前回、ラズパイ3機のI2Cバスを5V化した先に接続したIO Expander MCP23017の動作確認をPython使って行いました。今回はIO Expanderの持つA、B2つの8ビットポートのうちAポートについて、ブラウザに表示されているNode-REDダッシュボードから点灯/消灯操作を出来るようにしてみました。 “やっつけな日常(21) NodeRedダッシュボードからIO Expander制御” の続きを読む
忘却の微分方程式(49) 反復練習13、行列の対角化その2 Maxima
前回、みんな大好き P-1AP ってやつまでたどり着いていたので、今回は単純な計算練習のつもり。練習っていって計算するのはMaxima様ですが。けれど単純に以下同文できないところが用意されとりました。「固有値が重解を持つ場合でも、対角化可能なものもある」と。勿論、対角化可能でないものもあるっと。恐れ入ります。
手習ひデジタル信号処理(41) CICフィルタ使ったデシメータ利用狭帯域フィルタその2
前回は教科書のプログラムをそのまま実機STM32F446REマイコン上に実装、CICフィルタのON/OFFでどのような特性になるのか観察いたしました。今回はそのCICフィルタの振幅特性をScilabを使って計算してみたいと思います。前回使用したCICフィルタは3段の継続接続であったので、1段から3段まで比較してみます。
データのお砂場(35) R言語、UScitiesD、米国都市間の直線距離とな
今回は、初登場のデータ形式、距離行列を扱いますです。階層的なクラスタリングで使ったりするもの。通常は何かの指標等を「距離に見立てて」計算して生成する行列なのだと思いますが、今回はもろ距離そのもの(直線距離、マイル表示)で距離行列として生成済でした。クラスタリングの結果は如何に?
ブロックを積みながら(71) Node-RED、rpi-gpio in ノード
前回Node-REDから、Raspberry PiのGPIO端子を出力として操作してみました。今回は入力として使用してみます。前回同様、外部のボードとはフォトカプラで絶縁しています。入力イベント「ボタンを押した」を捉まえるために昔やった記憶のあるfilterノードに御出馬お願い。その裏で前回の出力回路を微妙に修正も。
連載小説 第88回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任していましたが、夫の倫太郎さんがソミーヨーロッパへ転職する事になり、私もサイコーエジソンの現地法人があるドイツのミュンヘンへの異動が決まりました。IT環境は、インターネット、電子メール、Windows95と新時代を迎える中、ヨーロッパでは携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(98) トランスインピーダンスアンプの入力段その2
「その2」の今回はブレッドボード上に回路を組み立てて、実機動作を「味わう」の回です。回路図等はLTspiceしている前回をご参照ください。最近いろいろあるからといって手抜きつづき、「味わう」といって味わっていないデス。参照しとりますアナデバ様の記事通りの結果に安心して飲み込んでいるだけ?
うさちゃんと一緒(9) HTTP Serverになってもらう、Rabbit4000
Z80上位互換のCPUは数あれど、うさちゃん印のRabbitはEthernetインタフェースまで搭載した強力なものであります(コマケーことを言うと完全な上位互換ではないようです。)ともあれ8ビットのZ80の64kバイトのメモリ空間の制約をバンクスイッチ的なハードで大拡張しているところは他の拡張CPU同様かもしれません。
ブロックを積みながら(70) Node-RED、rpi-gpio out ノード
今回からRaspberry Pi上でNode-REDを走らせているときに使えるノードをいくつか実験して行きたいと思います。Raspberry Piの持つ拡張端子を直接操作していくものども。制約事項もままありますが、外部回路を接続できるので応用無限大?ホントか?
帰らざるMOS回路(19) ゲートレベル回路図で論理SIMでもあるまいに。GoでVCD生成。
別シリーズにてゲートレベル回路図の論理シミュレーションをやってみたらば結構よかったです。MOSトランシスタ記述も可能。昔ながらのシミュレータとはちょっと違う感じもしますが使いでが良いです。ただ「回路図レベル」です。とうに開発停止状態。そのシミュレータ出力をGo言語で変換してVCD波形ビューワーに接続してみました。
ぐだぐだ低レベルプログラミング(68) ARM64(AArch64)、算術命令エイリアス#2
前回に続きARM64の算術演算命令のエイリアスを動かしていきたいと思います。テーマはNegate、「符号反転」命令です。「2の補数」世界なので符号ビットの操作では終わりませんよ。上の表をみていただけばお分かりのとおり、NEG、NEGS、NGC、NGCSと4命令もあります。まあみんなSUB系命令のエイリアスですが。
やっつけな日常(20) Raspberry Pi 3、5V IO Expander動作確認
前回、ラズパイ3機からとりだしたI2C配線を5V化するところの配線の接続確認で疲れてハードだけで終わってました。今回は動作確認用のソフトウエア(Python スクリプト)を走らせてIO Expander MCP23017が動作OKなことを確認します。動作確認方法は吉例LEDの点滅です。
忘却の微分方程式(48) 反復練習12、固有値と固有ベクトル、対角化 Maxima
このシリーズ、1か月ほど間が空いてしまいました。老人の忘却力とて、1か月もお休みするとMaximaの使い方も危ないです。か細い記憶をたどりつつ、前回の流れで今回は固有値と固有ベクトルの計算、そして対角化へと入っていきとうございます。みんな大好き P-1AP ってやつ?
手習ひデジタル信号処理(40) CICフィルタ使ったデシメータ利用狭帯域フィルタその1
デシメーションというのは古代ローマの恐ろしい刑罰にその名を発するようです。長い歴史の中でも実例はそれほど多くないみたいです。しかしデジタル信号処理業界?ソフトウエア無線などではすこぶる頻繁にお目にかかります。サンプリング周波数を低い方に変更するダウンサンプリングとそれに伴う低域通過フィルタ処理を行うもの。