
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」ついに2022年に突入しました。ようやく周回遅れ状態を解消。とはいえ今は8月、読んでいるのは1月号です。前回はデジタルなCMOSインバータをつかってアナログな反転アンプでした。今回はさらにCMOSインバータをつかってアナログスイッチの実験です。
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前回は、LTspiceでシミュレーションしてみる(お茶を濁す)回でしたが、今回は実デバイスで実験です。前回手元に在庫が無かった「アンバッファ」タイプのCMOSインバータを入手したのであります。東芝製TC74HCU04APです。「普通の」74HC04同様の6回路入りインバータですが「シンプルな1段ゲート構成」なデバイス。
前回、入力信号が3V振幅ならば、綺麗に線形な結果が得られる筈のXYグラフが折れ曲がっておりました。何故に?そこでちょっと実機回路を勝手改変して「線形な結果」が得られるようにしてみました。得られたのは良いけれども、なぜSPICEの結果と実機の結果がこうも違うのか?SPICEあるある?SPICEの闇?違うか。
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(105) ディスクリート・トランジスタでアンプ出力段その3” の続きを読む
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の今回は2021年9月号です。メインは三角波を正弦波に変換する回路です。今回「も」ペアトランジスタが活躍。後半登場の三角波を作る回路は次回に先送り。例によってLTspiceかけて回路の動作を予習してから実デバイスで実験っと。
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(99)ペアBJT+Opampで三角波を正弦波に変換する回路” の続きを読む
「その2」の今回はブレッドボード上に回路を組み立てて、実機動作を「味わう」の回です。回路図等はLTspiceしている前回をご参照ください。最近いろいろあるからといって手抜きつづき、「味わう」といって味わっていないデス。参照しとりますアナデバ様の記事通りの結果に安心して飲み込んでいるだけ?
今回は前回LTspiceで「雰囲気みてみた」MOSFETの差動ペアを実機で動かすの回です。しかし半分以上失敗しました。前回アナデバ様の記事ご指定のデバイスが手元に1個しかないのでBSS138にするか2N7002にするか両方シミュレーション。でも2N7002のDIP化失敗の模様。珍しく半田付けできた気がしていたのですが。