元よりオーディオ素人の年寄。普段イヤホンなど使っていても、そのインピーダンス特性など意識することなどついぞありませぬ。しかしヘッドホンなどのソレを意識せざるを得ないことになりました。「ヘッドホン・アンプ」組み立てたからデス。今回は手元のヘッドホン、イヤホンのインピーダンスを測定するだけの回っす。
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スピーカのインピーダンス特性
忘却力の年寄なので、つい半年も経たない前にスピーカのインピーダンスを測定していた(それも何度目かの)ことを忘れてました。以下の別シリーズ記事です。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(156) デジャヴ?スピーカのインピーダンス測定
上記は学生でもないのに勝手に学ばせていただいておりますアナデバ様『Studentzone』の以下の実習をやってみたものであります。
ADALM2000による実習: ラウドスピーカのインピーダンス・プロファイルを取得する
上記では、地道にデータ取得して手作業で(実体は表計算ソフトで)インピーダンス・プロファイルを描いてます。しかし、Digilent社 Analog Discovery2にはインピーダンス・アナライザ機能あり。それを使えばインピーダンスの周波数特性など一撃であります。今回はそれを使って、復習のため上記で使ったスピーカの特性を測った後、「実験に使うつもりの」手元のヘッドフォンとイヤホンの特性を測ってみます。
スピーカ、ヘッドフォン、イヤホン
以下の右上が、実験用の裸のスピーカ、8Ω1W品であります。左に鎮座しているVictorが、かなり古いヘッドフォン、家の者が不要になったと言って貰ったお下がり品です。右下がイヤホン、これまた不用品らしいです。テストしてみたらどちらもちゃんと鳴るようです。モッタイナイので皆実験のイケニエに。。。
スピーカ
スピーカのインピーダンス特性は別シリーズ記事で既にとってますが、測定系の接続確認を兼ねて再度実験してみます。
以前やったとおり350Hz付近に共振点があるようです。また低い周波数では定格どおり8Ωとな。
ヘッドフォン
全体のレベルも共振点のピーク周波数らしきものも上のスピーカとは大分違いますな。
イヤフォン
このイヤフォンの方がインピーダンスはヘッドフォンより小さいうえに、ほとんど特性が平らだあ。ピークもはっきりしないのでQ値はきっと小さい。
あらためてグラフにすると、分かったような、分からぬような。まあ、この「特性を踏まえて」実験するってもんだな。大丈夫か?