以前に、McDonald’sで使われているテーブルロケータについて投稿しました。その時は銘板からBLEを使ったローケータでフランスの会社のモジュールみたい、というところで止まってました。今回少し時間が有り、BLEのツールをインストール済のスマホを持っていたので、そのプロトコルを観察できました。iBeaconでしたぜ。
※「部品屋根性」投稿順Indexはこちら
前回は、お店の人がハンバーガーを素早く持ってきてくれたので、無線プロトコルなどを観察する時間が無かったです。その後もMcDonald’sへ行かなかったわけではありませんよ。しかし、小規模な店舗ではBLEローケータ使っていないです(形は同じでも頭のところに無線モジュールが入っていません。)また、ドライブスルー(コロナなので使うことが多かったです。)では当然テーブルロケータは不用。たまにBLEのテーブルロケータありのときは、スマホを忘れ、と。
たまたま本日は無線を観察する時間があったうえに、BLEロケータを裏返してみたら前回と異なり「MACアドレス」部分が擦れて消えておらず、読み取れました。
これなら「特定」できるね!
その前に、お店の中のBLEデバイスらが無線を出している様子を観察しておきたいと思います。こんな感じ。結構密です。
当然、お客の皆さんのスマホやら、従業員さんのスマホからも電波出ている筈です。しかし、平日の昼間の中途半端な時間帯、客席は結構空いていました。これほどな人数はいらっしゃいません。かなりな数がBLEテーブルロケータの発するアドバタイジング・パケットだと思います。
手元に置いたテーブルロケータは「手元」にあるだけに信号強度が高いので、これがそれか、というデバイスを見つけるのは難しくありません。しかし今回は、MACアドレスという完璧な情報があるので、完全一致確認。以下がそれです。
AppleのiBeacon使ってますな。そんなことだろうとは思ったですが。BLEのBeaconといえば、GoogleのEddyStoneは以下の投稿で勉強してあったのです。
ブロックを積みながら(11) micro:bit、EddystoneでBLE Beaconを
しかし、Apple iBeaconは調べてなかったです。また調べてみないと。。。
念のため、RSSIがどんな感じなのか時系列のグラフも観察してみました。店内の複数の箇所にBLEスキャナを配置して、5,6くらいのリージョンに分けて識別しているみたいです。以下のような挙動を複数組み合わせるとロケーションがダイタイ分かるのだ、と思われます。
リージョンの識別やらスキャナの店内配置などは結構ノウハウあるのだろうな~
ハンバーガー来たのでスキャンは停止。