忘却の微分方程式(124) 反復練習87、放射性物質の半減期、Maxima

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Joseph Halfmoon

前回は吉例?「真空中の重力落下」でした。微分方程式の場合「吉例Lチカ」的な問題がいくつもあり、今回は放射性物質の崩壊(半減期)です。急速になのかダラダラなのか、ある一定の割合で崩壊していくアレです。Maxima様にお願いすれば微分方程式を解くのは一撃ですが、具体的な核種についてグラフを描かずにはいられませぬ。 “忘却の微分方程式(124) 反復練習87、放射性物質の半減期、Maxima” の続きを読む

モダンOSのお砂場(79)UNO R4でFreeRTOS、AD22100で温度監視?

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Joseph Halfmoon

別シリーズにてAD22100、電圧出力型温度センサを練習。-50℃から+150℃という広い温度範囲で装置の温度を簡単にモニタできる優れものです。規定の温度範囲を超えたらファンを回すとかいろいろ使えそう?今回は前回作成した「OLED表示」をお願いするだけのタスクの一方を温度監視タスク的な雰囲気にしてみます。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(172) AD22100、電圧出力温度センサで温度を測定

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2023年10月号の日本語記事がアップされてました。今回のテーマは温度センサ。アナデバ製ADALP2000学習用部品キットに含まれている温度センサ2種類、「電圧」出力タイプと「電流」出力タイプを両方実習せよということみたい。当方の今回は電圧の方だけ。刻むな自分。
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部品屋根性(109) 赤外線LED(ピーク波長940nm品)で信号を送信

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Joseph Halfmoon

別シリーズにて赤外線リモコンの波形などパソコン上で生成しておりました。計算ばかりで実通信できていなかったのは必要な940nmのIR-LEDが手元に無かったから。ここに来て入手いたしました。これで実際にIR-LEDを駆動して赤外線を飛ばせると。ちゃんと別件にて「受け取る」方も準備済なので一撃で送受信できる筈、ホントか? “部品屋根性(109) 赤外線LED(ピーク波長940nm品)で信号を送信” の続きを読む

帰らざるMOS回路(42) 前回FPGA回路を微調整

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Joseph Halfmoon

前回「パルス幅の調整が必要だな。」などと書きながら、メンドくなってそのまま投げてました。先へ進めるまえに前回の後始末をしておくべし、と。今回は8080のクロック仕様に合致させるつもりで回路を微調整するだけであります。現場合わせ、成り行き感。。。良いのかそんなことで。

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PIC三昧(23) PWM+TIMER+DSM、赤外線リモコン波形、PIC16F18855

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Joseph Halfmoon

別件シリーズでコンピュータ上で赤外線リモコン波形を生成。こちらでは実際に赤外線LEDを駆動して「送信」できる筈の波形をPIC16マイコンで作成してみたいと思います。とりあえずの今回は0と1の波形が生成されていることをオシロで確認するところまで。過去回で練習済のTIMER、PWM、DSMの合わせ技、応用課題か?
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手習ひデジタル信号処理(108) Scilab、CRC8の計算、Pythonから移植

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Joseph Halfmoon

ここ数回ビット列の生成、復元などコチョコチョしたことをやっており。その中でCRC(Cyclic Redundancy Check、巡回冗長検査)の計算をせにゃならんことがあり。CRC計算といえば多項式の割り算デス。そういえばScilabは多項式の計算出来たな~そいつを使ってなんとからなんのか?ダメか?

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MicroPython的午睡(131)M5Stack UIFlow2、I2Cスキャン

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前回SPI経由でmicroSDカードへアクセス。今回はI2Cをスキャンしてみます。M5Stack内蔵のI2C接続デバイスあり、既に初期化済の筈。それとの競合がチト心配ではあるのですがMicroPython側のI2Cインスタンスを作ってスキャンをかけてみます。このI2C信号が側面ピンソケットやGroveコネクタにも接続。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(142)ARM64(AArach64)SIMD ビット幅変?

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前回前々回とA64のSIMD比較命令を練習。今回から要素のビット幅が「変わる」SIMD算術演算命令に入ります。通常のSIMD命令は要素のビット幅は不変なのでコイツ等はちょっと変わり者です。しかし変わり者といえどフツーにひと揃いの演算が含まれております。命令多過ぎA64。いったい何個あるんじゃあ。

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GoにいればGoに従え(42) ラズパイPico、SSD1315接続、OLEDで表示

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Joseph Halfmoon

別シリーズ記事で、Arduino Uno R4にOLEDを接続し表示ができました。小さくても自発光のディスプレイは見やすいです。そこでTinyGoの練習に使っているラズパイPicoでもOLED接続を試みてみることにいたしました。TinyGoで、ビルドした、書き込んだ、動いた、という感じっす。ホントか?

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データのお砂場(109) R言語、cloth、布地のキズ、{boot}

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Joseph Halfmoon

今回は服飾、アパレル系などの方々には常識の話でしょうが、半導体ボケの年寄には聞いたこともない話です。布地のロールとそこに含まれるキズ、汚れなどの「欠陥」のデータです。しかし考えてみれば半導体ウエファ上のディフェクトと同じようなものか?知らんけど。しかしウエファサイズ同様、布地ロールもいろいろある、と。 “データのお砂場(109) R言語、cloth、布地のキズ、{boot}” の続きを読む

忘却の微分方程式(123) 反復練習86、重力による落下、初期値問題、Maxima

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Joseph Halfmoon

教科書冒頭ということで、今回もアリガチな例題「重力による落下」の初期値問題であります。ソフトウエア業界の「HelloWorld」、電子工作業界の「Lチカ」にならぶ定番にして吉例なんであります。お答えは分かっているけれども、やらんわけにもいかないデス。御朱印帳にハンコを押す的な。微分方程式88か所?そんなに練習するのか?

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STM32三昧(4) Cube IDEでDMA転送、メモリからメモリ、Nucleo

DMAsetting
Joseph Halfmoon

Cube IDE使ってSTM32のHALを練習中です。前回DACをソフトウエアで制御し「ゆるゆる」な三角波を発生させてみました。もっと高速な波形を生成するのならDMA利用かね。ということで今回はDMA関係のHALを練習してみることに。まずはメモリ間です。DMAリクエスト元のペリフェラルの設定不要なのでお手軽。

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モダンOSのお砂場(78)UNO R4でFreeRTOS、Task発Queue経由OLED行

FreeRTOS_OLED_DUT
Joseph Halfmoon

別シリーズにてUNO R4にOLEDディスプレイを接続。これでprintfしなくても「出力」可能となりました。とは言え一つしかない虎の子のOLEDを複数Taskで奪い合うのは醜い。そこでOLED表示TASKを作製、他のTASKどもはそちらにQueue経由でお願いする形にいたしました。今回のはそのプロトタイプです。

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