今回は、Analog Devices社のお手軽ツールADALM1000(M1K)にスピーカを接続したことがきっかけでソフトウエアのトラブルに遭遇。どうなっているのか混迷の中で、今まで気づいていなかったM1KとAliceソフトウエアの挙動について多少理解したことあり、でも全然トラブルは解決してないんでありますが、トホホ。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(25) M1KとSpeakerで気付く” の続きを読む
鳥なき里のマイコン屋(106) Nuvoton, NUC120 UARTでFT232RL接続
別投稿でIAR様の無償評価版の上限にひっかかってUARTに出力できなかった、と書きましたが、それはUARTが悪いのではなくprintf()などという重い関数を使おうとしたからでした。直接UARTに書き込んでやれば、容量制限など余裕でクリアでUART出力が行えました。その上、前回、釈然としなかった外部12MHzクリスタルを使って。 “鳥なき里のマイコン屋(106) Nuvoton, NUC120 UARTでFT232RL接続” の続きを読む
鳥なき里のマイコン屋(105) Nuvoton、NUC120 Systickを使う
Nuvoton社の若干古いマイコンNUC120の評価ボードをIAR社の無償評価版の開発環境で動かしております。別シリーズ投稿にて無償評価版のサイズ制限キツイのでArmのアセンブラの練習用だ、などとブーたれておりますが、それはそれで、やれることはある、と。まずはマイコン動かすときの基本の一つ、クロックとタイマチック割り込みについてみてみます。 “鳥なき里のマイコン屋(105) Nuvoton、NUC120 Systickを使う” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(27) IARのIDEでArmのアセンブラを
以下の投稿にてNuvoton社の古めの評価ボードNUC120をIAR社の環境で動かすことに成功したのでした。かなりトラブッたあげく。
鳥なき里のマイコン屋(104) Nuvoton、NUC120 Lチカへの遠い道
が、しかし、予想以上に無料評価版ソフトの容量制限キツイです。調子にのって色々周辺回路を動かしてみるつもりだったですが容量辛い。この環境をどう「活用」したものか?
部品屋根性(15) AN Logic社, FPGA
本当はFPGAも多いに取り上げるべきだ、とは思いつつ、FPGAの評価ボードはなかなか手が出ないな~と。ぶちゃけ、最近の「お値打ち」マイコンボードと比べると、FPGAは安いものでも一桁違う。ところが見つけてしまいました極めてお手頃価格な中華FPGAボード、Sipeed社Tang PRiMERボード、AN Logic社のFPGA搭載、であります。
鳥なき里のマイコン屋(104) Nuvoton、NUC120 Lチカへの遠い道
ある会社のMCU、マイコンを「知る」には触ってみるのが一番でありましょう。以前から気になっていた台湾のNuvoton Technology社のマイコン評価ボード、ようやく 1台手にいれました。これで分かるのか?しかし、微妙に不安がよぎるのが、購入できたボードがかなり「古い」製品であること。ううむ、何かトラぶる予感がありありといたします。
部品屋根性(11) DHT11、温湿度センサ
充実の?中華部品キットKuman K4の箱に入っている部品を端から、RISC-V搭載32ビットMCU「GD32VF103で動かしてみて」おります。今回は温湿度センサーDHT-11です。これはメジャー、怪しくない。ただ、Arduinoであればライブラリあり、関数呼べば1発ですが、GD32-SDKではそうはいかないです。とりあえず簡単なドライバ関数を自作して動作を確かめます。 “部品屋根性(11) DHT11、温湿度センサ” の続きを読む
部品屋根性(9) 7セグLED、割り込みでダイナミック駆動
毎度毎度、馬鹿なバグがお約束になっておりますが、へい、今回もやってしまいました。もうデバイスを疑ったりしませんよ、みんな自分が悪いのです。自分で作ってしまうのだけれど、自分では予想していないもの、バグです。さて前回は一桁の7セグLEDでしたが、今回は四桁の7セグLEDです。タイマ割り込みでダイナミック駆動するという趣向。 “部品屋根性(9) 7セグLED、割り込みでダイナミック駆動” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(26) タイマ割り込みをかけながら
前回はソフトウエアループで500Hzの波形を作ってハード的にCPUクロックの速さを「確かめ」ました。しかし、定周期で周辺装置を駆動する場合などは、ソフトでタイミング作っていたのでは他の仕事ができません。そこで今回はタイマと割り込みを使って「同じような」波形を作ってみたいと思います。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(26) タイマ割り込みをかけながら” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(25) 低レベルプログラミングの友、オシロ
問題含みの前々回、第23回で『後で実行クロックを一応実測しておきます』と書いてしまった(?)ので、今回は測ってみました。低レベルプログラミングでは、CPU内蔵のサイクルカウンタ類は勿論、ICEなどの開発ツールが提供する時間計測機能などが活躍するシーンも多いですが、「真実の友」はオシロスコープじゃないかと思います。「見ればわかる」ことは多い。
ぐだぐだ低レベルプログラミング(24) 訂正!GD32VF103、遅かったのは私のバグ
早速の訂正であります。昨日、RISC-V搭載マイコンGD32VF103のメモリアクセス思ったより遅いじゃん、などとディスってしまいましたが、大間違いでした。申し訳ありません。私のバグです。9サイクルと書いていたところ、実際は2サイクルです。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(24) 訂正!GD32VF103、遅かったのは私のバグ” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(23) GD32VF103、メモリアクセスを測る
前回は、RISC-Vのサイクルカウンタを使って、GD32VF103の基本的な実行性能を測ってみました。そこで印象的だったのは、コードはFlashに置かれているのに、分岐しても特に大きな性能低下もなく、毎回きっちり同じ実行時間で処理されていることでした。シングルコア(シングルハードスレッド)のマイコンとしては、良い性質じゃないかと思います。今回は、データに対するメモリアクセスを調べてみます。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(23) GD32VF103、メモリアクセスを測る” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(22) GD32VF103、サイクルカウンタ実測例
前回、GD32VF103のRISC-Vコアのサイクルカウンタを動かせるようになったので、今回は短いコードについて測定してみて感触を確かめたいと思います。「たかが」サイクルカウンタと言っても「高等な」マシンだと、いろいろあったりするので。シンプルなシステムなので素直に使えるとよいなあ。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(22) GD32VF103、サイクルカウンタ実測例” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(21) GD32VF103のサイクルカウンタ辺の実装
「RISC-V原典」を読んだので(といって全部きちんとじゃないですが)、再び、RISC-Vのアセンブラと戯れてみたいと思います。最初の疑問は、「図3.3 ゼロ・レジスタであるx0を利用したRISC-Vの32個の疑似命令」という表に掲げられている rdinstret, rdcycle, rdtimeという3つの「疑似命令」についてです。x86の場合の rdtsc と似たもの共、と言えば「アセンブラ関係者」の方はお分かりと思います。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(21) GD32VF103のサイクルカウンタ辺の実装” の続きを読む