お手軽ツールで今更学ぶアナログ(51) M1K不調につき代替測定、周波数補償の件

Nov2018DUT
Joseph Halfmoon

毎度思ったようにはいかずグダグダになる本連載でありますが、前回は珍しく順調。今回もと思ったらそうは問屋が卸さない。いつも以上にグダグダ、後でやり直しだな。テーマは「周波数補償を施した分圧器」であります。オシロスコープにプローブ接続したときの「補正」の原理。たまにやるアレです。

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MicroPython的午睡(37) ラズパイPicoとDMA3重塔でZ80の制御を奪う

PicoDMAz80DUT
Joseph Halfmoon

ノスタルジックな理由からZ80の機械語を走らせることができる実機を入手いたしました。しかしデバイス的な理由からそのままでは自分でコードを書いて走らせることができませぬ。そこでラズパイPicoで、ターゲットのメモリを乗っ取って書き換えてしまおう、と計画中。今回はラズパイPicoからターゲットメモリを読み取る(まだバグありそうだけれど)ところまで。 “MicroPython的午睡(37) ラズパイPicoとDMA3重塔でZ80の制御を奪う” の続きを読む

IoT何をいまさら(87) Wio Terminal、SAMD51タイマの外部クロック駆動

WioTerminal_Timer_DUT
Joseph Halfmoon

MicroChip社のArmコアマイコン、SAMD51の周辺を直接プログラミングしてみています。前回はクロックジェネレータGCLK部分を調べてみました。そして内蔵発振器のクロックを外部端子に出力させて観察しました。今度はタイマ/カウンタを調べてみます。初回は外部端子に与えたクロックでカウンタ動作を行わせたいと思います。

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ブロックを積みながら(30) BBC micro:bit、512K SRAMをSPI接続

microBit_23LC512
Joseph Halfmoon

昨日、micro:bit用のブレークアウトボード(横型)を用意したので、早速活用してみます。接続してみるのはSPI接続の512Kbit SRAM 23LC512です。ハードウエアの接続は簡単でしたが、MakeCodeで読み書き関数を作るところで躓きました。いつもよく文書を読まないで書いているから!直して読み書きOK。

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部品屋根性(51) Kitronik、micro:bit用Breakout Board

Breakout boards for the BBC micro:bit
Joseph Halfmoon

このところBBC micro:bitに外付けの回路を接続しています。micro:bitの場合、ワニ口で接続する方法もあるのですが限られた端子のみ可能。エッジコネクタから安定して他の信号を取り出すために従来から「縦型」のブレークアウト・ボードを使ってきたのですが、今回は「横型」を追加してみました。英Kitronik社製。

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トホホな疑問(38) PicoDAC、カラーコード、よく確かめたつもりだったんだけど

PicoDAC_PCB
Joseph Halfmoon

インタフェース誌8月号付録のラズパイPico用DAC基板、とっくに受領していたのですが、本日まで眠ってました。搭載部品キットの発売を待っていたためです。部品キットは先週発売、即発注、本日組み立てて動作確認するつもりが、今回は、何時にもましてトホホな失敗。消耗しつつも組み立てを完了。気をとりなおして動作確認。音が出ました!

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連載小説 第47回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任しちゃいました。食生活の変化による水平方向成長をものともせず、同期の工作君とトム君とも一緒に毎日忙しくやっています。青井倫吾郎さんからの電話が途中で切れてしまうという不運を克服し、再会を果たしました。私って絶好調かも・・・。 “連載小説 第47回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(50) 受動ローパス、ハイパス・フィルタに波乱なし

201810DUT
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」もようやく2018年10月号にたどり着きました。毎度、根気が続かずグダグダな実験続きの中、今回はテキパキと予定通りな感じで終了。受動フィルタ、RC回路のローパスとRL回路のハイパスです。基本中の基本。

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Literature watch returns(27) 数学とプログラミングDVD付録

Interface202109_DVD
Joseph Halfmoon

他人事ながら雑誌の売れ行きが気になりました。例によってお楽しみのCQ出版社Interface誌の2021年9月号、DVD-ROMの付録付きであります。テーマは数学、といって数学科の数学ではなく、工学部の数学、と申し上げておきましょう。一応需要があるのだろうな、私も買ってしまったひとりだし。。。 “Literature watch returns(27) 数学とプログラミングDVD付録” の続きを読む

MicroPython的午睡(36) ThonnyでATOM Liteにインストール

M5ATOMLiteOnEXTBOARD
Joseph Halfmoon

ラズパイPicoのMicroPythonを使うにあたって頼り切ってきたものにThonny IDEがあります。ふれこみでは「初心者向けのPythonのIDE」であると。しかしこのツール、ラズパイPicoに限らず、マイコン上でMicroPythonを使うときの友というべきものじゃないかと思います。本日、これを使ってM5 ATOM LiteをMicroPython化、まさに一撃。 “MicroPython的午睡(36) ThonnyでATOM Liteにインストール” の続きを読む

ブロックをつみながら(29) BBC micro:bit、EEPROMをI2C接続

mbg_24LC64DUT
Joseph Halfmoon

前回はライトオンリのLCDモジュールをmicro:bitのI2Cに接続してみました。今回はリードとライト両方あるものということでEEPROM、24LC64を接続してみました。micro:bitから読み書きはできたのですが、MakeCodeエディタのI2C書き込み用のブロック、使いずらいデス。なんとかならないものか。 “ブロックをつみながら(29) BBC micro:bit、EEPROMをI2C接続” の続きを読む

IoT何をいまさら(86) Wio Terminal、SAMD51内蔵OSC信号を取り出す

OSC32DUT
Joseph Halfmoon

前回SAMD51マイコンの周辺回路に直接アクセスするための「定型句」を調べました。そして制御レジスタへのアクセスの門番的存在、PACを覗いてみました。今回はクロック関係の設定の一部を調べてみます。そして使っていないと思われる端子を使い、内蔵クロックを外部へ出力させて観察するところまでやってみたいと思います。

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鳥なき里のマイコン屋(130) VS CodeでラズパイPico、GPIOで割り込み

Pico_GPIO_INT_DUT
Joseph Halfmoon

先週からRaspberry Pi Pico C/C++ SDKをボチボチと試用しております。前回は高水準なTimer関数(インターバルタイマ)を勉強。まずは基礎からということで今回はGPIOです。ただ読み書きするだけでは面白くないので、端子からの割り込みをトリガにワンショットタイマも動作させてみたいと思います。
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連載小説 第46回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任しちゃいました。食生活の変化による水平方向成長をものともせず、同期の工作君とトム君とも一緒に毎日忙しくやっています。それにしても青井倫吾郎さんからの電話が途中で切れてしまうという不運に見舞われ、アポなし状態です。でも、起死回生の一発が?

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