Gartnerから2018年の半導体売上高のランキングが発表になっていました。トップ10から日本企業が消えた、というニュースを見た方も多いのではないかと思います。実際には東芝メモリが東芝デバイス&ストレージと分割してカウントされるようになったためとは言え、往年の日本半導体を知るものにとっては「悲しいお知らせ」でしょう。一方、御隣は、Samsung Electronicsが首位、SK hynixが3位と、がっちりランキング上位を占めています。まったくもってメモリのお陰です。しかし、ことマイコン、MCUとなるとほとんど存在感はありません。Samsungは、スマホ向けのArmベースのSoCプロセッサは有名ですが、MCUは米IXISに出してしまったようです。そんなメモリの国にも、マイコン屋はいたのです。