忘却の微分方程式(138) 反復練習101、2階同次線形微分方程式の一般解、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回から2階の線形微分方程式に入りました。ode2の切れ味は2階になっても変わらず。折角、教科書が有用な定理を教えてくれ、それにそって解けるように例題も準備されているというのに、当方、ode2にひたすら頼ってます。他力本願。違うか? 今回も「定数係数2階同次線形微分方程式」を解くための定理をお教えいただいているのに。 “忘却の微分方程式(138) 反復練習101、2階同次線形微分方程式の一般解、Maxima” の続きを読む

帰らざるMOS回路(52) CMOD S7用にBCDデコーダ、実機動作編

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Joseph Halfmoon

AlteraはIntelから分離して、再び独立会社になったみたいだけれどもXilinxはどうなんだろ~。知らんけど。さて、前回はBCDデコーダをシミュレーションしたところで「気力が尽きて」しまいました。今回は、VerilogソースをFPGAに実装して動作確認をしたいと思います。シミュレーションと同じ結果になるよね。。。

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連載小説 第154回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品の営業に携わっています。10年近くに及ぶ海外赴任(アメリカ、ドイツ)を経て、今は東京から海外市場をサポートしています。インターネット、IT機器、携帯電話など新しい技術や製品が日々生まれ、それらをサポートする我々の電子デバイスビジネス(半導体、液晶表示体、水晶デバイス)も大忙しですが、台湾や韓国などの新興勢力も台頭してきて、日本の電子デバイス業界は激変の連続でした。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(183) AD2のプロトコルアナライザ、UARTなのよ

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Joseph Halfmoon

タイトルに「アナログ」と謳っているのに今回もデジタルです。アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の和文版に進捗を「同期する」ためです。お手軽ツール Analog Discovery 2の「使ってない機能」を端から使ってみるの巻。今回はプロトコルアナライザ機能でUART通信を観察してみます。

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ブロックを積みながら(146) Scilab/Xcos、イベントのハンドリングその2

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Joseph Halfmoon

Event handling paletteの練習2回目です。前回は、エッジ検出、遅延に分周と「ハードテイスト」なイベント処理を練習しましたが、今回は、論理演算にIF~THEN~ELSE的な「ソフトテイスト」なものどもです。イベント処理だけでフローを描くと縦に長くなるのでイベントでもGOTOしてます。あったのね。

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部品屋根性(119) 約30年前の過ち?に気づいてしまったんだが, Pentium Pro

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Joseph Halfmoon

本棚を整理していて発見。各社プロセッサのダイで飾られているノートパッド。左上には当時のインテルの最新鋭機Pentium Proとインテルの源流ともいえるi4004のダイが並べて貼り付けてあります。約30年まえ1996年のMicroProcessor Forumの記念品であります。気づいてしまいました。その過ちに。
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手習ひデジタル信号処理(121) Scilab、ffiltでFIRフィルタを設計

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Joseph Halfmoon

前回は第2のFIRフィルタ設計関数wfirでFIRフィルタを作製してみました。GUI(wfir_gui)はイマイチ(個人の感想です)だけれども「フツーに便利」な感じっす。今回は第3のFIRフィルタ設計関数ffilt関数を使ってみます。こいつが一番シンプル?な関数なんだけれども秘密?、謎?も多い(個人の感想です。)

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(155)ARM64(AArach64)SIMD FCVTxy

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Joseph Halfmoon

前回は浮動小数を浮動小数フォーマットのまま整数に丸めるFRINTx命令でした。今回は浮動小数を丸めて「ホンモノの」整数表現に変換してしまうFCVTxy命令です。前回は丸めモードフラグに影響される命令が2個ありましたが、今回は相当する命令はありません。命令減ったの?とみれば増えとります。変換先が2種類あるから。
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なんちゃって図絵(2) 半導体、p型、n型をガチャンコすればダイオード

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Joseph Halfmoon

「なんちゃってな図」と「ほんわかした説明(数式なし)」により分かったような、そうでないような気持になるシリーズの第2回であります。前回は「半導体につきもののP型、N型」などというものを図にしてみました。今回はそのP型とN型を隣り合わせにくっつけたらどうなるか絵にしてみます。ダイオードってか? “なんちゃって図絵(2) 半導体、p型、n型をガチャンコすればダイオード” の続きを読む

データのお砂場(123) R言語、melanoma、悪性黒色腫の生存データ、{boot}

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Joseph Halfmoon

Rのパッケージ「Boot」に含まれるサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。前回はアマゾンの水位データでしたが、今回はデンマークの医療系のデータです。melanomaとな。恐ろしや。50年以上前のデータなんだけれども。医療系の「サバイバル」データということもあり、右打ち切りデータの処理が必定。 “データのお砂場(123) R言語、melanoma、悪性黒色腫の生存データ、{boot}” の続きを読む

なんちゃって図絵(1) 半導体、n型、p型を描いてみる

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Joseph Halfmoon

半導体とか電子デバイスの話になるとやたらムツカシー数式が登場。忘却力の年寄はついていくのが難しいデス。そこで本シリーズでは「数式なし」で「なんちゃってな図」と「ほんわかした説明」により、「ムツカシーことは一切言わない」で1歩一歩あゆんでゆこうと(どこへ行くんじゃ、我?)

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忘却の微分方程式(137) 反復練習100、2階線形微分方程式もバッチリよ、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回から2階線形微分方程式に突入しました。しかし Maxima様の伝家の宝刀 ode2 を持ってすれば、1階だろうと2階だろうと問題ない、と。当然、2階の方が多少メンドくさくなっているのだけれども、ほとんどそれを気にさせない切れ味デス。今回は2階線形微分方程式でも同次方程式の一般解を練習。

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帰らざるMOS回路(51) CMOD S7用にBCDデコーダ、シミュレーション編

SIMresults
Joseph Halfmoon

FPGAも素人ならVerilogも素人の老人です。適当な題材で回路を作製してシミュレーションしてCMOD S7上で動かしてみることをせねば折角のCMOD S7を使えるようになる気がしません。そんなとき別件シリーズでBCDデコーダ74HC42をいじりました。素人老人にはこのくらいのロジックから始めるのがいいんでないかい?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(182) AD2のSTATIC IO機能試用、デジタルなのよ

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』、昨年末から更新が止まっていた件「祝」完全復活。2024年2月号の英文記事が掲載され、2023年12月号の和文翻訳版も掲載されました。これで元のペースで追っかけ実習できるというものです(学生でもないのにすいません。)でも進捗を合わせるのに時間調整必要か?

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