ブロックを積みながら(144) Scilab/Xcos、信号のルーティング、切り替える

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Joseph Halfmoon

前回はスカラー値をまとめてベクトルの流れとしたり、ベクトルを複数のスカラー値の流れにバラシたりを練習。今回は信号の流れを「切り替える」奴らを練習してみます。手動で切り替え、データの大きさを判断して切り替え、与えられるイベントで切り替え。あると便利だけれども練習するのはメンドイです。ついでに前回の落穂ひろいもね。

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レトロな(16) 8085にソフトDMAC初期化のSRAM接続、動いてるみたいね

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Joseph Halfmoon

前回、MicroPython制御の「ソフトウエアDMAC」によるSRAMの読み書きが不審な原因が判明、暫定対策したところ安定して読み書きできるようになりました。そこで一気に進捗を取り戻すべく、真のホスト8085をSRAMモジュールに接続してみました。ソフトウエアDMACでメモリ初期化したらそれらしく動いているみたい。 “レトロな(16) 8085にソフトDMAC初期化のSRAM接続、動いてるみたいね” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(119) Scilab、fsfirlinのLPFでフィルタしてみる

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Joseph Halfmoon

前回、FIRフィルタを作ろうとしたら、いくつも設計用の関数が並立?していることに気づきました。その中でfsfirlin関数というものの設計例通りに「手習ひ」しバンドパスフィルタらしきものを生成しました。しかし、実際に信号をフィルタしてません。信号処理素人の老人は実際の波形に適用してみないと納得いかんね。
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レトロな(15) ソフトDMACがダメダメな理由はアドレスバス上位側のせい

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Joseph Halfmoon

第10回作成の「手動プログラム」主記憶では大したことができないので、ホスト8085にSRAMを接続しようとしています。別件シリーズでMicroPython制御のDMACモドキを作製、SRAMに読み書きできるようにしてみたのですが、その挙動が不審。ソフトウエアでぐちゅぐちゅやってないでロジアナあてたら原因判明。やっぱり? “レトロな(15) ソフトDMACがダメダメな理由はアドレスバス上位側のせい” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(154)ARM64(AArach64)SIMD from整数

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Joseph Halfmoon

前回はSIMD「整数変換系」と勝手に称して表をまとめるだけで疲れてしまい、実習なしでした。今回は実習編。整数から浮動小数への変換命令の練習です。ニーモニック的には前回の巨大な表の末尾の2個だけです。浮動小数からの変換命令がそれだけ多いということだけれども、整数からの変換にも多少は凸凹あり。それほど単純ではありませぬ。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(154)ARM64(AArach64)SIMD from整数” の続きを読む

定番回路のたしなみ(46) BJT(NPN)、エミッタ接地増幅回路とスイッチング回路

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Joseph Halfmoon

思い出したようにBJT(バイポーラ・トランジスタ)の回路を時々触るのは、0と1だけで誤魔化してきたMOSロジック出身者の見果てぬ夢かもしれませぬ。そのせいかバイポーラの回路を触るときは「リニア」なアナログ回路指向。出来ないクセにやりたがるのね。そういえばバイポーラでもスイッチング回路もあったでないの。やらんの?

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データのお砂場(121) R言語、islay、アイラ島の珪岩の古磁気の方角、{boot}

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Joseph Halfmoon

Rのパッケージ「Boot」に含まれるサンプルデータセットをabc順に経めぐってます。今回はislayとな。スコットランドはアイラ島でとれた珪岩の古地磁気の測定データみたいです。1回計算した後に気づきました。アジマスって角度だよな。0°から始めて360°までいったら元に戻るんだった。ダメじゃん、そのまま計算したら。
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帰らざるMOS回路(49) Digilent CMOD S7、ADCのサンプルプロジェクト

AnalogInputResults
Joseph Halfmoon

前回、MicroBlaze32ビット・ソフトコア利用のサンプルプロジェクトでの吉例Lチカ動作が成功。超小型のFPGAボードCMOD S7、なかなかいろいろ出来るんでないの、と気を良くしてます。今回はこれまた気になっていたオンボードのADコンバータを使用してみます。12ビット、1Mサンプル毎秒を2チャンネル搭載。
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忘却の微分方程式(135) 反復練習98、ベルヌーイの方程式の例題なんだが、Maxima

Bernoulli
Joseph Halfmoon

今回は「ベルヌーイの方程式」です。ベルヌーイ一族のお名前を聞くだけでビビッてしまう年寄です。どちらのベルヌーイ様か存じませんがベルヌーイ様のお名前を冠する微分方程式など解ける気がまったくしません。しかし教科書は変数変換によって一階微分方程式に変形できるのだ、とお教えくださっているのです。しかし今回もode2で一撃っす。

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MicroPython的午睡(143)RPi PicoでM5Stackを挿げ替える

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Joseph Halfmoon

たまたまその上でMicroPythonやっていたというだけで「ソフトウエア制御DMAC」のシーケンサと化していたM5Stackです。折角のM5Stackを単なるシーケンサに使うのはモッタイナイ。そこで今回「シーケンサ」ホストを台数に余裕のあるRaspberry Pi Pico機に変更。M5Stackはお役目から解放。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(181) インダクタンスの自己共振周波数、その2

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Joseph Halfmoon

前回、アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』、2023年12月号で更新が止まっていると気をもんだのですが、どうやら大丈夫みたいです。2024年2月号のQuizの解答がありました。解答があるということは本文もあるのだよね。。。まだ恒例のWebページのURLには本文掲載されていないのだけれど。

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MicroPython的午睡(142)M5Stack、SoftI2Cで無理やりSRAM初期化

SOFTI2Connection
Joseph Halfmoon

前回、MicroPython制御のDMAコントローラもどきにSRAMモジュールを接続。一応、読み書き出来ているのですが、非常に不安定。その嫌疑はIOExpanderを接続しているI2Cバスにかかりました。I2C操作が失敗していることが多いみたいです。まずは信号品質のチェック?そして無理やりSRAMの初期化ができるところまで。 “MicroPython的午睡(142)M5Stack、SoftI2Cで無理やりSRAM初期化” の続きを読む

ブロックを積みながら(143) Scilab/Xcos、信号のルーティング、まとめる、バラす

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Joseph Halfmoon

前回、ベクトルを扱うために先走ってMUXブロックを使ってしまいました。今回からはMUXを含む信号の「ルーティング」用のパレットに含まれるブロックを練習してみたいと思います。スカラーをベクトルにまとめたり、ベクトルをスカラーに分解したり、あるいはベクトルの一部を取り出したりするものども。ついでにGOTOもね。

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MicroPython的午睡(141)M5Stack、SRAMモジュール読み書き、ダメダメよ

M5Stack32KBSRAMmodule_schematic
Joseph Halfmoon

前回、MicroPythonのソフト制御のDMAコントローラ一丁あがりとぬか喜び。早速制御対象のSRAMモジュールを組立。8085風味の8ビット・マルチプレクス・バス接続です。ジャンパ配線多過ぎ。MicroPython制御でメモリに読み書きは出来るみたいなんだけれども信頼性ダメダメ。嫌疑はI2Cバスに。。。

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