep” の続きを読む

モダンOSのお砂場(25) MbedとMicroBit、threadとfiber

Joseph Halfmoon

前回は、Arm Mbedコンパイラ上で、BBC micro:bitのBluetoothサービスを起動するオブジェクトを生成し、スマホとペアリングさせてその動作を確認いたしました。しかし、例によってドキュメントもよく読まずにやっているのでペアリングにはテコずり、他にも不明な点がポロポロと。今回は一度立ち止まって文書を確認しましたです。

“モダンOSのお砂場(25) MbedとMicroBit、threadとfiber” の続きを読む

連載小説 第38回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業をしていましたが、平成元年になった1989年、とうとう、現地法人のSS-Systemsへ海外赴任しちゃいました。一月遅れでトム君も合流し、同期が3人ともアメリカ赴任中です。 “連載小説 第38回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(40) ADALM1000、自己キャリブレション半分失敗?

AD584
Joseph Halfmoon

前回、ADALM1000(M1K)での電流測定にオフセットのっているじゃん、という1件あり。テキトーな対処でお茶を濁しました。しかし、そういえば「キャリブレーション」というお言葉を何処かで見たような。。。早速やってみたのですが、半分成功、半分失敗?やり方がマズイの?それともハード?混迷は深いです。

“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(40) ADALM1000、自己キャリブレション半分失敗?” の続きを読む

MicroPython的午睡(27) ラズパイPico、DHT11接続、ソフト現物合わせ

RPiPico_DHT11_DUT
Joseph Halfmoon

Raspberry Pi Pico上のMicroPythonで各種デバイスを制御してみております。今回は「電子工作業界?」定番の温湿度センサといってよいでしょう、DHT-11であります。「とりあえず」今回はソフトでタイミング制御、現物合わせです。動いているみたいなので、ま、いいか。

“MicroPython的午睡(27) ラズパイPico、DHT11接続、ソフト現物合わせ” の続きを読む

モダンOSのお砂場(24) Mbedでmicro:bit、BLEペアリング成功への道

SmartPhoneAndMicroBit
Joseph Halfmoon

前回、Arm社のMbedオンライン環境で、BBC micro:bit用のオブジェクトファイルが生成できることを確かめました。特に MicroBitクラス を使ってプログラムするとMakeCodeエディタのブロックと同等な機能を呼び出すことができるので楽ちんです。今回は早速、主題でありますBluetoothをMbed環境から使ってみましたがペアリングにちょっと手こずりました。

“モダンOSのお砂場(24) Mbedでmicro:bit、BLEペアリング成功への道” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(124) M5StackとUno間、CANフレームのラウンドトリップ

RoundTrip_DUT
Joseph Halfmoon

前回はM5StackからArduino Unoへ向かって一方通行のCANフレームの通信を行ってみました。当然、今回は双方向での通信の確認であります。お手軽にM5Stack発でUno経由M5Stack着の「ラウンドトリップ」です。同じArduino IDE使用で同じような仕事ですが、衣の下がちょっと違うのが見えまする。 “鳥なき里のマイコン屋(124) M5StackとUno間、CANフレームのラウンドトリップ” の続きを読む

MicroPython的午睡(26) ラズパイPico、入力端子からの割り込みの反応時間

ITR_TEST_DUT
Joseph Halfmoon

前回Timerコールバック関数の呼び出し周期の上限目安(被呼び出し関数にもよりますが)を測定しました。今回は端子からの割り込みに対してMicroPythonの関数が反応するまで(割り込み入力をトリガとして出力端子の状態を変更するまでの時間)の目安を測ってみたいと思います。最速どのくらいの処理がデキそうなのか。

“MicroPython的午睡(26) ラズパイPico、入力端子からの割り込みの反応時間” の続きを読む