前回はAD5626 D/Aコンバータを「お手軽ツール」のデジタル出力端子で操作、アナログ出力を得ました。AD5626は5V単電源動作の場合、内蔵の参照電圧により0から4.095Vの電圧を生成できます。今回は±5Vフルスイングさせてみよ、とのアナデバ様の思し召しです。やっぱり両電源でないとということなのかな。知らんけど。
ブロックを積みながら(88) Node-RED、Dashboard、ui-control
前回につづきDashboardの落穂ひろいです。今回は ui control ノード。大上段なお名前ですが、やれることは比較的単純かと思います。Dashboard上表示中のタブを見ている人の操作によらず、強制的に切り替えることができます。単純だけれども確かに強力。そしてDashboardを眺めている側の情報も取得とな。
モダンOSのお砂場(52) Mbed OS6、AHT21B 温湿度センサ、I2C接続
鳥なき里のマイコン屋(162) ラズパイPico、SDK、開発環境復活、でも全部じゃない
前回パソコン更新でツール類再インストール。でもそれ以前に気になっていたことがあるのです。ラズパイPico用のC/C++SDKの開発環境です。ラズパイ4を母艦にしていたのですが、ラズパイ4のOSを32ビットから64ビットに変更したときにラズパイPicoの開発環境はインストールしませんでした。メンドイけれどもやらないとな。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(85)ARM64(AArch64)、整数乗算命令その1
前回まで実習していた条件フラグ命令、マニュアルにはまだまだあるな~と思っていたのですが勘違いでした。今回ターゲットのArm Cortex-A72はARMv8の中ではキホンのARMv8p0なので使えないようです。残念。そこで今回から整数の乗算命令に転じます。これがまた、いろいろあるのよ。今回はざっと眺めるだけ、実習なし。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(85)ARM64(AArch64)、整数乗算命令その1” の続きを読む
やっつけな日常(40) Rustに入ればRustに従え、unsafeだらけの可変static
「C言語」頭の老人には毎度恐れいるばかりのRustであります。今回はstaticとな。C言語であればスコープにかかわりなく静的に「持続する」変数を使うことができるアレです。Rustにもstaticあり。似たものに見えて、そのように使えないこともないのですが、制限キビシーです。unsafeの嵐。やってはいけないってこと?
忘却の微分方程式(65) 反復練習28、陰関数の微分、Maxima
前回までダラダラと微分の練習。Maxima様にお願いすれば微分自体は一撃。しかしメンドイのはいつも後始末です。今回は、前回までと異なり変数間の関係がそのままではわからない陰関数の微分です。今回も微分そのものは一撃。しかし事前にひと手間かけないとならなかったです。いつもの通りの後始末もメンドイ(計算してもらってるのに。)
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MicroPython的午睡(73) uarrayとuctypesで数値配列のファイル入出力
前々回、ラズパイPico上でuarrayとuctypesを使い、連続したメモリ上に置かれるバイナリ配列を操作してみました。メモリに制約のあるマイコン上のMicroPythonでは必須でしょう。今回はこれまたMicroPythonの特徴の一つであるFlash上のストレージに対してバイナリ配列の読み書きをやってみます。
データのお砂場(51) R言語、Discoveries、複数年ある最小値の年を知る
R言語のサンプル・データセットをABC順(大文字先)で端から眺めております。解説ページ見るとデータセット「Source」などにデータの出元が記載されとります。わざわざ調べたりしないのですが、今回は灯台下暗し。手元にSourceの本がありました(Editionは違うケド。)あったからといってなんのこっちゃなんだけれども。
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モダンOSのお砂場(51) Mbed OS6, AD5626 12bit DAC SPI接続
別シリーズ「お手軽ツールで今更学ぶアナログ」にてSPI接続のDACを使ってみました。「マイコンで制御する方がお楽」と思ったので、さっそくやってみます。第48回でSPI接続のADCでアナログデータの読み込みをやりましたが、そのちょうど逆となります。前回使用のプログラムを流用いたしましたが、微妙に違うところは違うと。
連載小説 第103回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任していましたが、夫の倫ちゃんのドイツ転職を機に、私もミュンヘンにある現法へ異動しました。ヨーロッパでは携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。そこへ、一度は別々の職場になったと思ったトム君が緊急赴任して来ちゃいました。あら、また一緒ですねえ。うふっ。 “連載小説 第103回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(120) D/Aコンバータの実習、AD5626
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年3月号の2回目。DAコンバータの実習。前回はR2RラダーをLTspiceでシミュレーションして「お茶を濁し」ました。今回は現物AD5626 12 bit nano DAC(R) コンバータであります。SPI接続のDACね。
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ソフトな忘却力(25) WSL2とWindows11連携でサウンドファイル生成なんのその
新PC(Windows11)は便利。今回はWindows10で消えていたSound Recorder が復活しているのに気づきました。10のVoice Recorderは、wavフォーマット対応せずで難渋しました。WSL2とWindows11間は相互乗り入れ。音声ファイルの加工はLinux側のライブラリでさくさく?
ブロックを積みながら(87) Node-RED、Dashboard、notification
前回、「新規ノードをインストール」とか書きながら、まだ手元のパレット上のノードで使用したことがないものがいくつもあるのに気づきました。増えた?そんなわけないです。忘却力というか、粗忽。なんで今まで使ってみたことなかったの?というものもあり。今回はダッシュボードのnotificationノードです。 “ブロックを積みながら(87) Node-RED、Dashboard、notification” の続きを読む