お手軽ツールで今更学ぶアナログ(16) アナデバ、フォトダイオード回路設計ウイザード

Joseph Halfmoon

前回、フォトトランジスタQSD123とPINフォトダイオードOP999が見た目そっくりで見分けがつかんといいながら、フォトトランジスタQSD123でのみ、ちょっと実験やってみました。正直、OP999からは逃げてましたね。だって「トランスインピーダンス・アンプ」がいるのですよ、適切な。アナログ音痴な私にはとても出来ない気がしました。しかし、そんなことはアナデバ様は百もご承知。またか。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(16) アナデバ、フォトダイオード回路設計ウイザード” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(15) QSD123 Infrared Phototransistor

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最初みたとき、同じ部品が2個あるのだと思いました。しかし、アナデバ社ADALP2000 Analog Parts Kitの「お品書き」をばヨクヨク見れば、別な部品です。どちらも光に反応する部品ですが、片やOP999 PINフォトダイオード、こなたQSD123赤外線フォトトランジスタであります。見た目クリソツ、これって絶対混ぜたらアカンやつやん。。。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(14) TMP01、温度コントローラ

JosephHalfmoon

前回は、アナデバ社の温度センサ2種、電流出力と電圧出力のものをとりあげさせていただきました。今回は、同じアナデバ社の温度センサでも、温度コントローラと銘打った?TMP01であります。8ピンのアナログデバイスにして、サーモスタット的な働きをできるもの。出力的にはON/OFF制御なのでデジタルとも言える? “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(14) TMP01、温度コントローラ” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(13) AD22100, AD592 温度センサ

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あまりに暑い日が続くので、温度センサーねたです。温度センサーは何度か取り上げさせていただいておりますが、マイコンにシリアル接続すれば温度がそのまま読めるデジタル出力のもの、逆に温度で変化する物理的な何かを電気的な信号に変換する回路が必要なものなど目的と方式はさまざま。今回はAnalog Devices社の「温度センサ」2点、まとめて取り上げさせていただきます。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(13) AD22100, AD592 温度センサ” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(12) AD22151 リニア出力磁界センサー

JosephHalfmoon

夏休みの工作?実験?シリーズということで、今回は、対象年齢6才以上「棒じしゃく」の登場であります。学童向けの各種文房具などを取り扱っているデピカ社製。ご時世か、トップページを拝見すると、フェイスシールドやら、除菌グッズなどが「推し」のようです。さて一方、これに対するのがアナログデバイセズ社のAD22151であります。オペアンプ応用のセンサ製品。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(12) AD22151 リニア出力磁界センサー” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(11) コイル、巻いてみる。

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第8回第9回とインダクタンス測定に手こずった反動か、「自分でコイルを巻きたい」と思い立ったんであります。自分で巻いて、自分で測ると。幽霊のようにとらえどころのない?インダクタンスを捕捉するにはそれしかない、と?それに前2回よりは使いやすいお道具があることにもようやく気付いていたのです。Analog Discovery2の方のインピーダンス・アナライザ。以前のバージョンのソフトには無かったよね。。。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(11) コイル、巻いてみる。” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(10) Milli-Ohm Meter、定格電力!

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前回、インダクタンス測定が多少マシな感じになってきたので、その余勢をかって?コイルでも巻いてみるべし、と思い立ちました。「測定しやすい」mHオーダのコイルです。エナメル線買ってあるし、連休だし。しかしコイルを巻くとインダクタンスだけでなく、抵抗値も測っておきたくなる筈だなあ。コイルの抵抗、そんな大きな値の筈がない。ミリΩ単位で測れないと。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(9) インダクタンス測定再び

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前回は、M1Kでの特性インピーダンス測定がうまく行きませんでした。その原因はM1Kのインピーダンスアナライザでは十μHほどの値のインダクタンス測定で誤差が大きすぎるためでした。大体100μHほどの値のコイルのインダクタンスの測定すら誤差が大きいのに、それより小さな値のインダクタンスを測ろうとしても無理があります。今回はなんとか100μHのコイルのインダクタンスを測りたい、というのが目標であります。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(9) インダクタンス測定再び” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(8) M1Kでインピーダンス?

JosephHalfmoon

物置の中から300Ωフィーダ線のきれっぱしが出てまいりました。多分、いや確実に若者は300Ωフィーダ線、知らないのではないかと想像します。だいたい地上波デジタルになって久しい。それ以前からほとんど同軸ケーブルに置き換えられていたような気がします。それにしても気になっていた「300Ω」の件。特性インピーダンスをM1Kで測れるものかどうかやってみました。その前にM1Kでインピーダンスの測り方を復習しておかねばなりませんでしたが。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(7) Analog Discovery2でボード線図

JosephHalfmoon

コロナなGW頃に「M1Kでボード線図」という投稿を書いたのです。その時は簡単に測定グラフが描けると喜んでいたのですが、その後M1K(ADALM1000)のボード線図「作図能力」にはかなり不満が溜まりました。M1Kが悪いわけじゃないのです、M1Kの能力では追従できないような信号に適用しようとしたから。そういうわけでAnalog Discovery2の出番です。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(6) Offsetを操作すると見やすい!M1K

JosephHalfmoon

1週間ほど前のYahooニュースに九電の広域電圧フリッカのニュースが掲載されていました。元ネタは産経新聞。私のような電力伝送系に無知な人には記事を読んでもその仕組みがさっぱり理解できません。どうも太陽光発電所起源の無効電力が影響しているようです。そこからインスパイヤ?されて、今回はM1Kで有効電力、無効電力、皮相電力なんてものを実験してみたい、と。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(6) Offsetを操作すると見やすい!M1K” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(5) 信号の影は何? Analog Discovery 2

JosephHalfmoon

一昨日発注の部品が昨日には届き、秋月電子通商殿のデリバリには関心しきりなのであります。最近、別シリーズでSOT23をブレッドボードに刺せるようにする変換基板の使いでが良いので、手持ちのOPアンプどもにも適用したいと考えて部品を入手したのであります。そのテストの過程で、Digilent社のAnalog Discovery2に抱いていた疑問の一つが氷解(ってほどでもないか、予想通り。)

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(4) AliceでFormula波形表示

JosephHalfmoon

第2回で、愛用のアナデバM1Kには負電源無いしなあ、などとブーたれておりました。しかし、「そいつは心得違い」だということが、アナデバ様のウエブサイトを読んでいて気付きました。0Vから+5Vまでしか出力が出ない筈のM1Kを使って、プラマイ5V、10Vの電位差の実験をやってました。魔法?ではなく、算術。しかしその為には、M1Kの制御ソフトであるAliceにFormula(式)の計算をやってもらわないとなりません。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(4) AliceでFormula波形表示” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(3) ADALP2000のオペアンプ共

JosephHalfmoon

前回前々回とアナデバ社のOPアンプOP97をちょっと触ってみました。このIC、前にも書きました通り、アナデバ社のアナログ学習用部品キットALALP2000に含まれていたものです。みればキットには9種類の「オペアンプ」が含まれております。今回は、どんなものがキット同梱されているのかデータシートで確認してみました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(3) ADALP2000のオペアンプ共” の続きを読む