アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』2023年2月号の実習3回目です。前回は負の参照電圧を生成するのに「正の参照電圧をひっくり返す」元としてバンドギャップリファレンスを使ったシャントレギュレータを使いました。今回はシャントレギュレータに部品を追加してシリーズレギュレータにせよと。ご無体な。
部品屋根性(92) 1N60、ゲルマニウム・ダイオード、最後の量産?IV特性比べてみるの回
大昔の少年共にとってはゲルマニウム・ダイオードこそ電子工作世界へのハローワールド、私メも例外ではありませぬ。しかし時はうつろい、いまやゲルマニウム・ダイオードは絶滅危惧種であります。「最後の量産を弊社が大量仕入れしました」この一言にあおられてつい購入してしまいました。今回はシリコンダイオードとIV特性比べてみます。 “部品屋根性(92) 1N60、ゲルマニウム・ダイオード、最後の量産?IV特性比べてみるの回” の続きを読む
ブロックを積みながら(117) Node-RED、自前ノード、Iconとプロパティ読み取り
前回作成した自前ノード、機能的には予定通り。しかし見た目に不満が。アイコンです。アイコンを指定しているソース箇所は分かるのですがどんなものが使えるの?そして機能追加のために必要な次の一歩がプロパティタブで設定したプロパティの読み取り方法です。Node-RED User Group Japan様のドキュメント読めば一撃。
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Pico三昧(19) ADCをちょっと触ろうとしたらPicoprobe消えていた。いつもの?
今回マイクロフォンをPicoのADCに接続して実験しようと思い立ったのです。ビルドした後になって気づきました。前々回インストールして動作OKになっていたPicoprobe、認識されてません。なして?そういえば今週例のアレが走ってなかったか。しかたがないので今回はPicoprobe無で実験。Picoprobe復活は次回?
手習ひデジタル信号処理(84) Scilab、BPSK、自前版とtbx版、微妙な違い?
前々回が自前ASK、前回が自前BFSKであったので、今回は自前BPSKです。comm_tbxのASK変調が期待と違うために始めた「自前」シリーズですが、前回BFSKでは与えたパラメータでは差は見えずでした。今回のBPSKその差は微妙というべきか、大きいというべきか。素人にはよくわかりませぬが素性は理解したと。 “手習ひデジタル信号処理(84) Scilab、BPSK、自前版とtbx版、微妙な違い?” の続きを読む
SPICEの小瓶(28) 実回路化可能? 三角波-正弦波変換回路。ダイオード折れ線近似
今回はSPICEのVCVSのPOLY記法を駆使し三角波‐正弦波変換回路のビヘイビアモデルを作る気でおったのです。しかし、神の啓示か悪魔の囁きか?古文書の1頁が目に留まってしまいました。ダイオード折れ線近似回路とな。あれあれ、これで三角波‐正弦波変換できるじゃん。手元在庫の部品ばかりで!なんと。 “SPICEの小瓶(28) 実回路化可能? 三角波-正弦波変換回路。ダイオード折れ線近似” の続きを読む
GoにいればGoに従え(18) TinyGo、加速度センサ読み取り。micro:bit v2
前回は、BBC micro:bit v2 搭載のSTmicroelectronics社製LSM303AGRのうち磁気センサ(電子コンパス)の読み取りを確認。今回は加速度センサについて読み取りを実行です。読み取りそのものは難しくないけれども、いろいろ出来るので設定すべきレジスタが多いです。最初に一度やるだけだけれども。 “GoにいればGoに従え(18) TinyGo、加速度センサ読み取り。micro:bit v2” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(115)ARM64(AArach64)FMAX, FMIN
今回は2つのソースオペランドのうち大きい方を求めるFMAXと小さい方を求めるFMINです。でもね、この命令それほどシンプルでもありません。メンドクセー奴、NaN(Not a Number)がからんでくるから。2命令FMAXとFMAXNMの差はNaNのとりあつかい次第。NaNにあまり深入りせずにお楽に行きたいです。
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部品屋根性(91) 2N3904を題材にAD2のカーブトレーサ機能を使ってみる
前回AnalogDiscovery2のインピーダンスアナライザ機能を「再発見」。今回はカーブトレーサ機能を使ってみます。トランジスタ(バイポーラ、MOSFET)でも各種ダイオードでもI-V静特性など測定できるツールです。使ってみたらば簡単。すぐにグラフが描けます。こんな便利なものを使わずにいたなんて宝の持ち腐れ。
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MicroPython的午睡(104) ESP32版、改めてModule群を眺めてみる
このところ前日の別シリーズ「Rubyちゃん」と似たことをMicroPythonでやってみる流れです。今回はRubyちゃんでは見当たらないとブーたれていたAPIについて、使用中のESP32版のMicroPythonでどうなっているのか調べてみました。ドキュメントには書いてないことも多いので最後は「マシンに聞く」のが確実。
データのお砂場(81) R言語、sunspot.month、オケイジョナリにアップデート?
R言語所蔵のサンプルデータセットをABC順(大文字)優先で拝見させていただいとります。前回は太陽黒点関係のデータセット3種を一気にロードして比較してしまいました。しかし似ていても異なるデータセットです。個別に処理例が付属しております。今回はsunspot.monthデータセットの処理例をそのまま練習してみます。 “データのお砂場(81) R言語、sunspot.month、オケイジョナリにアップデート?” の続きを読む
OPアンプ大全を読む(19) 3種のノイズのせめぎあい?OPアンプ内部のノイズでは
今回は外来ノイズではなくOPアンプ内部のノイズの回です。『大全』の該当部ではちょうどOP27を題材に解説されてましたので冒頭画像にOP27の規定を引用させていただきました。電流ノイズ pA/√Hzだって。スゲー小さいな無視無視などと思っていたら大間違いでした。3種のノイズの主導権争い、決め手は信号源インピーダンスだと。
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Rubyと一緒(6) GR-CITRUS、digitalRead、ポーリングするしかない?
特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボード(RX631搭載)で組み込みRuby(mruby)してます。見つからないものに「割り込み」と「タイマ」のAPIがあります。しかたがないので今回は端子のデジタル入力をポーリングで監視、外部入力信号の周期を「ソフトループ」で測ってみました。そういうことにRuby使うなと?
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忘却の微分方程式(95) 反復練習58、偏微分でもマクローリン展開はテイラー、Maxima
まだ偏微分の練習をしていて本題の微分方程式に行き着けませぬ。何時になるのか?といって手を抜いて進捗を速めるのみ?さて今回は2変数関数のマクローリン展開です。マクローリン展開はテイラー展開の特殊型?なのでtaylor()関数一発で求められます。しかし「マクローリン」というのを避けている気がするんだが、気のせい? “忘却の微分方程式(95) 反復練習58、偏微分でもマクローリン展開はテイラー、Maxima” の続きを読む